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2020年2月 1日 (土)

新潟県民放子供向け番組放送の推移・昭和編の総括第六回・海外SF・ホラー映画放送史昭和54年~58年

新潟県民放子供向け番組放送の推移・昭和編の総括第六回は、前回に引き続いて「海外SF・ホラー映画放送史昭和54年~58年」です。
昭和53年末時点の新潟県民放のレギュラー映画枠は下記の通りです。
新潟放送(BSN):「月曜ロードショー」(TBS同時ネット、月曜夜九時からの約二時間枠)と土曜深夜の新潟ローカル枠。
新潟総合テレビ(NST):「日曜ロードショー」(日本テレビ系「水曜ロードショー」の時差ネットで土曜夜九時からの約二時間枠)と土曜深夜の新潟ローカル枠。

昭和54年
詳細は調査不足に付き遺憾ながら不明ですが、BSNの映画ローカル枠はこの年にそれまでの土曜深夜から金曜深夜に移動しています。

2月:「キラー・アーンツ」1973年米国(NST日曜ロードショー、2月4日)
   「シャークジョーズ・人喰い鮫の逆襲」1976年米国(BSN金曜深夜、2月9日)
   「オーメン」1976年米国(BSN月曜ロードショー、2月12日) 
   「SF地底大探検」1959年米国(BSN金曜深夜、2月16日) 
   「ドラキュラ'72」1972年英国(BSN金曜深夜、2月23日)
3月:「スターシップSOS!」1978年米国(BSN月曜ロードショー、3月29日) 
4月:「暗闇にベルが鳴る」1974年カナダ(BSN金曜深夜、4月13日) 
   「オルカ」1977年米国(BSN月曜ロードショー、4月16日) 
   「キングコング」1976年米国(BSN月曜午後、4月30日)
5月:「新巨大生物の島」1976年米国(NST日曜ロードショー、5月6日) 
7月:「デアポリカ」1976年イタリア(BSN金曜深夜、7月27日)
8月:「連続スーパーオカルト・謎の連続殺人」1975年米国(BSN月曜ロードショー、8月20日)
   「サイレント・ランニング」1972年米国(BSN金曜深夜、8月24日) 
   「マニトウ」1978年米国(NST日曜ロードショー、8月26日) 
9月:「ドラキュラ復活!血のエクソシズム(二回目の放送)」(NST日曜ロードショー、9月2日)
   「アルゴ探検隊の大冒険(二回目の放送)」(NST日曜ロードショー、9月9日)
   「何がジェーンに起こったか」1962年米国(BSN金曜深夜、9月14日)
   「イルカの日(二回目の放送)」(NST日曜ロードショー、9月16日) 
10月:「サスペリア」1977年イタリア(BSN月曜ロードショー、10月1日) 
12月:「キラー・ビー」1976年米国(NST日曜ロードショー、12月2日) 
    「地底王国」1976年英国(NST土曜深夜、12月8日)
      「ドッグ」1976年米国(NST土曜深夜、12月15日)
    「猿の惑星・征服」1972年米国(BSN金曜深夜、12月28日)

