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2019年2月17日 (日)

新潟県民放子供向け番組放送の推移第12回(昭和46年後半)

新潟県民放子供向け番組放送の推移第12回は、昭和46年後半の新潟放送(BSN)と新潟総合テレビ(NST)の番組プログラムの紹介です。

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スポ根ブームを牽引した「巨人の星」「タイガーマスク」が去り、代わって「仮面ライダー」「宇宙猿人ゴリ」「シルバー仮面」がここ新潟でも放送開始。
いよいよ本格的な変身ブームの只中に突入していく新潟なのであります。

新潟日報縮刷版テレビ欄の調査に基づく、昭和46年7月最終週のラインナップは下記の如し。

まず帯放送として、NSTは「チビラくん」(月曜~土曜 07:05-25)と「夕焼け番長」(月曜~金曜 16:50-17:20)、「ワンダースリー」(月曜~金曜 17:30-50)を放送。
「夕焼け番長」は新潟では初見で7/5から9/1まで放送、日本テレビ同時ネットから約2年11ヶ月遅れです。
放映権料が格安だったのでしょうか。
「悟空の大冒険」の後番組として7/20にスタートした「ワンダースリー」はかつてBSNで日曜に放送していたので、視聴者目線では再放送になります。

日曜日(7/25)
BSN
10:00-30「仮面ライダー」(NET 約二ヶ月遅れ) 19:00-30「ガッツジュン」(TBS同時ネット) 19:30-20:00「美しきチャレンジャー」(TBS同時ネット)

変身ブームを牽引し、21世紀に入って久しい今日までなお継続している「仮面ライダー」シリーズの第一作は新潟では全国ネットから約二ヶ月遅れの6/6から登場です。
まぁ私が仮面ライダーを見始めたのは次作の「仮面ライダーV3」からで、「仮面ライダー」は第一話の改造手術台に大の字拘束された本郷猛の姿が悪夢のように断片的に記憶にあるだけです。
一文字ライダーの記憶が全く無いってことは、幼児の頃は全く見ていなかったのかもしれません。
つか「仮面ライダー」って未だに見てないエピソードがかなりあるのですよ。
松本人志さんがラジオか何かでおっしゃっていた気がするのですが、大人になってから「仮面ライダー」を全話見るってかなりシンドイ事なのです。
ハッキリ言ってウルトラシリーズのようなドラマ性は薄いわけですし。

NST
21:30-「怪奇十三夜」(日本テレビ同時ネット)
この番組は7/3から9/12まで放送していた夏の納涼企画です。

月曜日(7/26)
BSN
17:00-30「ポパイ」(再放送) 17:30-18:00「ウルトラセブン」(初回再放送) 18:00-30「サザエさん」(フジ、8日遅れ)

「ウルトラセブン」のリピート放送はテレビ欄にサブタイトルが記載されていない回が多いので、その詳細を完全には追えないのが残念です。
7月から9月放送分でサブタイトルが判明しているのは、7/26「プロジェクト・ブルー」 8/16「ダークゾーン」 8/23「サイボーグ作戦」 9/6「魔の山へ飛べ」 9/13「V3から来た男」の五回のみ。

NST
18:00-30「金メダルへのターン」(フジ、一年遅れ) 19:00-30「魔法のマコちゃん」(NET 同時ネット)

夕方6時枠の「赤き血のイレブン」の後番組として7/5から実写水泳モノの「金メダルへのターン」が同時ネットから一年も遅れてのスタートです。
一年遅れのドラマを夕方6時台に流すというのは、今日の目から見て明らかに変、と言うよりも田舎はナメられているなぁと愚痴のひとつもこぼしたくなるのであります。
また夜九時枠の「スパイ大作戦」は5/31に放送終了しています。

火曜日(7/27)
BSN
17:00-30「パーマン」(再放送) 17:30-1800「光速エスパー」(再放送) 18:00-30「トムとジェリー」(再放送)

夕方五時台後半枠の「光速エスパー」は「黄金バット」に代わって6/1から再放送です。
私の記憶にあるのは多分この時のモノだと思います。
これまでの調査によると「光速エスパー」の新潟での放送はこれが最後なので。

NST
18:00-30「ムーミン」(フジ、一年九ヶ月遅れ)
「幽霊城のドボチョン一家」の後番組として、フジの同時ネットから2年近く経って、ようやく「ムーミン」が7/20から新潟にも登場。
しかしこの後、「ムーミン」の新潟での再放送の機会は遅れを取り戻して余りあるほど多いのです。

水曜日(7/28)
BSN
18:00-30「サンダーバード」

NST
18:00-30「いなかっぺ大将」(フジ、一週遅れ)

木曜日(7/29)
BSN
17:00-30「スカイキッドブラック魔王」(NET、七ヶ月遅れ) 18:00-30「タイガーマスク」(よみうり、三週遅れ)

