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2020年1月25日 (土)

新潟県民放子供向け番組放送の推移・昭和編の総括第五回・海外SF・ホラー映画放送史昭和49年~53年

新潟県民放子供向け番組放送の推移・昭和編の総括第五回は、前回に引き続いて「海外SF・ホラー映画放送史昭和49年~53年」です。

昭和48年末時点の新潟県民放のレギュー映画枠は下記の通りです。
新潟放送(BSN):「月曜ロードショー」(TBS同時ネット、月曜夜九時からの約二時間枠)と土曜深夜の新潟ローカル枠。
新潟総合テレビ(NST):「土曜映画劇場」(NET同時ネットで土曜夜九時からの約一時間半枠)と土曜深夜の新潟ローカル枠。

昭和49年
この年の2月から6月までSF・ホラー系作品の放送が無いのは、やはりオイルショックによる暗い世相ゆえでしょうか。
またこの年の前半は、オイルショックの影響からかBSN、NST共に土曜深夜の映画枠が一時消滅しています。
NSTの枠は7月時点で再開を確認、BSNでは10月からの再開を確認しています。

1月:「渚にて(二回目の放送)」(BSN日曜夕方、1月6日) 
   「SF地球最後の危機」1972年米国・TVムービー(NST土曜映画劇場、1月26日)
   「呪いの連続殺人・骸骨」1965年英国(BSN日曜夕方、1月27日) 
   「怪奇な恋の物語」1969年伊(BSN月曜ロードショー、1月28日)
7月:「世にも怪奇な物語(二回目の放送)」(BSN月曜ロードショー、7月15日) 
   「サイボーグ大作戦」1973年米国・TVドラマ「600万ドルの男」のパイロット版(NST土曜映画劇場、7月20日)
8月:「SF海底都市」1971年米国(NST土曜映画劇場、8月3日) 
    「ミクロの決死圏」1966年米国(NST土曜深夜、8月10日) 
   「怪奇!戦慄の怪人」1973年米国・TVムービー(NST土曜映画劇場、8月17日) 
   「SF最後の海底恐竜(二回目の放送)」(NST土曜映画劇場、8月31日)
9月:「ウィラード」1971年米国(NST土曜映画劇場、9月23日)
11月:「続・猿の惑星」1970年米国(BSN月曜ロードショー、11月18日) 
    「恐竜時代」1971年英国(NST土曜映画劇場、11月23日) 
    「黒い絨毯」(BSN土曜深夜、11月23日) 
    「ドラキュラ復活 血のエクソシズム」1970年英国(NST土曜深夜、11月30日)

この年で私の気を引くのは「ミクロの決死圏」「ウィラード」「続・猿の惑星」「ドラキュラ復活 血のエクソシズム」でしょうか。
「ウィラード」は作品の雰囲気が凄く暗くて、ラストも主人公が愛するネズミに裏切られるという救いのない結末。
見たのは後年でこの時ではないと思いますが、凄くイヤな後味でしたなぁ。
また他に私の気を引く作品としては、「フレンチコネクション」(NST月曜深夜、12月30日)と「グレートレース」(NST大晦日と元日深夜の前後編)です。
「フレンチコネクション」は、逃げる暗殺犯を追ってクルマで追跡するポパイ刑事、あの場面でもうご飯何杯でもイケます。
あれだけスリリングなカーチェイスは他の追随を許しませんな。
「グレートレース」は、抱腹絶倒の自動車レースモノです。
ジャック・レモン演じるおバカなフェイト教授無双であります。
物語後半の、登場人物総ブチギレしての壮烈なパイ投げ合戦は必見。
・・・しかし「フレンチコネクション」も「グレートレース」も年末年始とはいえ深夜にコッソリやる映画じゃないのよね。
ゴールデンタイムにやって当たり前の作品です。
もしかしたら、この当時新潟で同時ネットしていない「水曜ロードショー」(日本テレビ)、「ゴールデン洋画劇場」(フジ)、「日曜洋画劇場」(NET)とNSTの新潟ローカル枠は時差ネット的な関係にあったのかもしれませんが。
「フレンチコネクション」の場合、日本のテレビ初放送は「ゴールデン洋画劇場」でこの年の10月、「グレートレース」は「日曜洋画劇場」でこの年の6月なのです。