この年は「サスペリア」と「何がジェーンに起こったか」でしょう。
「サスペリア」はこのカテゴリの「昭和54年後半」でも述べましたが、映画を見てその後しばらく悪夢にうなされたのは、私のこれまでの人生で後にも先にもこれ一度きりであります。
夜な夜な解説の萩昌弘さんがにこやかに登場して「ではサスペリアの名場面集をご覧いただきましょう!」と宣言して、数々の名場面が出てくるのです。
まぁしかし、この映画に関してはこの数年後に再見して「なんだこんなもんか」と思って恐怖は既に克服されています。
数年前の確かスターチャンネルの無料放送でこの作品を流していて、私は某巨大掲示板の実況に参加しながら見ていましたけれど、あの色彩感覚と音楽は畏怖すべきところがあるものの肝心のお話はなんかとりとめが無くてイマイチ。
魔女エレナ・マルコスが生徒たちのすぐ横で高いびきで寝ていた意味がわかりませんわw
初見時はクライマックスの「待っていたぞアメリカ娘・・・」でおしっこチビりそうになりましたのに、今見ると失笑してしまいますからね。
こんなババァ、セガールさんならアッという間に首の骨をヘシ折って完勝じゃんとか思いながら見てしまいますわ。
一方、「何がジェーンに起こったか」は「一番怖いのは生きているイカれた人間」の代表例の作品です。
正気を失って果ては完全にイッてしまった白塗りのオバチャンの話であります。
ずっと後年になって見たのですが、いやー凄かったですな・・・
脚の不自由な自分の実の姉(かつての売れっ子女優)をイジメまくる白塗りのキチガイおばちゃんのジェーンタン(子供の頃はスーパーアイドル、のちに女優になるも大根役者で姉と比較されてヤサぐれてアル中一直線)。
かつてのアイドル時代と同じ格好で「天国のパパ」と嬉々として歌うあたりは心底寒気がします・・・。
あのルックスで芸能界にカムバックできると信じ込んでいる様が痛々しく不気味なのであります。
ジェーンタンを演じるベティ・デイビスさんの怪演はまさに必見。
今見ても、所詮は空想の産物に過ぎない「サスペリア」よりも「何がジェーンに起こったか」の方が比較にならん程怖いとです。
もしこの時に見ていたら、白塗りジェーンタンがしばらく夢に出てきたでしょう。
この他に私の気を惹く作品としては「ピンクパンサー2」(NST日曜ロードショー、1月28日)と「カサンドラ・クロス」(NST日曜ロードショー、11月4日)です。
「ピンクパンサー2」はクルーゾー警部の上司であるドレフュス署長がラストでとうとう精神に異常をきたしてしまい、精神病院に強制入院させられてしまいます。
自傷防止用の素材を壁一面に貼った白一色の部屋で拘束衣を着せられ、イモ虫のように転がるドレフュスさんが器用にもつま先にクレヨンを挟んで、白い壁に書きなぐります。
「キル クルーゾー」と。
ケケケケケと完全に正気を失った笑い声、内海賢二さんの吹き替えの演技が凄いとです・・・。
「カサンドラ・クロス」は鉄オタでもある私にとっては、当時のヨーロッパの優等列車の車内の様子とスリルとサスペンスを堪能できる良作でありますな。

昭和55年
1月:「グリズリー」1976年米国(NST金曜深夜、1月4日) 
   「宇宙からの脱出(二回目の放送)」(NST土曜深夜、1月26日)
2月:「ドクター・モローの島」1977年米国(NST日曜ロードショー、2月10日) 
   「最後の猿の惑星」1973年米国(BSN月曜午後、2月11日) 
   「続恐竜の島」1977年英国(NST日曜ロードショー、2月17日) 
   「リーインカーネーション」1975年米国(BSN月曜ロードショー、2月18日)
3月:「SF透明人間大冒険(二度目の放送)」(NST土曜深夜枠、3月8日)
   「エクソシスト」1973年米国(BSN月曜ロードショー、3月31日)
4月:「SF海底都市(二回目の放送)」(BSN金曜深夜、4月25日) 
5月:「宇宙征服・謎の火星探検」1955年米国(BSN土曜午後、5月3日)
   「恐竜の島」1975年英国(BSN金曜深夜、5月23日) 
   「鳥(四回目の放送)」(NST日曜ロードショー、5月25日) 
   「エンブリヨ」1976年米国(NST土曜深夜、5月31日)
6月:「恐竜百万年(三回目の放送)」(BSN金曜深夜、6月20日)
8月:「フランケンシュタイン死美人の復讐」1967年英国(BSN金曜深夜、8月1日) 
   「キャリー」1976年米国(BSN月曜ロードシヨー、8月11日) 
   「ウエストワールド」1973年米国(NST土曜深夜枠、8月16日)
   「改造人間の復讐」1977年米国(BSN金曜深夜、8月29日)
9月:「悪霊の家」1972年仏西合作(BSN金曜深夜、9月5日) 
   「スクワーム」1976年米国(NST日曜ロードショー、9月21日)
10月:「サスペリア2」1975年イタリア(BSN月曜ロードショー、10月6日)

