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2011年2月20日 (日)

十日町駅(飯山線・北越急行ほくほく線)

本日の駅紹介は飯山線/北越急行ほくほく線・十日町駅

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JRの十日町駅駅名標

新潟県十日町市に所在する有人駅で、飯山線の駅としては昭和2年(1927年)11月15日、ほくほく線の駅としては平成9年(1997年)3月22日の開業です。
飯山線の駅としての開業時は中魚沼郡十日町の所在で、同町はその後昭和29年に近隣諸村と合併して市制を施行し、平成17年に中魚沼郡及び東頸城郡の近隣町村と合併して市域を大幅に拡大し現在に至ります。

十日町駅はまず越後川口駅からの国鉄線の行き止まりの駅として開業した後、昭和4年に当時の飯山鉄道が全通して当駅に乗り入れ、更に昭和19年に飯山鉄道が国有化されるという経緯があり、駅構内は国鉄ローカル線と地方私鉄の折衷型とも言うべき独特の佇まいです。
そんなどこか懐かしさを覚える、小さく纏まった地上駅西側には新幹線のそれと見まごうようなほくほく線の立派な高架駅が置かれていて、双方の駅のギャップが大きいのも当駅の特徴であり異様なところであります。
また現在こそ特急「はくたか」が頻発運転されているほくほく線も、2014年3月以降はローカル輸送用の普通列車しか走らなくなる定め・・・。
鉄道駅としては新人同然でありながらこれから「長い余生」を送らねばならない若隠居の寂しさを強く感じさせるのです。
なお、新潟県内20市の内、新潟市と鉄道の無い佐渡市以外の18市中、市内駅と新潟駅との間に直通列車が無いのは魚沼市と当市のみ。
魚沼市は上越新幹線浦佐駅がごく至近にありますから、対新潟駅直通列車が事実上皆無なのは十日町駅のみなのであります。
飯山線が非電化の為に車両面で直通列車運行が難しい事、直通列車を設定するよりは新幹線長岡乗り継ぎの方が会社に美味しいであろう事、またそもそも県都-十日町地域の公共交通直通需要がさほど大きくはない事(高速バスは一日五往復)、そして当然の事ながら鉄道やバスよりはクルマの方が便利などなど、色々な事情が絡んでの事だと推測しますけれど、直通は無理でも新幹線接続で長岡-十日町間に快速を走らせてもいいんじゃない?(数時間に一本でもいいから)と外野席から見ていて思うところ大なのですが・・・。

JR東日本によると、2009年度の十日町駅一日平均乗車人員は624人で同社新潟県内有人75駅中51位。
信越線・羽生田駅より幾らか少ないレベルで、人口6万人弱の都市の中心駅のそれとしては少々寂しく・・・。
しかしよくよく考えてみれば現在の飯山線の過疎に過ぎるダイヤ(越後川口-当駅間一日10往復、当駅-長野方間同8往復)の割には・・・と思えなくも無し、がしかし・・・。
十日町市史によると昭和40年の当駅一日平均乗車人員は2,346人で、貨物取扱い量は一日平均194トン。今日とは隔世の感!
気動車準急「野沢」(長野-長岡間)と「うおの」(当駅-新潟間)が好評を博していた頃の話です。
あのこじんまりとした駅構内がそれだけの人とモノ、そして優等列車で賑わっていたと思うと、今の駅の平日朝夕以外の人気の無さはやはり寂しい・・・。
なお、ほくほく線駅の乗車人員は資料に行き当たる事が出来なかったので不明ですが、JRと合わせれば一日平均乗車人員は四桁に届いているのでは?と期待しつつ推測する次第。

十日町駅東口駅舎
十日町駅駅舎(東口)の様子、2010年5月撮影。
建築財産票は見当たらなかったのですが、資料によれば昭和40年12月改築との事。
昭和30~40年代改築の地方中堅駅の標準的スタイルですが、線内有数の都市玄関駅にして飯山駅と並び旅客・運転共に拠点駅である為か一部二階建てです。
撮影は日曜の朝でしたが、タクシーは7台待機中で飯山線とほくほく線沿線以外は公共交通機関が不便な当地域の事情を反映しているよう。
なお駅前バス停は画像右側にあり、越後交通の飯山線並行(津南行)路線は毎時ほぼ1本が運行されていて飯山線より遥かに利便性大。
飯山線駅巡りはこのバス路線と絡めたスケジュール作りが何より肝要です。
また本数は少ないもののほくほく線まつだい方面行もあります。
小千谷本町経由長岡行きは後述の国道側に発着ですので利用の際は要注意。
駅から国道までは徒歩5分程です。

十日町駅東口駅舎内部その1
十日町駅東口駅舎内部その2
駅舎内部の様子、2010年5月撮影。
日曜の朝9時前はこんなガランとした様子、私以外に人影は無し。
それもその筈で飯山線の次発戸狩野沢行きは11:19発、越後川口行きは12:24発なのです。
あと二時間以上も定期列車の出発が無い・・・。
下の画は待合室内。以前訪問した時はキオスクがあり、人も多くて撮影を断念したものでしたが今はこんな感じに・・・。
時間帯は明記されていませんでしたが夜間は締め切りとの表示。
画像右奥にあるのは「ペレットストープ」で、市の施策としてこのストーブの普及を市の助成金付きで図っているとの事。
不用木を原料とした木質ペレットを燃料として使い、灯油型よりCO2排出が少なく地球に優しいのだとか。
なおトイレは駅構内外にあり、両方共に水洗です。

