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2019年1月 6日 (日)

新潟県民放子供向け番組放送の推移第五回(昭和43年前半)

新潟県民放子供向け番組放送の推移第五回は、昭和43年前半の新潟放送(BSN)番組プログラムの紹介です。

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新潟日報縮刷版のテレビ欄によると、昭和43年1月最終週のラインナップは下記の通りです。

日曜日(1/28)
18:00-30「リボンの騎士」(フジ全国ネットから約九ヶ月遅れ) 19:00-30「ウルトラセブン」(TBS同時ネット) 19:30-20:00「パーマン」(TBS同時ネット)

「マグマ大使」以来、特撮枠となっていた日曜夕方五時枠は、「怪獣王子」が前年11月から金曜日に曜日変更してしまった為、ピーブロと円谷プロの二大特撮作品を日曜にゆっくり見れる当時の子供たちの幸せな時間は終わりを告げました。
しかし私的にそれを帳消しにしてなお莫大なお釣りが来る作品、「リボンの騎士」が1/7から放送開始です。
この「リボンの騎士」、私はこのタイトルを聞くにつけ見るにつけ胸がきゅんと締め付けられるのですよ。
何故かと言えばそれはサファイヤ王子(姫)が私の初恋のヒトだったからです。
紅顔の美幼児の私が生まれて初めて「恋愛感情」めいたものを感じた相手が彼(彼女)なのであります。
リボンの騎士の仮面を外してフランツ王子に正体を明かす場面なぞはもう、なんとも形容の仕様が無い猛烈な胸のトキメキを覚えたのですわ。
それほどサファイヤタンに入れ込んでおったので、後にヤッターマン1号と彼女の声が同一人物の太田淑子さんだと知った時の衝撃といったらw
さらに後年、あの「クレクレタコラ」の声が太田さんだと知ってさらにショックでした・・・。
強くて健気なサファイヤタンのイメージが、物欲と権力欲の塊でコテコテの唯物論者の権化である赤いタコ坊主のそれに塗りつぶされてしまったのです・・・。
閑話休題、「ウルトラセブン」は新潟日報テレビ欄の番組紹介の機会がやはり少なく、1月から6月までの半年間では「北へ還れ」と「散歩する惑星」の二回のみ。
最早「凡百あるテレビ番組のひとつ」に過ぎない扱いになっています・・・。

月曜日(1/29)
17:30-18:00「魔法使いサリー」(NET、約五ヶ月遅れ) 18:00-30「光速エスパー」(日本テレビ、一日遅れ) 19:30-20:00「コメットさん」(TBS同時ネット)
「光速エスパー」はこの日で放送終了です。

火曜日(1/30)
18:00-30「ドンキッコ」(フジ、約一ヶ月遅れ) 19:00-30「キャプテンスカーレット」(TBS同時ネット)  21:30-22:00「奥様は魔女」

「ドンキッコ」はこの日で放送終了です。
「キャプテンスカーレット」は12月で放送終了した「冒険ガボテン島」の後番組として1/2スタート。
「サンダーバード」と同じ人形劇ですが、こちらは地球侵略を企む異星人に改造されながらもその支配から逃れて地球防衛に献身する主人公の物語なので日本の幼児には受けそうな話なのです。
しかし特撮に興味の無い一般人でもタイトルぐらいは知っている「サンダーバード」に比べて、「キャプテンスカーレット」は知る人ぞ知るというマイナーな立ち位置に甘んじているのです。
しかし当時の所謂「ゴールデンタイム」に子供を含む一般向け海外作品を流すというのは、テレビ開闢以来の海外ドラマ大量放送の余韻がまだ残っていた当時とはいえ、なかなか大胆な話ですな。
地上波民放でのこうした例は、テレビ朝日で放送した「Xファイル」が最後ではないでしょうか。
今ではとても考えられない話です。
聞くところによると、地上波を熱心に見る層は海外ドラマなんてお呼びじゃないそうです。
知ってる俳優タレントは出てこないし、日本のドラマに比べて話が判りにくいそうです。
私なぞは日本のドラマなんて全然見ませんけどね。
録画する気にもならない。
今のところ「リーガルハイ」が全話見た最後の和製ドラマかなぁ。
つーか、地上波は公共放送のニュースと「スポンジボブ」と「ブラタモリ」だけ見とけばOK。
BSのディーライフの海外ドラマは「メンタリスト」と「エレメンタリー」を熱烈に視聴しています。
以前は「NCIS」も熱心に見ていて、仕事はデキるけどそれ以外はダメ人間のトニーに笑い、日本人ウケする美貌のジヴァにゃんと吹き替えの大津愛理さんのお声にもう萌え萌えでしたけど、主演兼エグゼブティブプロデューサーのマイクのおっさんの強権体質に幻滅してしまって、第8シーズンの途中から見る気が完全に失せてしまいましたわ・・・。

水曜日(1/31)
18:00-30「仮面の忍者赤影」(フジ全国ネットより一時間先行)

