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2006年2月 4日 (土)

He came to us from a star

先日、本屋で「君はウルトラマン80を愛しているか」という本を手に取りました。
手に取った動機は不純で・・・(汗)。
第49話と50話(最終回)に登場した、ウルトラ史上2人目の実写女性ウルトラマン・ユリアンを演じた清田真妃さんのインタビューを期待してしまったからで。

清田さんは「仮面ライダーストロンガー」の電波人間タックルや「ザ・カゲスター」のベルスターのアクション吹き替えと「ゴレンジャー」のモモレンジャーを一時期担当した、いわゆる「スーツアクトレス」の草分け的存在。
ウルトラの母(ウルトラマンタロウ当時)は男性が演じていたので、清田さんは史上初の「映像作品内でウルトラマンを演じた初の女性」。
その意味からも取材の対象としてふさわしい方と常々思い、期待していたのですが残念です・・・。

この「ウルトラマン80」という作品、私が初めて「ストーリー性」を意識して見た最初の新作実写ウルトラマン。
前番組のアニメ「ザ・ウルトラマン」もそういう部分を意識して見てましたが、”ウルトリア”のあたりから見なくなりました。
ヤマトの二番煎じみたいで・・・。
主役の2人が古代進(ヒカリ超一郎)とデスラー総統(ウルトラマンジョーニアス)だったからなおの事。

初期の「ウルトラマン先生」路線はそれなりに面白く見ておりましたが、2クール目からの所謂「SF編」からは、見逃してもあまり後悔しないようになり、SF編の最終回(第30話)「砂漠に消えた友人」の次回「怪獣の種飛んだ」の、前回とのストーリーとのギャップに愕然として呆れ果て(この回から「ゲストの子供中心話」に再度の路線変更)、以降ユリアン変身編まで全く見ませんでした。
ちなみにリアルタイム放送中のウルトラマンを「見放した」のは、この80とコスモス(第一話の時点で視聴終了、以後全く見ず)、そして現在放送中のマックス
(前番組のネクサスにハマっていたので、第一話のあまりに無理めな内容に即視聴中止、ゼットンの回は見たけどやっぱりトホホな(ry)。

パラパラ見るに、スタッフの方々からはあまり肯定的でない発言がチラホラ。
「ウルトラマン先生」→「SF」→「ゲスト子供中心」と、ウルトラマンでは他に類例のない路線変更(エースやレオもかなりキツかったけれど、作品の空気や雰囲気自体は連続性があった。しかし80は特に「SF」→「ゲスト子供中心」でそれらもガラリと変わっちゃった感が強かったもんなぁ)。
かつてのウルトラシリーズの栄光再現を要求され、それがままならずに、しかし途中で逃げ出すわけにはいかずに最後まで悪戦苦闘したスタッフの慙愧の声なのでしょう。

そんな冴えない印象の80ですが、最終回の決着のつけ方(人間側が、ウルトラマンの助力を断り、自らの知恵と勇気で最強とも思われる大怪獣を倒す)は、初代ウルトラマン以来の「地球人の自決権とウルトラマンの存在」の問題に明確な答えを提示した点で素晴らしいと思いますし、ラストシーンに流れる歌「心を燃やすあいつ」を背に地球を去る80とユリアンの姿は清々しく穏やか。
悲愴感や寂しさを湛えつつクロージングを迎えた他のウルトラマン達とは違った「親しい友との、いつの日にかの再会を約した別れ」の印象を鮮明に覚えています。
ラストカットの長谷川初範氏の最期の「エイティ!」の余韻も忘れられませんね。

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