この年は「エクソシスト」と「サスペリア2」、そして「スクワーム」でしょう。
しかし私はこの年の「エクソシスト」は見ていません、前年の「サスペリア」の衝撃と恐怖が凄まじかったのでパスしました。
この作品を見たのはずっと後になってからで、キリスト教の信者ではない私にとっては悪魔ガーと言われてもあまりピンと来ませんな。
世の中、キリスト教他の一神教だけで回っているやないんやで!と申し添えておきたいです。
「サスペリア2」は、この時にかなり腰が引けながら恐る恐る見ました。
でも前作とは一切関係なく、不気味な人形がコケ脅しのキチガイおばちゃんの連続殺人の話。
ラストでペンダントがエレベーターに挟まって、口から白玉団子みたいなのをオエッと吐いて絶命するオバチャン以外はよく覚えていません。
記憶にあまり残っていないのは、まぁそれほど恐怖を感じなかったからなのでしょうな。
「スクワーム」は高圧電流を浴びて凶暴化したミミズやゴカイどもが人間を襲い食い荒らすという話。
ミミズが皮膚を食い破って体内にぐいぐい侵入してまいります。
この種の描写が生理的にダメという方はけして見てはいけませんよ。
私はこういうモノは子供の頃から所詮造り物と思っていたので、面白がって見ていましたけれど。
この他に私の気を惹く作品としては、「ダーティハリー2」(NST水曜深夜、1月2日)、「燃えよドラゴン」(NST木曜深夜、1月3日、「キャノンボール」(NST日曜ロードショー、1月20日、「ピンクパンサー3」(BSN月曜ロードショー、4月7日)といったところ。
「ダーティハリー2」と「燃えよドラゴン」は年始特別編成とはいえ深夜に流すような映画ではないのですが、そこは新潟の民放二局時代の悲しさで全国同時ネットされていない映画枠で放送された作品については、こういう特別深夜枠で流すより他に道無しだったのです。
なお、この時点で新潟県では「ダーティハリー」第一作は放送されていません。
「ピンクパンサー3」は前作「ピンクパンサー2」のラストでとうとう精神に異常をきたしたドレフュス署長が精神病院を脱走して世界征服を企てる話。
前作に引き続き、ドレフュスの吹き替えの内海賢二さんの怪演が相変わらず物凄かったとです。

昭和56年
この年の4月に新潟県第三の民放「テレビ新潟」(TNN)が開局しました。
TNN開局によって、これまでNSTで日曜夜に時差ネット放送していた日本テレビ系「水曜ロードショー」はTNNでの同時ネット放送に変更されています。
それによって空いたNSTの日曜夜九時からの二時間枠にはテレビ朝日系の「日曜洋画劇場」が新たに入っています。
これで新潟でも淀川長冶さんの名調子を聞けるようになりました。
新潟ローカル枠では、NSTの土曜深夜枠が消滅した一方でTNNが金曜深夜に映画枠を設けています。