十日町駅の1番ホームその1
1番ホーム上屋下の様子、2010年5月撮影。
画像右側手前の旧精算所が目を惹きます。
今は精算も改札でやれますからね、利用客が少ないから・・・。

十日町駅の1番ホームその2
1番ホームの越後川口方から見た構内、2005年5月撮影。
このホームは多分国鉄線として開業当時からのものなのではないかと推測しますが果たして?
駅掲示の時刻表をよく見てこなかったのが今となっては慙愧の極みなのですが、うろ覚えではこの1番ホーム発着の列車はかなり少なかったような?
留置線を兼用している印象です。

十日町駅の1番ホームその3
同じくホーム端から越後川口方を見通す、2005年5月撮影。
画像左側に保線車両の車庫が見えます。

十日町駅の1番ホームその4
1番ホームの跨線橋手前から森宮野原方を見る、2010年5月撮影。
隣の島式ホームにはキハ110系気動車の戸狩野沢行と越後川口行が発車待ち。
時刻は8:12。
平日ならば構内は学生多数で、飯山線十日町駅が最も賑やかな時間帯でしょう。

十日町駅の跨線橋
跨線橋内部の様子、2011年5月撮影。
線区の中心駅、市の玄関駅のそれとしては手狭な印象。

跨線橋上から見た構内その1
跨線橋上から構内の森宮野原方を見る、2005年5月撮影。

跨線橋上から見た構内その2
同じく構内の越後川口方を見る、2005年5月撮影。
2本のホームは千鳥配置。

十日町駅の島式ホームその1
島式ホームの森宮野原方から見た構内、2005年5月撮影。
どことなく歪さを感じさせる島式ホームの形状は、当駅構内の地方私鉄と国鉄ローカル型の折衷型の証と申せましょうか。

十日町駅の島式ホームその2
島式ホーム端から森宮野原方を見通す、2005年5月撮影。
ここから見ると島式ホームの歪さがよくわかります。

ホーム上の名所案内板
飯山線ホームに立つ名所案内板、2004年9月撮影。

十日町駅の島式ホームその3
島式ホーム端から越後川口方を見通す、2005年5月撮影。

十日町駅の1番ホームその5
島式ホームから1番ホームを見る、2005年5月撮影。
地上ホームの有効長は長い1、3番線でも気動車がせいぜい4~5両という短さですが、大半の列車は単行/二連なのでこれでも充分。

ホーム上の待合室
飯山線島式ホーム上の待合室内の様子、2011年5月撮影。

踏切から見た十日町駅構内その1
森宮野原方の踏切から見た構内、2011年5月撮影。
1番、3番、留置線にキハ110系気動車が集結中。

踏切から見た十日町駅構内その2
越後川口方の踏切から見た構内、2011年5月撮影。
ここから見ると手狭でローカル私鉄的な気配。

十日町駅東口駅前通り
東口駅前通りを国道側から見る、2010年5月撮影。
画像奥が駅です。豪雪地帯らしく雁木造りの通りは地方都市の常でシャッター通りの感。
駅至近は駅から向かって左側にスーパーが有り(営業時間09:00~22:00)。
この時点では付近にコンビニはありませんでした。

十日町市中心街
駅前通りを進むと行き着く国道117号線。
十日町市のメインストリートですが、こちらも正直活気はありません。
地元の方は駅西口から約1.5kmの信濃川手前のジャスコや家電量販店を中核とした商業ゾーンに車でGO!なんでしょうなぁ。
十数年前に車で行った事がありますが、品揃えの良い書店もあってその当時から既に充実していたもんなぁ・・・。

十日町駅西口
十日町駅西口(ほくほく線駅舎)の様子、2010年5月撮影。
こちら側は新幹線駅のミニチュア版の趣。
東口からこちらへは地下道で連絡しています。
駅前はロータリーになっていて、タクシーが数台待機していました。
また駅前には公衆トイレも有り。

十日町駅西口駅前通り
西口駅前通りの様子、2010年5月撮影。
こちら側はまだまだ発展途上のようです。

十日町駅西口駅舎内部その1
十日町駅西口駅舎内部その2
西口駅舎内部の様子、2010年5月撮影。
上の画像奥に青いベンチが並ぶ待合室が見えますが、少々狭苦しく手前のベンチでまったり待つのが吉かも。
こちらには立ち食いそば店が出店していますが、日曜朝は生憎開店前。

十日町駅西口駅舎内部その3
西口改札口の様子、2010年5月撮影。

十日町駅のほくほく線ホームその1
六日町方から見たほくほく線構内、2010年5月撮影。
ホームは最長9連の特急「はくたか」をギリギリ収容出来る長さです。
現在、当駅には定期「はくたか」が一日7往復停車しておりますけれど、2014年春の北陸新幹線金沢延伸開業以後は遊休化必至。
なにしろローカル輸送は二連で充分なのですからね。

