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2007年5月25日 (金)

最狂のネタキャラ兄弟・望月源治と柿崎源造

人間、記憶の片隅に引っ掛かっていて、折に触れ思い出しては「あれはなんだったんだろー・・・?」という事が一つや二つはあるものです。
現実世界での出来事なら実生活上の経験を通じて思い出していく、ハッと閃くなんて事もありますが、フィクションの世界のそれだと現実と断絶された閉じた世界での問題ゆえ、思い出せずに時に悶々と・・・なんて夜の車中もございます。

私がごく最近まで
「アレは何だったんだろうか・・・?」
と時折思い出しては、記憶の断片をまさぐってみる映像がございました。
それは、
「明け方か夕刻か、蒼暗い空を背景に雪の斜面を必死の形相で逃げる刑事と女、そしてその背後から凄まじい形相でケモノのように吠え喚きながら、手に持つ鉈に殺意をギラつかせて追いかけてくる動物の毛皮をそのままなめしたような上着を着た粗野な男」の映像。
刑事ドラマの一シーンである事は確かで、一緒に見ていた母親が「またコイツ出てきたよ、何度死んでも生き返るんだね」という趣旨の事を面白そうに喋っていたのを覚えております。

覚えているのはそのシーンだけで前後のストーリーも映像もさっぱり思い出せず、あの鬼気迫る異常なまでのテンションは一体どんなドラマだったんだろうかと、時折フラッシュバックのように突発的に思い返しては首を捻る長き年月にございました。

ホントについ先日までそんな状態だったのですが、ただの偶然かはたまた天の配剤か、ふと訪れた2ちゃんの某スレで記憶の糸口に辿りついたのです。
人間、生きてると何があるかわかんないよねーと、こんなちゃっちい出来事にも生きてる意味をかみしめる不肖みさっちにございます。

さて、私の記憶の断片をつなぐ糸口になったのがこの書き込み。

>896 :どこの誰かは知らないけれど:2007/04/16(月)
20:36:16 ID:ku1eR/mv
>>895
俺もそうだね。
蟹江敬三は今とは正反対というか真逆の役を1970年代とか1980年代は 主にやってたからね。
どの作品に出るにしても悪役が主でいわゆる「怪演」というやつをやっていた。
星人ブニョや牛神男の役なんかほんとこの「怪演」の他ナニモノでもないし…。
他に大人向けのドラマ、なかでも刑事ドラマでは「怪演」がものすごく多かった。
「Gメン’75」という刑事ドラマがあってこれに蟹江氏は出ずっぱりだったんだが、
「長野県黒谷町」というホラーシリーズの「望月源治」役なんか、これ以上のものは 考えられない魔物のような「怪演」だった。
まともな役を演じるようになっても、気味の悪い何考えてるか分からない印象を植え付ける には十分過ぎる、存在感ある「怪演」だった。

>「長野県黒谷町」というホラーシリーズの「望月源治」役なんか、これ以上のものは 考えられない魔物のような「怪演」だった。

・・・そうそう、アレって山奥の秘境みたいな町だか村が舞台だったもんね、うーむ、なんか段々思い出してきたゾ。

ここで注目するキーワードが「Gメン‘75」と「望月源治」。
これらを検索してみたところ行き当たったのが、「蟹江さん演じるこの野卑な男が鉈を振り回して追いかけてくる基地外みたいなヤツ」

・・・でもこの話での望月源治という男、
「動物の毛皮をそのままなめしたような上着」
は着ていないっぽいんだよね~。
一度は繋がりかけてパズル然となった記憶の断片もまたグシャグシャ!?
で、もうちょっとディープに調べると望月源治には双子の弟・柿崎源造という者がいて、彼のファッションというのが
「季節柄かケモノの皮で作ったベストを着用」
どうやら私の記憶の断片、
「凄まじい形相でケモノのように吠え喚きながら、手に持つ鉈に殺意をギラつかせて追いかけてくる動物の毛皮をそのままなめしたような上着を着た粗野な男」
はこの柿崎源造氏と見て間違いないようです。
しっくりと手に馴染んだ殺しの得物は鉈ではなく手斧だったようですね。
放映日は1982年3月6日、舞台は長野県の山奥。
一面雪景色での光景だったでしょうしね、ロケーションもぴったりです。

・・・しかし調べてみるとこの望月源治と柿崎源造(彼らの家系はまさに呪われているとしか思えないどいつもこいつも極め付きのDQNぞろいだそうです、ビバ!基地外一家!)、劇中での暴れっぷりは尋常ではないまさにナチュラルボーンマーダー・・・。
彼らを紹介しているサイト様いわく

>“「源治はとにかく凄い」としか言いようがない・・・”とか、"人間から理性をとったらこうなるのではないか、というのが望月源治なのかもしれない”とか・・・。

あまりにもぶっ飛んだ衝撃的な人物像に、私はモニターの前で涙を流して大爆笑してしまいましたよ(完全に笑いのツボにハマってしまって読み返す毎に大爆笑、ハライテェw)、読み返す度。蟹江さんのあの風貌、あの雰囲気でこういう濃いキャラクターですからね、あぁ、実物が見たい・・・w。

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