1月:「ミクロの決死圏(四回目の放送)」(BSN金曜深夜、1月16日)
   「2200年スペースパニック」(NST日曜ロードショー、1月18日)
2月:「オーメン(二回目の放送)」(BSN月曜ロードショー、2月2日) 
   「オーメン2」1978年米国(BSN月曜ロードショー、2月9日)
3月:「フューリー」1978年米国(BSN月曜ロードショー、3月16日) 
   「家」1976年米国(BSN月曜ロードショー、3月23日) 
   「世界が燃えつきる日(二回目の放送)」(NST日曜ロードショー、3月29日)
4月:「レガシー」1978年米英合作(BSN月曜ロードショー、4月27日)
5月:「ドクター・モリスの島フィッシュマン」1979年イタリア(NST日曜洋画劇場、5月3日)
   「ハロウィン」1978年米国(BSN月曜ロードショー、5月11日)
   「ザ・カー」1977年米国(TNN水曜ロードショー、5月13日)
   「キラー・グリズリー」1977年米国(TNN土曜午後、5月30日)
6月:「悪魔の追跡(二回目の放送)」(BSN月曜ロードショー、6月1日) 
   「呪いの人形」1976年カナダ(BSN金曜深夜、6月5日) 
   「バットマン」1966年米国(BSN金曜深夜枠、6月19日)
7月:「呪われた美人学生寮」1978年米国(TNN土曜午後、7月4日) 
   「オードリー・ローズ」1977年米国(NST日曜洋画劇場、7月6日) 
   「魚が出てきた日(二回目の放送)」(BSN金曜深夜、7月24日)
8月:「禁断の惑星(三回目の放送)」(TNN土曜午後、8月15日) 
   「アトランティス7つの海底都市」1978年英国(NST日曜洋画劇場、8月16日)
   「悪魔の赤ちゃん」1974年米国(NST日曜洋画劇場、8月23日)
9月:「宇宙水爆戦」1955年米国(TNN金曜深夜、9月11日) 
   「ジョーズ」1975年米国(TNN水曜ロードショー、9月30日)
10月:「ザ・チャイルド(二回目の放送)」(TNN金曜深夜、10月23日) 
    「2001年宇宙の旅」1968年米国(NST日曜洋画劇場、10月25日)
    「ファンタズム」1979年米国(BSN月曜ロードショー、10月26日)
11月:「キングコング」1933年米国(BSN日曜午後、11月8日) 
    「エクソシスト2」1977年米国(BSN月曜ロードショー、11月9日)
12月:「サスペリア(二度目の放送)」(BSN日曜午後、12月6日) 
    「サスペリア2(二度目の放送)」(BSN日曜午後、12月13日)
    「リーインカーネーション(二回目の放送)」(BSN日曜午後、12月20日) 
    「キャリー(二回目の放送)」(BSN日曜午後、12月27日) 
    「ファイナルカウントダウン」1980年米国(NST木曜深夜、12月31日)

この年は「ジョーズ」と「2001年宇宙の旅」、「ファンタズム」、そして「ファイナルカウントダウン」でしょう。
「ジョーズ」は何回見ても見飽きることの無い、人間と巨大人食い鮫の壮絶な死闘。
実際にはフネに体当たりしたりのしかかってくるような鮫はいないので荒唐無稽な話なのですが、それでも失笑せずに画面に見入ってしまうのはやはりスピルバーグ監督の冴え渡る演出の技ゆえなのでしょう。
「2001年宇宙の旅」は、派手な宇宙モノだと思って見始めた当時の私は話が地味過ぎてかなりガッカリ。
内容も子供には理解できない難解なもので、「ああよく出来ているなぁ」と感心しながら見れるようになったのは大人になってからです。
「ファンタズム」は現実と妄想と異界の境界線上を彷徨っているかのような異様な雰囲気が特徴ですな。
ラストのトールマンさん「来るんだぁ~」には唖然かつ戦慄させられましたわ。
「ファイナルカウントダウン」は、筋立ては正直ありきたりのタイムスリップ物で少々物足りないのですが、当時新鋭の米海軍原子力空母「ニミッツ」の姿を心行くまで堪能できます。
艦載機も全部本物で、中盤のF-14対ゼロ戦の空中戦にはワタクシ日本人でありながらF-14カッコ良い!と声援を送ってしまいます。
この年で他に私の気を惹く作品は「マラソンマン」(BSN金曜深夜、2月20日)です。
歯の痛覚を利用したナチス残党の拷問のやり口はリアル過ぎて背筋が寒くなります・・・。