NST
18:00-30「みなしごハッチ」(フジ、二日遅れ)

金曜日
BSN
17:00-30「魔法使いサリー」(再放送) 17:30-18:00「宇宙家族」 19:00-30「帰ってきたウルトラマン」(TBS同時ネット)

「帰ってきたウルトラマン」の新潟日報番組紹介欄での扱いも、この時期になると放送開始当初の熱気が冷めてきてしまっています。
7月から9月放送分では「怪獣少年の復讐」「大怪鳥テロチルスの謎」「ウルトラセブン参上!」「怪獣チャンネル」の4本のみになっていて、ちょっと寂しいですなぁ。

NST
18:00-30「あしたのジョー」(フジ、16日遅れ)

土曜日
BSN
18:00-30「巨人の星」(よみうり、一週遅れ) 

NST
16:55-17:50「ディズニーランド」

引き続いて10月最終週はかくの如しです。
帯番組ではNSTは「チビラくん」(月曜~土曜 07:05-25)と「鉄腕アトム」(月曜~金曜16:00-30)、そして「宇宙少年ソラン」(月曜~金曜 16:30-17:00)。
「鉄腕アトム」「宇宙少年ソラン」共にかつてBSNで放送していた作品で、視聴者目線では再放送になります。
「ソラン」は「ワンダースリー」の後番組として10/1から17:20-50の枠で放送を開始していますが、「ママとあそぼう!ピンポンパン」を17時台に放送することになった為に放送時間帯を10/25から16時台後半に変更、その日に「鉄腕アトム」が放送を開始しています。
当時の幼児は16時台にNSTのモノクロアニメ「鉄腕アトム」「宇宙少年ソラン」を見て、その後「ピンポンパン」かBSNに移動というテレビの視聴スタイルであったでしょう。

日曜日(10/31)
BSN
10:00-30「仮面ライダー」(NET 約二ヶ月遅れ) 18:30-19:00「ふしぎなメルモ」(TBS同時ネット) 19:00-30「ガッツジュン」(TBS同時ネット) 

手塚治虫先生原作の「ふしぎなメルモ」は10/3から放送開始。
美少女が大人の女性に変身する場面は背徳のエロス満点なのでございます。
まぁ子供の頃にアレを見ると、何故かいたたまれない身の置き所が無い気分になったものですがw
また、夜七時台後半枠で放送していた「美しきチャレンジャー」は10/17に放送を終了しています。

NST
特撮アニメ等の放送無し。

月曜日(10/25)
BSN
17:00-30「ポパイ」(再放送) 17:30-18:00「ウルトラセブン」(初回再放送) 18:00-30「サザエさん」(フジ、8日遅れ)

放送順がランダムになっている「ウルトラセブン」の10月から12月までの放送分でサブタイトルが判明しているのは、10/4「海底基地を追え」 10/11「宇宙囚人303」 11/1「ひとりぼっちの地球人」 11/8「U警備隊西へ」(原文ママ) 12/6「怪しき隣人」 12/13「人間牧場」です

NST
18:00-30「金メダルへのターン」(フジ、一年遅れ) 19:00-30「さるとびエッちゃん」(NET 同時ネット)

「さるとびエッちゃん」は「魔法のマコちゃん」の後番組として10/4から放送開始です。

火曜日(10/26)
BSN
17:00-30「パーマン」(再放送) 17:30-1800「光速エスパー」(再放送)

NST
18:00-30「ムーミン」(フジ、一年九ヶ月遅れ)

水曜日(10/27)
BSN
17:00-30「トムとジェリー」(再放送) 

これまで火曜に放送していた「トムとジェリー」は10/6から水曜に放送曜日を変更しています。
夕方6時台前半に放送していた「サンダーバード」は10/7で放送終了していて、後番組は「パンチアウトボウル」・・・。

NST
18:00-30「いなかっぺ大将」(フジ、一週遅れ)

木曜日(10/28)
BSN
17:00-30「チンパン探偵ムッシュバラバラ」(NET 約五ヶ月遅れ) 18:00-30「スーパーマン」 19:00-30「スカイヤーズ5」(TBS同時ネット)

「チンパン探偵ムッシュバラバラ」は「スカイキッドブラック魔王」の後番組として8/26から放送を開始しています。
BSNのこの時間帯はどうやらNET用の枠のようですけれど、東京ではこういう番組を夜七時台に流していたのかと考えると、ちょっと考えちゃいますね。
ゴールデンタイムで流す番組じゃないだろこういうのって。
新潟みたいに夕方に流すのが相応しい番組なのではなかろーかと。
「スーパーマン」は10/21に壮絶な最終回を迎えた「タイガーマスク」の後番組としてこの日から放送開始。
声の出演として広川太一郎氏のお名前があるので、昭和46年3月から日本テレビ系で放送を開始した「スーパーマン新冒険」というアメリカのアニメのようです。
「スカイヤーズ5」は10/7放送開始で、かつて昭和42年10月から12月まで放送していた作品のカラーリメイク版。
私が何となく見覚えがあるのはこちらの方です。