昭和50年
2月:「戦慄の悪魔払い」(NST土曜映画劇場、2月15日) 
   「80万年後の世界へ タイムマシン」(BSN日曜夕方、2月16日)
3月:「アンドロメダ・・・」1971年米国(BSN金曜午後、3月21日)
   「SF赤ちゃんよ永遠に」1972年英国(BSN土曜午後、3月22日)
5月:「宇宙からの脱出」1969年米国(NST土曜映画劇場、5月3日・5月10日)
   「ドラキュラ血の味」1970年英国(BSN土曜午後、5月10日)
6月:「怪奇な恋の物語(二回目)」(BSN日曜夕方、6月15日) 
   「ネモ船長と海底都市」1969年英国(NST土曜深夜、6月28日)
7月:「ミクロの決死圏(二回目)」(BSN土曜深夜、7月26日)
9月:「恐怖の生き埋葬」(NST土曜映画劇場、9月20日)
10月:「SF惑星からの侵略」1965年英国(NST土曜深夜、10月4日) 
    「謎の大陸アトランティス」1961年米国(NST土曜深夜、10月18日)
11月:「ドラキュラ・吸血のデアポリカ」1979年伊(BSN土曜深夜枠、11月22日)
    「SF最後の脱出・地球が死滅するとき」(NST土曜深夜、11月22日)
    「アルゴ探検隊の大冒険」1963年米国(BSN土曜深夜、11月29日)
12月:「恐竜グワンジ」1969年米国(NST土曜映画劇場、12月27日)

以前はB級SFやホラー映画をよくやっていたNSTの土曜映画劇場も、この頃になるとだいぶ寂しくなっています。
「恐竜グワンジ」は見たことかありますが、後半になるまで恐竜が姿を見せないので幼児にはつまらない話でしたわ。
この年の私の気を惹く作品としては、「マンハッタン無宿」(NST日曜深夜、11月23日)ぐらい。
クリント・イーストウッド主演で「ダーティハリー」の原型的な作品ですが、話そのものは退屈。
若き日のイーストウッド氏のカッコ良さをひたすら堪能する作品であります。

昭和51年
この年の4月から、NSTで「日曜ロードショー」(日曜夜九時からの約二時間枠)が放送を開始しました。
この枠は日本テレビ系「水曜ロードショー」の時差ネット番組です。

1月:「殺人ブルドーザー」1974年米国(NST土曜映画劇場、1月3日)
   「激突!」1971年米国(NST土曜深夜、1月3日)
   「華氏451(二回目の放送)」(NST土曜深夜枠、1月10日) 
3月:「SF地球爆破作戦」1970年米国(BSN土曜午後、3月6日) 
   「恐竜百万年(二回目の放送)」(NST土曜映画劇場、3月27日) 
4月:「SFオメガマン」1971年米国(NST土曜深夜、4月3日) 
6月:「悪魔の虚像」1970年英国(NST土曜深夜、6月26日)
7月:「SF恐竜の国・失われた世界(二回目の放送)」(NST土曜深夜、7月24日) 
   「SF恐怖の密室」1968年スペイン(NST土曜映画劇場、7月31日)
8月:「ウィラード(二回目の放送)」(NST日曜ロードショー、8月1日)
   「SF恐怖の頭脳交換」1970年米国(NST土曜深夜、8月7日)
   「ベン」1973年米国(NST日曜ロードショー、8月8日)
   「人食いアメーバの恐怖No2」1972年米国(NST日曜ロードショー、8月15日)
   「SF透明人間大冒険」1970年イタリア(NST日曜ロードショー、8月29日)
9月:「地底の原始人キングゴリラ」1970年米国(NST土曜映画劇場、9月11日)
11月:「猿の惑星(二回目の放送)」(BSN月曜ロードショー、11月22日)
12月:「帰ってきたドラキュラ」1968年英国(NST土曜深夜、12月18日)