この月は水曜の夕方五時半枠で「忍者ハットリくん」を二回放送しています。
この番組は相変わらず不安定な放送状況で、これじゃあ誰も積極的に見ようと思わないでしょうね。
また夜七時枠の「スカイヤーズ5」は12/27で放送を終了して、1月からは一時間枠でプロレス中継を流しています。
当時の子供たちにとって、我が郷土の誇るジャイアント馬場はウルトラマンやセブンに準じるヒーローと思われ(当時の怪獣モノの本では馬場さんが怪獣とよく戦ってるし)、当時の馬場、猪木が海外から来襲する悪役レスラーを迎え撃つ展開は後年の仮面ライダー1号2号のようなノリだったのではと想像するところであります。

木曜日(1/25)
18:00-30「キャプテンウルトラ」(TBS同時ネット再放送?)
「ウルトラQ」は「ゴーガの像」「悪魔ッ子」で、「あけてくれ!」を含めた28本の放送を終了し、1/18から「キャプテンウルトラ」が本放送終了後約四ヶ月後に初回再放送を開始しました。

金曜日(1/26)
17:30-18:00「怪獣王子」(フジ全国ネットから約二週間遅れ) 18:00-30「ロボタン」(フジ、約三ヶ月遅れ)
「怪獣王子」は前述のように前年11月からこの夕方枠に引っ越しています。

土曜日(1/27)
12:15-45「かわいい魔女ジェニー」(原文ママ) 18:00-30「黄金バット」(よみうり、一週間遅れ) 20:00-56「宇宙家族ロビンソン」

続いて昭和43年4月最終週のラインナップは下記の通り。

日曜日(4/28)
18:00-30「リボンの騎士」(フジ全国ネットから約九ヶ月遅れ) 19:00-30「ウルトラセブン」(TBS同時ネット) 19:30-20:00「怪物くん」(TBS同時ネット)

夜七時半枠は「パーマン」が4/14で終了して、4/21からはモノクロ版の「怪物くん」がスタート。
モノクロ版の「怪物くん」は第一話が異様に印象深いのです。
ドラキュラ、狼男、フランケンの初登場場面、特にドラキュラのそれが怖すぎて白黒画面の不気味さも手伝ってオシッコちびりそうな恐怖でした。

月曜日(4/29)
17:30-18:00「魔法使いサリー」(NET、約五ヶ月遅れ) 19:30-20:00「コメットさん」(TBS同時ネット)

火曜日(4/30)
19:00-30「キャプテンスカーレット」(TBS同時ネット)  21:30-22:00「奥様は魔女」

水曜日(4/25)
17:30-18:00「マッハGOGOGO」(フジ、一年遅れ)
4/17から全国ネットに遅れること実に一年で、ようやく「マッハGOGOGO」が放送を開始。
子供向けプログラムが激増している中で民放一局体制が続く我が県では、このような事が起きるのはやむを得ない話。
また夕方6時枠の「仮面の忍者赤影」は3月で放送を終了しています。

木曜日(4/26)
18:00-30「キャプテンウルトラ」(TBS同時ネット再放送?)

金曜日(4/27)
17:00-30「忍者ハットリくん」(NET、一年半遅れ) 17:30-18:00「アニマル1」(フジ、11日遅れ) 18:00-30「ロボタン」(フジ、約三ヶ月遅れ)

これまで放送状況が不安定でイマイチ腰の定まらなかった「忍者ハットリくん」は、4/19から金曜夕方五時枠に移って6月まで放送を続けることになりました。
夕方五時半枠で放送していた「怪獣王子」は4/5で放送を終了し、4/12からはスポ根モノの「アニマル1」を放送開始。
この「アニマル1」、私は全くの未見なのですが白石雅彦氏著「ウルトラセブンの帰還」によると当時の子供たちの間ではかなりの人気番組だったようです。
特撮モノが全面的に退潮して、「巨人の星」を筆頭にスポ根ブーム一色にプログラムが塗りつぶされる時代がもうそこまで迫っている頃の話です。

土曜日(4/28)
12:15-45「かわいい魔女ジェニー」(原文ママ) 18:00-30「巨人の星」(よみうり、一週遅れ)

スポ根アニメの金字塔「巨人の星」は、「黄金バット」の後番組として4/6放送開始。
しかし私は「巨人の星」といえば「新」の方です。
旧版は前半の一徹オヤジのシゴキがキツくて、なんかもういたたまれない気分になって見ていませんでした。
根底に流れるビンボー臭さも幼心に大キライだったのです。
体質的にスポ根モノは合わないのですな、昔から。
なお夜八時枠で放送していた「宇宙家族ロビンソン」は3/2で放送を終了しています(後番組は「伝七捕物帳」)。
また一般向け番組で特記すべきなのは4/7から夜九時枠で放送を開始した「キイハンター」。
この番組はTBSなのでBSNでは同時ネットです。
この「キイハンター」、「ジキルとハイド」の丹波哲郎御大、JACの創設者千葉真一氏、仮面ライダーV3の宮内洋氏ら特撮作品にゆかりのある面々が出演するアクションドラマで五年のロングランを記録する人気番組でした。
この番組、私は記憶にないのですが昨年月イチのCS無料放送日に東映チャンネルで第一話と第二話を見ました。
まだモノクロでしたけど、話は軽快にサクサク進むしミョーなテーマ性は無いしスイーツ層が好む恋愛ネタもなく、ドライで乾いた無国籍風の、それでいてエンターテイメント性溢れる作風にハマリましたわ。
なんといっても野際陽子さんがコケティッシュでエロかったw
ああいうドラマ、今の日本じゃ色々制約があって作れないんだろうなぁ。

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