昭和57年
1月:「スペース・レイダース」(TNN水曜ロードショー、1月27日)
2月:「ドクター・モローの島(二回目の放送)」(TNN水曜ロードショー、2月3日) 
   「悪魔の棲む家」(TNN水曜ロードショー、2月10日)
3月:「ピラニア」(BSN月曜ロードシヨー、3月15日)
4月:「SF恐怖の頭脳交換(二回目の放送)」(BSN金曜深夜、4月2日) 
   「SF地球爆破作戦(二回目の放送)」(BSN金曜深夜、4月9日)
5月:「スウォーム」(NST日曜洋画劇場、5月16日) 
   「キングコング(1976年版、二回目の放送)」(BSN月曜ロードショー、5月31日)
6月:「オルカ(二回目の放送)」(TNN水曜ロードショー、6月9日) 
      「黒い絨毯(二回目の放送)」(TNN水曜ロードショー、6月16日)
7月:「アリゲーター」(BSN月曜ロードショー、7月12日) 
      「ネモ船長と海底都市(三回目の放送)」(NST日曜洋画劇場、7月25日)
8月:「ドラキュラ狙われた美女の生血!恐怖のコウモリ伯爵」1979年米国(NST日曜洋画劇場、8月1日) 
      「ハウリング」(TNN水曜ロードショー、8月11日
      「2300年未来への旅」(NST金曜夕方、8月13日)
     「アニマル大戦争」1977年米国(NST日曜洋画劇場、8月22日)
9月:「ザ・ディープ」(NST日曜洋画劇場、9月26日) 
      「ジョーズ2」(TNN水曜ロードショー、9月29日)
10月:「エレファントマン」(BSN月曜ロードシヨー、10月4日) 
        「未知との遭遇」(NST日曜洋画劇場、10月10日) 
        「テンタクルズ」(BSN月曜ロードショー、10月11日)
       「バラクーダ」(BSN月曜ロードショー、10月18日)
       「フラッシュ・ゴードン」(TNN水曜ロードショー、10月20日)
       「ニューヨーク1997」(TNN水曜ロードショー、10月27日)
11月:「エイリアン」(TNN水曜ロードショー、11月3日)
       「未来世界」1976年米国(TNN水曜ロードショー、11月10日)
12月:「地球は壊滅する(二回目の放送)」(NST日曜洋画劇場、12月26日) 

この年は「エレファントマン」と「エイリアン」でしょう。
「エレファントマン」には泣けました、ホントに泣きました。
彼が窒息して死ぬのを覚悟で横になって安らかに眠るラストはもう号泣してしまいました。
映画であれだけ泣いてしまうとは後にも先にもこれだけですわ。 
「エイリアン」はあの終始陰鬱なムードと暗い画面、救いの無い展開、従来はかっこいいエリートが多かった宇宙船乗りが、この作品では単なる労働者に過ぎないというのも瞠目すべき点でしょう。
なお「未知との遭遇」に関しては、私はこの当時から人間と異星人の仲良しゴッコが嫌いなので初見以来まともに見ていません。
価値感も文明度も違いすぎるのに皆仲良しとかあり得ない話だと昔から思っているので。
この年で他に私の気を惹く作品は「地獄の黙示録」(TNN水曜ロードショー、3月31日)と「マッドマックス」(TNN水曜ロードショー、4月14日)です。
「マッドマックス」は「北斗の拳」の元ネタとされている作品ですが、この第一作は二作目のような笑える場面がなく終始緊迫感と悲壮感に溢れていますな。
「地獄の黙示録」は前述の「2001年宇宙の旅」同様に初見時は内容が理解できませんでした。
まだ子供でしたしね、理解できるようになったのは大人になってからです。
有能だけれども尋常ではない独特の価値感を持って戦場に赴くキルゴア中佐、ああいうタイプは戦場では死なないですな、部下たちは死屍累々でしょうけど。
一方有能で人格者であったが故に正気を失った、ある意味聖人のカーツ大佐。
初見時はカーツの異様さだけが印象に残りましたっけ。
ワーグナーの「ワルキューレの騎行」を高らかに奏でながら突撃する騎兵部隊、退屈と狂乱が同居する河川哨戒艇の日常も必見です。
  
