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2019年9月22日 (日)

新潟県民放子供向け番組放送の推移・昭和編の総括(アニメ編)

「新潟県民放子供向け番組放送の推移」の昭和編総括第二回はアニメの放送状況についてです。

まず未放映作品について。
新潟県民放四局で未放映に終わった主なアニメ作品は下記の如しです。

民放一局(BSN)時代(~昭和43年12月)
「ちびっこ怪獣ヤダモン」(フジテレビ系、昭和42年10月~43年3月)
アニメの本数がそれほど多くなかった時代なので、民放二局化されてから放送した作品もあるとはいえ、この時期のメジャーな作品は概ねフォローされていました。

民放二局(BSN、NST)時代(昭和44年1月~56年3月)
「どろろ」(フジテレビ系、昭和44年4月~9月)
「チャージマン研」(日本テレビ系、昭和49年4月~6月)
「妖怪伝 猫目小僧」(東京12チャンネル系、昭和51年4月~9月)

「どろろ」が未放映なのは意外でした。
手塚アニメなのに関わらずこの作品が未放映だったのは、やはり初期の暗い作風と百鬼丸の設定が問題だったのでしょうか?

民放三局(BSNNSTTNN)(昭和56年3月~58年9月)
この期間は主な作品で未放映の事例はありません。

民放四局(BSN、NST、TNN、NT21)時代(昭和58年10月~)
「マシンロボ クロノスの大逆襲」(テレビ東京系、昭和61年7月~62年5月)
「マシンロボ ぶっちぎりバトルハッカーズ」(テレビ東京系、昭和62年6月~12月)

民放四局時代になったのに関わらず未放映作品が存在するのは、昭和60年以降BSNとNSTの夕方子供向け枠が消滅または大削減されてしまったのが要因と言えるでしょう。
特に昭和59年までは夕方五時台の枠でテレビ東京系の作品をよく放送していたBSNが、昭和60年からその枠を一般向けドラマの再放送枠にしてしまった影響が非常に大きいのです。

続いて再放送について。
新潟県の民放のアニメ再放送は女の子向けやファミリー向け(世界名作劇場など)が多くて、男の子向けのSFやロボットアニメはかなり少ないという顕著な特徴があります。
他県もやはりそういう状況だったのか、それともこのような状況は新潟特有だったのか実に興味あるところです。

まず特撮作品と直接比較競合の対象になるSFやロボット、アクション、スポ根作品の再放送状況(外国作品は除く)はこのようになっています。

再放送7回
「ルパン3世(第2シリーズ)」(TNN昭和57年1月~10月、TNN昭和58年9月~59年5月、TNN昭和60年1月~7月、TNN昭和61年4月~8月、TNN昭和61年10月~62年3月、TNN昭和62年7月~8月、TNN昭和62年11月~63年3月)

「ルパン」の第二シリーズはかように再放送の機会が多いのですが、第2シリーズは全155話なので月曜~金曜の帯放送でも全話放送には31週つまり七ヶ月ほどかかります。
したがって再放送で全話放送したのはおそらく3回、昭和61年以降の再放送は途中で打ち切りもしくはセレクション放送になります。

再放送3回
「妖怪人間ベム」(BSN昭和45年9月~46年3月、BSN昭和48年11月~49年1月、TNN昭和59年6月~12月)
「巨人の星」(BSN昭和47年4月~48年1月、BSN昭和51年6月~52年4月、BSN昭和59年6月~60年4月)
「タイガーマスク」(BSN昭和48年1月~6月、BSN昭和54年2月~8月、BSN昭和56年3月~8月)
「機動戦士ガンダム」(BSN昭和57年7月~8月、NT21昭和59年11月~60年1月、NT21昭和61年11月~62年3月)

再放送2回
「ジャングル大帝」(NST昭和46年2月~5月、NT21昭和61年4月~7月)
「黄金バット」(BSN昭和45年5月~46年5月、BSN昭和48年8月~11月)
「マッハGOGOGO」(NST昭和45年5月~7月、BSN昭和50年9月~12月)
「サスケ」(BSN昭和48年4月~11月、昭和55年3月~5月)
「忍風カムイ外伝」(BSN昭和49年3月~5月、BSN昭和55年7月~9月)
「ルパン三世(第一シリーズ)」(TNN昭和57年10月~58年3月、昭和62年9月~11月)
「科学忍者隊ガッチャマン」(NST昭和51年8月~52年1月、NST昭和58年10月~59年3月)
「宇宙戦艦ヤマト」(NST昭和52年8月~53年2月、NST昭和53年7月~8月)
「タイムボカン」(NST昭和54年8月~11月、NST昭和59年12月~60年4月)
「がんばれ元気」(NT21昭和61年2月~4月、TNN昭和62年3月~5月)
「キャッツ・アイ(第一シリーズ)」(TNN昭和60年12月~61年8月、NT21昭和63年4月~6月)