海外B級SF・ホラー作品の放送はかつてはNSTの「土曜映画劇場」の独断場でしたけれど、この年には新参の「日曜ロードショー」にすっかりお株を奪われた格好ですな。
この年は私的に「激突!」と「人食いアメーバの恐怖No2」、この二本に尽きます。
「激突!」は1980年代末に初めて見ましたけれど、田舎道で巨大トレーラーに煽りまくられるあのリアルな恐怖。
今でも田舎道を走ると、ああいうのが追いかけて来はしまいかと不安が脳裏によぎることが間々あります。
「人食いアメーバの恐怖No2」は、前作「人食いアメーバの恐怖」か恐ろしかったのに、この「No2」ではさらにグロテスクな描写(理髪店でシャンプー中に頭をアメーバに食われるおっちゃんとか)で、真夏の夜に特別扱い(我が家の当時のルールで子供の夜九時以降のテレビ視聴禁止)で見て気分が悪くなるほど怖かったとです・・・。
この作品はコメディタッチとよく言われますが、幼少の私にとっては恐怖以外の何モノでもございませんでしたわ。
他に私の気を惹く作品は、「荒野のストレンジャー」(NST土曜深夜、1月24日) 、「ピンクパンサー」(BSN土曜深夜、3月27日)、「暗闇でドッキリ」(BSN土曜深夜、4月3日)、「白い肌の異常な夜」(BSN土曜深夜、4月24日)、「真昼の死闘」(NST土曜映画劇場、6月12日)といったところです。
クリント・イーストウッドのファンの私としては、「荒野のストレンジャー」「白い肌の異常な夜」「真昼の死闘」は見逃せないところ。
オカルトタッチの「ストレンジャー」、シスターたちの秘めた欲望が怖すぎる「白い肌」、コミカルタッチの「死闘」、それぞれ色合いが違っています。

昭和52年
この年は6月末をもってNST土曜夜の「土曜映画劇場」が終了、後番組は「土曜ワイド劇場」です。
前年の「日曜ロードショー」で映画放送のレギュラー枠が一つ増えた新潟県民放ですが、これでまた昭和50年4月以前の枠数に戻ってしまいました。

1月:「決死圏SOS宇宙船(二回目の放送)」(BSN土曜深夜、1月22日)
   「恐怖の館 ディアボロ博士の大予言」1966年英国(NST土曜映画劇場、1月29日)
2月:「人食いアメーバの恐怖(二回目の放送)」(NST木曜深夜、2月10日) 
3月:「ドラゴン対7人の吸血鬼」(NST土曜映画劇場、3月5日)
   「魔像ゴーレム呪いの影」1966年英国(NST土曜映画劇場、3月19日)
   「イルカの日」1973年米国(BSN土曜深夜、3月19日)
5月:「SF巨大生物の島(二回目の放送)」(NST日曜ロードショー、5月22日) 
   「ミクロの決死圏(三回目の放送)」(NST日曜ロードショー、5月29日)
6月:「未来惑星ザルドス」1974年英国(NST日曜ロードショー、6月5日) 
   「怪奇!超自然の眼」1972年米国(NST土曜映画劇場、6月11日) 
   「600万ドルの男」(TVシリーズ「600万ドルの男」パイロット版3本のうちの1本)(NST土曜映画劇場最終回、6月25日)
7月:「吸血の群れ」1972年米国(NST日曜ロードショー、7月17日) 
   「世にも怪奇な物語(三回目の放送)」(NST日曜ロードショー、7月31日)
9月:「恐怖の人喰い植物・人類SOS(二回目の放送)」(BSN月曜ロードショー、9月12日) 
   「海底2万マイル2・地底人間の謎」1973年伊西仏合作TVシリーズ(NST日曜ロードショー、9月25日)
10月:「まごころを君に」1968年米国(BSN土曜深夜、10月1日)
    「SF未来戦争・潜航大作戦」(NST日曜ロードショー、10月16日) 
11月:「アンドロメダ・・・(二回目の放送)」(BSN土曜深夜、11月5日) 
12月:「フランケンシュタイン恐怖の生体実験」1969年英国(BSN土曜深夜、12月10日)