NST
18:00-30「みなしごハッチ」(フジ、二日遅れ)

金曜日(10/29)
BSN
17:00-30「魔法使いサリー」(再放送) 18:00-30「コートにかける青春」(フジ、一週遅れ) 19:00-30 「帰ってきたウルトラマン」(TBS同時ネット)

夕方五時台後半枠で放送していた、イマイチ謎の多い「宇宙家族」は10/17で放送終了していて、後番組は「わんぱくキャンプ学校」・・・。
もっと流すべき番組、新潟では未放映の番組があるでしょーにと苦言をこんこんと呈したくなるのですが、この枠はこういう海外作品の枠って決めているのでしょうね。
それなら「アウターリミッツ」あたりを流せばいいのに。
私がテレビ欄を調査した昭和41年4月以降ではあの番組も新潟では放送していないんですよね。
「コートにかける青春」は9/10から放送を開始した実写女子テニス根性モノで、漫画原作だそうです。
有名で私も好きな「エースをねらえ!」以前に女子テニススポ根モノがあったのかと、今回の調査で初めて知りました、人間何事も勉強は大事ですな。
「帰ってきたウルトラマン」の10月から12月放送分の新潟日報テレビ欄の番組紹介記事は「次郎くん怪獣に乗る」「呪いの骨神オクスター」「悪魔と天使の間に・・・」「怪獣使いと少年」「ウルトラマン夕陽に死す」の五本です。
現在、地上波で「帰ってきたウルトラマン」を放送する場合、「悪魔と天使の間に・・・」と「怪獣使いと少年」は放送自粛されてしまうのではと危惧するところであります。

NST
特撮アニメ等の放送無し。

夕方6時台前半枠で放送していた「あしたのジョー」は10/22に放送終了しています。
後番組は「レモンの天使」という実写作品で、ウィキペディアによると看護学校を舞台にした青春根性モノだそうです。
テイストはまるで違いますが、大きな括りでは「あしたのジョー」と同じジャンルに属する作品なのですな、「ジョー」の後番で流すのも成程納得。

土曜日
BSN
18:00-30「天才バカボン」(よみうり、一週遅れ) 19:00-30「原始少年リュウ」(TBS同時ネット)

我が新潟の誇るギャグマンガの巨匠・赤塚不二夫先生の代表作「天才バカボン」は10/2から堂々の凱旋放送であります。
「原始少年リュウ」はこの日から放送を開始していますが、この作品は主題歌しか覚えていませんスイマセン親方・・・。

NST
16:55-17:50「ディズニーランド」 18:00-30「宇宙猿人ゴリ」(フジ、九ヶ月遅れ)
19:00-30「新オバケのQ太郎」(日本テレビ、一ヶ月遅れ)

これまでNSTの土曜は子供にとってイマイチ不毛の曜日であったのですけれど、10月を迎えて人気の特撮とアニメ作品が揃って10/2からスタートです。
「宇宙猿人ゴリ」(スペクトルマン)は「帰ってきたウルトラマン」「仮面ライダー」と共に変身ブーム初期の代表的作品ですが、残念ながら新潟では「ゴリ」時代をかなり端折っての変則放送になっています。
10/23までの放送分のタイトルは「宇宙猿人ゴリ」名義になっていますがサブタイトルの記載は無し。
10/30放送分から「宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン」にタイトルが変わり、ここからサブタイトルが記載される機会が増えます。
10/30放送は第21話「なぞのズノウ星人対ギラギトン」(原文ママ)で、これ以降は同時ネットの放送順のようです。
つまり新潟の本放送では「スペクトルマン」は未放映回が16回もあるということなのです。
私はこの番組は全然見た記憶が無く、ちゃんと見たのは10年ぐらい前に「ゴリ」初期とノーマンの話をネット視聴したのが事実上の初見でした。
ゴリ編初期は円谷とは異なるどこか猥雑でダークな雰囲気満載で面白かったなぁ。
世評では「チープ」と言われる特撮もあまり気にならなかったし。
話が面白ければ多少の粗は関係無くなるんですな多分。
本郷編や初期一文字編、ダブルライダー編を除く「仮面ライダー」を見るのが苦痛なのはその辺が原因なんだよなぁ。
また公害Gメンの遠藤理恵センパイがキュートでオサレで程なく降板されたのが残念で仕方ないですわ。
当時の特撮モノであれだけキャラが立ってる女性キャラはそうそういないのでは?
「新オバケのQ太郎」は再放送をよくやっていて、その時によく見ていました。
私にとって声優の絢子さんは「ハットリくん」ではなくQちゃんとして刷り込まれているのですよ。

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