再放送一回は多数に及ぶので詳細は割愛させていただきますが、マジンガーシリーズやタイムボカンシリーズの「ヤッターマン」から「逆転イッパツマン」、
新旧の「鉄腕アトム」「あしたのジョー」「超電磁ロボコン・バトラーV」「銀河鉄道999」「サイボーグ009(新作)」「宇宙戦艦ヤマトⅢ」「伝説巨神イデオン」「太陽の牙ダグラム」「装甲騎兵ボトムズ」「スペースコブラ」「超時空要塞マクロス」は再放送を一回行っています。
一方、メジャー作品でも「ゲゲゲの鬼太郎」「ゲッターロボ」「宇宙戦艦ヤマト2」は再放送の機会に恵まれませんでした。
(ただし、「ヤマト2」は平成に入ってから再放送が一回あります)

このような所謂「男子向け」アニメの再放送の機会が製作本数の割には明らかに少ないのに比べて、女の子向けやファミリー向け作品は再放送の機会が格段に多くなっています。

再放送7回
「トムとジェリー」(BSN昭和46年3月~47年4月、BSN昭和48年2月~5月、BSN昭和52年9月~53年1月、BSN昭和56年8月~57年2月、BSN昭和57年5月~7月、BSN昭和58年4月~7月、TNN昭和63年7月~8月・11月~12月)

「トムとジェリー」は戦前から1980年まで多数の作品が製作されていて、放送の実態を把握するのは不可能です。

再放送5回
「魔法使いサリー(旧作)」(BSN昭和44年10月~46年12月、BSN昭和48年5月~11月、NST昭和50年10月~51年3月、NST昭和53年5月~8月、BSN昭和58年8月~60年4月) ※これ以外に昭和61年10月下旬にNSTで数本放送
「ムーミン」(NST昭和47年11月~48年3月、NST昭和49年2月~5月、NST昭和52年12月~53年6月、BSN昭和57年9月~11月、BSN昭和59年5月~8月)
「ど根性ガエル」(BSN昭和50年12月~51年6月、BSN昭和53年10月~54年2月、BSN昭和56年8月~9月・11月~12月、BSN昭和57年3月~7月、NT21昭和60年8月~61年1月)

再放送4回
「ハクション大魔王」(NST昭和52年2月~9月、NST昭和53年7月~9月、TNN昭和56年9月~57年1月、NT21昭和59年6月~8月)
「魔女っ子メグちゃん」(NST昭和52年4月~7月、NT21昭和59年3月~6月、TNN昭和60年8月~61年3月、TNN昭和62年2月~平成2年1月)
「フランダースの犬」(NST昭和52年12月~53年4月、NST昭和58年1月~3月、NST昭和59年3月~6月、NT21昭和62年3月~5月)

再放送3回
「ポパイ」(BSN昭和45年9月~46年11月、BSN昭和48年12月~49年3月、BSN昭和56年8月・9月~11月)
「さるとびエッちゃん」(TNN昭和58年7月~9月、BSN昭和60年10月~61年1月、BSN昭和63年6月~8月)
「アンデルセン物語」(NST昭和50年1月~5月、BSN昭和58年10月~59年1月、NT21昭和61年9月~11月)
「山ねずみロッキーチャック」(NST昭和50年5月~11月、BSN昭和58年5月~8月、NST昭和61年1月~4月)
「アルプスの少女ハイジ」(NST昭和52年7月~9月、BSN昭和58年3月~5月、NST昭和60年8月~11月)
「カリメロ」(TNN昭和58年3月~7月、TNN昭和62年1月~3月、NT21昭和63年9月~10月)
「元祖天才バカボン」(NST昭和55年5月~7月、TNN昭和57年4月~58年6月、昭和58年10月~59年10月)
「一休さん」(昭和56年7月~9月、NT21昭和58年10月~昭和59年2月、NT21昭和61年6月~平成元年11月)
「母をたずねて三千里」(NST昭和52年2月~5月、NST昭和58年3月~6月、NST昭和59年10月~60年1月)
「キャンディキャンディ」(NST昭和53年5月~10月、NT21昭和58年10月~59年5月、NT21昭和62年9月~63年1月)
「ペリーヌ物語」(NST昭和57年11月~58年1月、NST昭和59年3月~6月、NT21昭和61年7月~9月)