「ドラゴン対7人の吸血鬼」はこの時、母に土下座モノで頼んで見せてもらいました。
なぜならばブルース・リーとクリストファー・リーのリー対決が見られる!と頭の弱い子供の私は思い込んでいたからです。
しかし始まってみると、どちらのリーも出てこずにひどく失望した思い出がありますわ。
善玉側がけっこうすぐに噛まれて吸血鬼になっちゃったりするし、土下座してまで見せてもらう映画じゃなかったなぁ。
この年で他に私の気を惹くのは、「ジャッカルの日」(NST日曜ロードショー、5月1日)」、「フレンチコネクション2」(NST土曜深夜、6月25日)、「MASH」(NST土曜深夜、8月16日)というあたりです。
「フレンチコネクション2」と「MASH」は土曜深夜にひっそりと流す映画ではないはずですが、前回で触れたように新潟では放送していない他の映画枠(「日曜洋画劇場」や「ゴールデン洋画劇場」)との関係性があるのかどうかですな。
「フレンチコネクション2」はポパイ刑事とフランス人のカルチャーギャップと、敵に捕まってクスリ漬けにされてヘロヘロのポパイ刑事の痛々しさ、「MASH」はもう悪ふざけが過ぎるとですよ、エロ過ぎるホットリップスおばちゃん萌えw
「オレ、ホモになっちゃったみたいだから自殺するわ」は現在ではヘイトサベツ案件で火達磨にされそうな話です。

昭和53年
1月:「SFネモ船長と海底都市(二回目の放送)」(NST日曜ロードショー、1月22日)
2月:「激突!(二回目の放送)」(BSN土曜深夜、2月18日)
6月:「ベン(二回目の放送)」(NST日曜ロードショー、6月11日) 
   「悪魔の追跡」1975年米国(BSN月曜ロードショー、6月26日)
7月:「禁断の惑星(二回目の放送)」(NST日曜ロードショー、7月16日)
   「惑星からの侵略(二回目の放送)」(NST日曜ロードショー、7月23日)
8月:「地球の危機」1961年米国(NST土曜深夜、8月5日)
   「人食いアメーバの恐怖(三回目の放送)」(NST日曜ロードショー、8月6日)
9月:「燃える昆虫軍団」1975年米国(NST日曜ロードショー、9月3日)
   「ヘルハウス」1973年米国(BSN月曜ロードショー、9月4日)
   「鳥(三回目の放送)」(NST金曜深夜、9月22日) 
10月:「巨大グモ軍団の襲撃」1977年米国(NST土曜深夜、10月7日) 
    「世界が燃えつきる日」1977年米国(BSN月曜ロードショー、10月9日)
    「ザ・チャイルド」1976年スペイン(BSN月曜ロードショー、10月23日)
11月:「第四次宇宙戦争」1977年カナダ(NST土曜深夜、11月4日)
    「新エクソシスト」1973年イタリア(NST土曜深夜、11月11日)
12月:「パニック・オブ・タランチュラ」1977年米国(NST日曜ロードショー、12月10日)

この年は「悪魔の追跡」と「燃える昆虫軍団」ですな。
「悪魔の追跡」は邪悪なカルト教団に追跡される一家の話で、ラストは逃げ切れずにキチガイどもに囲まれてしまいます・・・
怪物よりもこういう話の方がずっと怖いとです。
「燃える昆虫軍団」はホント、ゾッとします。
不気味な音楽(と言えるのかどうか)が流れ続ける極めて陰鬱なムード、地割れの中から湧き出してくるゴキブリのようなムシムシ大行進、完全に正気を失っている主人公のおっちゃん。
実にイヤな映画でした、でも今見たら失笑しちゃうんだろうなぁきっと。

今回はここまで、次回は昭和編の総括第六回「海外SF・ホラー放送史昭和54年-58年」の予定です。
ではまた。

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