昭和58年
この年の10月に新潟県第四の民放「新潟テレビ21」(NT21)が開局しました。
これに伴い、これまでNSTが同時ネットで放送していた「日曜洋画劇場」がNT21に移籍しています。
またNSTは土曜夜九時からの「土曜ワイド劇場」のNT21への移籍に伴って、その後枠で「ゴールデン洋画劇場」の同時ネット放送を開始しました。
これによって10月からはテレビ朝日系の「日曜洋画劇場」(NT21)、TBS系の「月曜ロードショー」(BSN)、日本テレビ系の「水曜ロードショー」(TNN)、フジテレビ系の「ゴールデン洋画劇場」(NST)の主要キー局ゴールデンタイムの映画枠がようやく全て視聴可能になっています。
またローカル枠ではBSNの金曜深夜枠が土曜深夜枠に変更されています。

1月:「宇宙からの脱出(三回目の放送)」(BSN水曜深夜、1月5日)
3月:「エクソシスト2(二回目の放送)」(BSN月曜ロードショー、3月7日) 
      「巨大蟻の帝国」(TNN水曜ロードショー、3月16日) 
4月:「オーメン最後の闘争」(TNN水曜ロードショー、4月6日) 
      「猿の惑星(三回目の放送)」(TNN水曜ロードショー、4月27日)
5月:「ドクター・モリスの島フィッシュマン(二度目の放送)」(NST日曜洋画劇場、5月29日)
6月:「オーメン2(二回目の放送)」(TNN水曜ロードショー、6月22日) 
      「燃える昆虫軍団(二回目の放送)」(NST日曜洋画劇場、6月26日)
7月:「アトランティス7つの海底都市(二回目の放送)」(NST日曜洋画劇場、7月10日) 
      「続・猿の惑星(二回目の放送)」(TNN水曜ロードショー、7月20日)
8月:「13日の金曜日」(NST日曜洋画劇場、8月21日)
9月:「地球に落ちてきた男」1977年英国(BSN土曜深夜、9月3日)
10月:「宇宙の7人スペース大戦争」(NT21日曜洋画劇場、10月2日) 
        「スターウォーズ」(TNN水曜ロードショー、10月5日) 
        「ドッグ(二回目の放送)」(BSN土曜深夜、10月8日) 
        「スーパーマン」1978年米国(NT21日曜洋画劇場、10月9日)
    「恐竜の島(二回目の放送)」(BSN土曜深夜、10月22日) 
    「エレファントマン(二回目の放送)」(BSN月曜ロードショー、10月31日)
11月:「狼男アメリカン」(TNN水曜ロードショー、11月2日)
12月:「グリズリー(二回目の放送)」(BSN土曜深夜、12月10日) 
    「宇宙空母ギャラクチカ」(TNN水曜ロードショー、12月21日) 

この年はやはり「13日の金曜日」でしょうな。
後のシリーズのジェイソン無双には失笑してしまうのですが、この第一作目だけは違いますな。
わが子を亡くした罪の意識から、いつしかわが子の人格をその心に宿すようになったキチガイママさんは怖いとです。
前述の「何がジェーンに起こったか」同様に、世の中一番怖いのは「正気を失った生きてる人間」なのです。
なお「スターウォーズ」に関しては、私はこの当時から何故か生理的にダメだったので今日に至るまでまともに見たことはありません。
この年で他に私の気を惹く作品は「ロッキー」(BSN月曜ロードショー、10月3日)と「Uボート」(NSTゴールデン洋画劇場、10月8日)です。
「ロッキー」は今見ると展開がベタベタなのですが、あのテーマ曲でもうテンションが上がりっ放しになりますな。
「Uボート」はあのジブラルタル強行突破を奇跡的に成し遂げた直後に、港で空襲に遭い皆やられてしまうというあまりに無常な展開に初見時は呆然としてしまいましたっけ。
こちらも「ロッキー」同様に音楽がカッコ良くて、私はドイツ製のサントラCDを所有しておりよく聴きます。

今回はここまで、次回は昭和編の総括第七回・海外SF・ホラー映画放送史昭和59年-64年です。
ではまた。

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