「元祖天才バカボン」は30分枠で全103回なので、月曜~金曜の30分帯放送でも全話放送するのに五ヶ月弱かかります。
従ってNSTでの初回再放送はセレクションもしくは途中打ち切りだったと思われます。
TNNでの再放送ではまず週一回の30分枠放送を行い、30分枠放送終了から四ヶ月後に週一回の15分枠放送を行っています。
おそらくTNNの二回に分けての放送で、ようやく全話の再放送を行ったと推察されます。
「キャンディキャンディ」の三度の再放送は、今となっては極めて貴重でした。
今では円盤での視聴さえ出来ませんからねぇ。

再放送2回
「リボンの騎士」(NST昭和45年12月~46年2月、BSN昭和49年6月~7月・10月~12月)
「ひみつのアッコちゃん」(NST昭和48年5月~10月、NT21昭和59年5月~9月)
「アタックNo1」(NST昭和53年8月~54年2月、NST昭和59年6月~10月)
「もーれつア太郎」(TNN昭和58年5月~7月、TNN昭和60年4月~6月)
「花のピュンピュン丸」(TNN昭和58年9月~11月、TNN昭和62年6月~8月)
「新オバケのQ太郎」(NST昭和51年5月~12月、NST昭和54年10月~55年1月)
「みなしごハッチ」(NST昭和53年6月~10月、NST昭和58年6月~10月)
「魔法使いチャッピー」(NT21昭和59年2月~3月、BSN昭和61年1月~4月)
「ハゼドン」(NST昭和51年3月~5月、TNN昭和59年10月~昭和60年4月)
「小さなバイキング ビッケ」(BSN昭和58年8月~10月、NST昭和61年4月~7月)
「星の子チョビン」(BSN昭和50年4月~6月、BSN昭和58年1月~8月)
「はじめ人間ギャートルズ」(BSN昭和53年4月~7月、BSN昭和57年7月~12月)
「てんとう虫の歌」(NST昭和52年7月~12月、NST昭和58年11月~59年4月)
「ドンチャック物語」(BSN昭和52年4月~53年4月・7月~8月、TNN昭和58年11月~59年3月)
「ピコリーノの冒険」(NST昭和55年12月~56年4月、NT21昭和60年2月~10月)
「家なき子」(TNN昭和56年5月~8月、NT21昭和62年5月~7月)
「ろぼっ子ビートン」(BSN昭和57年11月~58年2月、TNN昭和60年4月~8月)
「赤毛のアン」(NST昭和59年4月~6月、NST昭和62年10月~12月)
「魔法少女ララベル」(NT21昭和60年3月~6月、BSN昭和63年2月~6月)
「ふしぎな島のフローネ」(NST昭和57年4月~6月、NST昭和60年11月~61年1月)
「南の虹のルーシー」(NST昭和59年6月~9月、NST昭和62年5月~8月)
「あさりちゃん」(NT21昭和59年12月~60年3月、NT21昭和62年12年~63年3月)
「わたしのアンネット」(NST昭和60年6月~8月、NST昭和62年12月~63年2月)
「さすがの猿飛」(NST昭和61年1月~3月、NST昭和62年4月~7月)

再放送一回については非常に多いので割愛・・・と言うよりも、女の子向け・ファミリー向けでは再放送をしていない作品が少ないぐらいなのです。
余程のマイナーな作品や曰く付きの作品でない限り、概ね再放送をしています。
また、ここでは再放送にカウントしていませんが、「Drスランプ アラレちゃん」と「キン肉マン」は一ヶ月~最長で半年間の再放送を計4回行っています。
いずれも月曜~金曜の帯放送ですが、「Drスランプ」は全243回ですから平日の帯放送で全部放送するには約49週(11カ月強)かかります。
なので新潟での昭和期4回の放送全て合わせても、全話は放送出来ていなかったと推察されます。
「キン肉マン」は全137本で、全話放送するには平日帯放送換算で約27週(半年強)ですからこちらは全話再放送していたかもしれません。