十日町駅のほくほく線ホームその2
ほくほく線用高架ホームの六日町方から先を見る、2010年5月撮影。

十日町駅のほくほく線ホームその3
ほくほく線用高架ホーム中央部から六日町方を見る、2010年5月撮影。
こちら側の見通しはすこぶる悪し。

十日町駅のほくほく線ホームその4
高架ホームの犀潟方を見る、2010年5月撮影。
やはり新幹線的な無味乾燥とした構内です。

十日町駅で列車交換中のほくほく線HK100型電車その1
十日町駅で列車交換中のほくほく線HK100型電車その2
高架ホームで列車交換中のほくほく線HK100型電車、2010年5月撮影。
普段、乗り心地が悪く狭苦しい旧式の115系やオールロングのE127系に乗り慣れた身にとって、この電車はトイレが無い事を除けば「神電車」認定ですな。
シートはゆったりしていて、高規格線路の威力もあって乗り心地も上々。
これの転換クロス車にトイレが付いていれば、普通列車用電車として完璧でしょう。

十日町駅を出発した特急「はくたか」
ほくほく線・十日町駅を出発した特急「はくたか」金沢行、2012年5月撮影。
当駅はほくほく線内唯一の「はくたか」停車駅でした。

十日町駅に停車中の特急「はくたか」
ホーム一杯を使って停車する特急「はくたか」越後湯沢行、2012年5月撮影。
「はくたか」廃止後は、この長いホームに停まる列車は2連が常態です。

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R002 飯山線の駅」カテゴリの記事

コメント

お初にお目にかかります。十日町市在住の鉄道好きな者です。新潟県内の各駅がこれほどまで詳細に纏められているサイトは数少ないので、よく拝見しております。

何かの足しになれば良いのですが、私が以前北越急行社員の方に伺った話によると、十日町駅のほくほく線側の一日平均乗車人数は、2004年度(情報が古くてすみません)で1,410人とのことです。


また、飯山線の長岡直通に関して、こちらは5年ほど前に十日町市内で開かれたシンポジウムにて議題に上りました。

それによりますと、当時の飯山線区長さん曰く「速度の遅い気動車では、上越線の電車の足かせになってしまい難しい」のが最大の問題だとか。もちろん他にも理由はあるでしょうが、鉄ヲタ的には「キハ110系の足なら大丈夫では?」と思ったのを覚えています。
しかしその際、線区長さんは「出来る限り努力する」とも仰っておりまして、事実、2010年春のダイヤ改正で朝の越後川口行きが長岡まで延伸され現在に至ります。

ただ、それと同時に飯山線の森宮野原~越後川口間は新潟支社に移管されてしまいましたので、今後これ以上の進展は無いだろうな…と個人的に悲観視しております。

以上、長文失礼いたしました。

十日町市民さん、初めまして。
貴重な情報をありがとうございます!

ほくほく線十日町駅の乗車人員は、
北急社員の方がおっしゃったのな
らば、恐らく実数として1,41
0人なのでしょうね。
JRだと特急の通過人員までカウン
トする為に、六日町駅や犀潟駅の
数字は信じがたい程高くなってしま
っていますけれど。

となると、十日町駅は飯山線と合わ
せれば2000人前後で、柏崎駅と
同レベルになり、これはなかなかの
数字になります。
・・・しかし2年後にはくたか全廃で
ローカル三セク化すると色々言われて
いるほくほく線が、実はJR飯山線
よりもローカル輸送でさえ恐らく高い
数字なのは皮肉と言うか何と言うか・・・。
ほくほく線以上に厳しい飯山線は、
この先もずっとJR線として安泰なの
でしょうし。

十日町から長岡への直通便については、
おっしゃる通りキハ110系の性能
なら問題無いと思います。
第一、上越線にしても過疎ダイヤです
からね(笑)。
上越線に乗っていると、長岡-小千谷
間の利用が目立つので、ヨソの人間の目
から見てその需要の受け皿も兼ねて、
十日町-長岡便の増便をやってもいいん
じゃないの?と強く思うところです。

長岡便増発の場合、キハ110系の所要
数は足りるのか?という問題もあるかと
思います。
ヨソからキハ40系を持ってきて~と
いうわけにはいかないでしょうからね、
上越線内での走行性能不足の問題がそれ
こそ生じそうですから。
十日町駅で日中ヒルネしているクルマが
ありますから、ああいうのをもっと有効
活用すれば昼間の増便も・・・というのは、
シロウト考えなんでしょうか?

はじめまして
飯山線について調べていたら、このサイトを見つけました。十日町市民さんも書かれていましたが、私が見た十日町市発行の「統計から見たとおかまち」という資料にはほくほく線十日町駅の1日平均乗車人員は平成14年(こちらも古くてすいません)で590人と書いてありました。十日町市民さんが聞いたのはおそらく乗降人数だったのではないでしょうか。

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