最後に同時ネットから放送大幅遅延の事例について。
特撮作品は前回で述べているように、大幅遅延は比較的少数でした。
しかしアニメは製作本数が多いのに比例して、遅延例も特撮に比べて圧倒的に多くなっています。
主なアニメ作品の大幅遅延例は下記の通りです(外国作品は除く)。

「カバトット」(フジテレビ系で昭和46年1月~47年9月放送)→新潟ではTNNで昭和59年12月~60年3月帯放送(約14年遅れ)
「ダメおやじ」(東京12チャンネルで昭和49年4月~9月放送)→新潟ではTNNで昭和62年11月~63年1月帯放送(約13年半遅れ)
「かいけつタマゴン」(フジテレビ系で昭和47年10月~48年9月放送)→新潟ではTNNで昭和59年10月~12月帯放送(約12年遅れ)
「男どアホウ甲子園」(日本テレビ系で昭和45年9月~46年3月放送)→新潟ではBSNで昭和50年8月~9月帯放送(約4年11カ月遅れ)
「のらくろ」(フジテレビ系で昭和45年10月~46年3月放送)→新潟ではBSNで昭和50年2月~4月帯放送(約4年4ヵ月遅れ)
「夕焼け番長」(日本テレビ系で昭和43年9月~44年3月放送)→新潟ではNSTで昭和46年7月~9月放送(約2年10ヵ月遅れ)
「ジャングル黒べえ」(毎日放送系で昭和48年3月~9月放送)→新潟ではBSNで昭和51年1月~8月放送(約2年10ヵ月遅れ)
「ヤッターマン」(フジテレビ系で昭和52年1月~54年1月放送)→新潟ではNSTで昭和54年11月~55年5月帯放送(約2年10ヵ月遅れ)
「男一匹ガキ大将」(日本テレビ系で昭和44年9月~45年3月放送)→新潟ではBSNで昭和47年6月~12月放送(約2年9カ月遅れ)
「花のピュンピュン丸」(NET系で昭和42年7月~9月放送)→新潟ではNSTで昭和45年2月~8月放送(約2年5カ月遅れ)
「野ばらのジュリー」(東京12チャンネルで昭和54年1月~4月放送)→新潟ではNSTで昭和56年4月~6月放送(約2年3カ月遅れ)
「巴里のイザベル」(東京12チャンネルで昭和54年4月~7月放送)→新潟ではNSTで昭和56年7月~9月放送(約2年3カ月遅れ)
「金髪のジェニー」(東京12チャンネル昭和54年7月~10月放送)→新潟ではNSTで昭和56年10月~12月放送(約2年3カ月遅れ)
「さすらいの少女ネル」(東京12チャンネルで昭和54年10月~55年4月放送)→新潟ではNSTで昭和57年1月~7月放送(約2年3カ月遅れ)
「スーキャット」(テレビ東京系で昭和55年4月~12月放送)→新潟ではTNNで昭和57年3月~4月放送(約1年11カ月遅れ)
「アンデルセン物語」(フジテレビ系で昭和46年1月~12月放送)→新潟ではNSTで昭和47年10月~48年10月放送(約1年9カ月遅れ)
「宇宙戦士バルディオス」(東京12チャンネルで昭和55年6月~56年1月放送)→新潟ではBSNで昭和57年3月~4月帯放送(約1年9カ月遅れ)
「超人戦隊バラタック」(テレビ朝日系で昭和52年7月~53年3月放送)→新潟ではNSTで昭和54年3月~5月帯放送(約1年8カ月遅れ)
「ゼンダマン」(フジテレビ系で昭和54年2月~55年1月放送)→新潟ではNSTで昭和55年10月~56年12月放送(約1年8カ月遅れ)
「ハゼドン」(フジテレビ系で昭和47年10月~48年3月放送)→新潟ではNSTで昭和49年5月~7月放送(約1年7ヵ月遅れ)
「サイボーグ009(旧作)」(NET系で昭和43年4月~9月放送)→新潟ではBSNで昭和44年10月~45年3月放送(約1年半遅れ)
「ドラえもん(旧作)」(日本テレビ系で昭和48年4月~9月放送)→新潟ではBSNで昭和49年9月~10月帯放送(約1年5ヶ月遅れ)
「無敵超人ザンボット3」(名古屋テレビで昭和52年10月~53年3月放送)→新潟ではNSTで昭和54年1月~3月帯放送(約1年3ヶ月遅れ)
「機動戦士ガンダム」(名古屋テレビで昭和54年4月~55年1月放送)→新潟ではNSTで昭和55年6月~56年6月放送(約1年2ヵ月遅れ)
「マッハGOGOGO」(フジテレビ系で昭和42年4月~43年3月放送)→新潟ではBSNで昭和43年4月~7月放送(約1年遅れ)

他に同時ネット放送から1年近く遅れて流した作品に「エースをねらえ!」と「無敵鋼人ダイターン3」(共に約11ヶ月遅れ)や「リボンの騎士」(約9ヶ月遅れ)があります。
13年半遅れの「ダメおやじ」放送は、もうTNNの担当の方に大喝采を送りたいですな、いやマジで。
昭和も終わりという時期に、どさくさに紛れるようにまさかアレをやるとは、目の付け所が違いますわ。
「ヤッターマン」や「ゼンダマン」は当時の人気番組で、一応フジテレビ系列局であるNSTがここまで遅れて放送するのはかなりいただけない話ですな。
「バルディオス」については同時ネット放送終了後に俄かに人気が出て、昭和56年12月には劇場版が公開されています。
そんな流れに慌てて帯放送した感が強いです。
「ガンダム」については局がこの作品の潜在的人気や反響について若干ナメていた気配が感じられます。
また在京キー局ではなく名古屋テレビ製作というのも、放送に関して先送りにする判断材料になったのかもしれません。
「ガンダム」の前々作の「ザンボット3」も前作の「ダイターン3」も大幅遅れでの放送なのですから。
まぁしかし、同時ネットから大幅遅れでもその後再放送された作品はまだ良いのです。
「ヤッターマン」「ゼンダマン」「ガンダム」「アンデルセン物語」「マッハGOGOGO」などです。
「バルディオス」なんて帯放送でササッと流してその後は再放送皆無ですからね。
映画化までされた作品なのにねー。
再放送絡みの話ですと、「ルパン3世」「エースをねらえ!」「宇宙戦艦ヤマト」は低視聴率番組だった為に放映権料が安く、その為地方でも頻繁に再放送されて人気を得て新作製作のきっかけや追い風になったという話をよく聞きます。
しかし我が新潟ではそんな事は文字通り一切無く、「ルパン」の第一シリーズの再放送は第二シリーズの放送終了後の昭和57年、「エース」再放送は昭和60年、「ヤマト」はブームになってから慌てたように昭和52年夏からの再放送です。
特撮の第二次怪獣ブームの時もそうでしたが、新潟では全国的なブームの予兆が無くて、ある日突然降って湧いたように「これが今のトレンド!」というノリで後追いするのが当時の常だったのです。

最後にモノクロ作品について。
今回の調査で最も知りたかった事の一つが「新潟の民放ではいつ頃までモノクロの特撮やアニメが放送されていたのだろうか」でした。
特撮については、昭和三十年代に放送されていた古典的作品の再放送は少なくとも昭和41年4月以降は一切無く、昭和40年代に入ってからのモノクロ作品の再放送は「ウルトラQ」のみです。
テレビ番組にカラーとモノクロが混在していた時代の「ウルトラQ」再放送は昭和45年春で、新潟でのモノクロ特撮再放送は事実上これで終了です(「ウルトラQ」の昭和59年の再放送は特異な例外)。
一方アニメについても昭和41年4月から45年までに再放送しているモノクロ作品は「エイトマン」「スーパージェッター」「宇宙エース」「オバケのQ太郎」で、新作がオールカラー化している昭和46年以降でも、下記のモノクロアニメが再放送されていました。

「鉄腕アトム」(NSTで昭和46年10月~47年6月)
「ワンダー・スリー」(NSTで昭和46年7月~9月)
「宇宙少年ソラン」(NSTで昭和46年10月~47年3月)
「パーマン」(BSNで昭和45年10月~46年12月)
「怪物くん」(BSNで昭和46年12月~48年1月)

NSTでは「宇宙少年ソラン」が、BSNでは「怪物くん」が新潟最後のモノクロアニメ放送になります。
この中で私の記憶にあるのは辛うじて「怪物くん」だけだなぁ。
 

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