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2019年1月13日 (日)

新潟県民放子供向け番組放送の推移第六回(昭和43年後半)

新潟県民放子供向け番組放送の推移第六回は、昭和43年後半の新潟放送(BSN)番組プログラムの紹介です。

新潟日報縮刷版のテレビ欄によると、昭和43年7月最終週のラインナップは下記の通りです。

日曜日(7/28)
18:00-30「リボンの騎士」(フジ全国ネットから約九ヶ月遅れ) 19:00-30「ウルトラセブン」(TBS同時ネット) 19:30-20:00「怪物くん」(TBS同時ネット)

「ウルトラセブン」も放送終了まであと僅かになってきましたが、テレビ欄の番組紹介の機会は相変わらず僅少です。
7月から放送終了の9月までの四ヶ月間では「あなたはだあれ?」と「史上最大の侵略(前後編)の3本のみ、それもラスト三本に偏っての話で写真掲載は無し。
ちなみに「史上最大の侵略(後編)」の見出しは゛光り(原文ママ)となって空へ セブンM78星雲に帰る゛。
どことなく物悲しさが感じられるキャッチであります。
怪獣ブームもこれで完全に終息で、昭和41年1月以来の怪獣狂騒の時代からスポ根全盛時代に移って参るのであります。

月曜日(7/29)
17:30-18:00「魔法使いサリー」(NET、約五ヶ月遅れ) 19:30-20:00「コメットさん」(TBS同時ネット)

火曜日(7/30)
18:00-30「ゲゲゲの鬼太郎」(フジ、約四ヶ月遅れ) 19:00-30「キャプテンスカーレット」(TBS全国ネット)  21:30-22:00「奥様は魔女」

モノクロ版の「ゲゲゲの鬼太郎」は5/28から放送を開始しました。
私は「鬼太郎」と言えば昭和46年のカラー版からで、モノクロ版は記憶がありません。

水曜日(7/31)
特撮アニメ等無し。
夕方五時半枠で放送していた「マッハGOGOGO」は7/10で放送終了。
後番組は「わんぱくフリッパー」です
「フリッパー」は「わんぱくぱくぱくわんぱく!フリッパー~!」のフレーズだけ覚えていますな。
私は動物モノもあまり好きではなかったので、この番組の再放送も積極的には見ていなかった気がします。
また水曜日には超有名な海外ドラマ「スパイ大作戦」が7/24から夜11時15分からの一時間枠で放送スタート。
平日の深夜帯とあっては、子供はとても見れませんなこれは・・・。
ビデオデッキは一般家庭には影も形もない時代の話ですから、番組は一期一会を覚悟です。
見れなかったらハイそれまでよ。

木曜日(7/25)
「ウルトラマン」(TBS同時ネット再放送)
「ウルトラマン」は「キャプテンウルトラ」再放送の後番組として7/4スタート。
本放送終了から一年三ヶ月での初回再放送であります。
去り行くウルトラセブンと、再放送とはいえ初見の幼児が多いであろうウルトラマン。
当時の幼児には果たしてどちらの受けがよかったのか、興味のあるところです。

金曜日(7/26)
17:30-18:00「アニマル1」(フジ、11日遅れ) 18:00-30「ロボタン」(フジ、約三ヶ月遅れ)

4月から金曜夕方五時枠に移動した「忍者ハットリくん」は6月で放送終了しています。
全国ネットでの後番組「忍者ハットリくん+忍者怪獣ジッポウ」は新潟では未放映に終わりました。

土曜日(7/27)
18:00-30「巨人の星」(よみうり、一週遅れ)

昭和41年11月末以来、お昼のお楽しみだった?「かわいい魔女ジェニー」(原文ママ)は5月で放映終了しています。
後番組は「カメラルポルタージュ」・・・よりによってこんな硬派な番組を充てなくてもいいのに。

引き続いて昭和43年10月最終週のラインナップは下記の通り。

日曜日(10/27)
18:00-30「リボンの騎士」(フジ全国ネットから約九ヶ月遅れ) 19:00-30「怪奇大作戦」(TBS同時ネット) 19:30-20:00「怪物くん」(TBS全国ネット)

「ウルトラセブン」の後番組「怪奇大作戦」は、新潟では引き続き同時ネット視聴できました。
私も「怪奇大作戦」は大好きな作品で、円盤を折に触れ見直しています。
しかしこの作品、私は朝日ソノラマの「ファンタスティックコレクション」で「ウルトラQ」とセットの本を読むまでは存在さえ知りませんでした。
新潟では「怪奇大作戦」の再放送の機会が無く、その後もずっと見ないまま。
初めて見たのはレンタルビデオで、平成に入ってからだったかもしれません。
最初に見たのは「散歩する首」あたりだったと思います。
その時の感想は「地味」の一言だったのですが、こちらが歳を重ねるにつれ面白くなっていく不思議な作品です。
「ウルトラQ」は別格として、ウルトラマンとウルトラセブンはもう見飽きてしまっていて改めて見ようという気も起きないのですけれど、「怪奇大作戦」の場合は何度見直しても飽きないのです。
噛めば噛むほど味の出るスルメのような作品ですな。
今では岸田森さん演じる牧さんがカッコ良くて的矢所長が渋くてもう辛抱タマランとですよ。
後は当時の世相を感じさせる画面構成ですな。
ウルトラQからセブンまででは見なかった(見せなかった?)、当時の日本の街のリアルな様子が遠慮なく露出しているのです。
個人的に好きなエピソードは「恐怖の電話」「死神の子守唄」「呪いの壷」「京都買います」。
なお「怪奇大作戦」の新潟日報テレビ欄番組紹介記事は、放送期間中僅か二回。
第一話「壁抜け男」と最終回「ゆきおんな」だけという寂しさなのです。
まぁ見た目は地味な番組ですし、こういう扱いも仕方ないのかも。

月曜日(10/28)
19:30-20:00「コメットさん」(TBS同時ネット)
月曜夕方五時半枠で放送していた「魔法使いサリー」は、10月から火曜日に引越しています。

火曜日(10/29)
17:30-18:00「魔法使いサリー」(NET、約五ヶ月遅れ) 19:00-30「サスケ」(TBS同時ネット)
5月末から夕方6時枠で放送を開始した「ゲゲゲの鬼太郎」は8/20で放送終了。
全国ネットでは人気番組だったのに、新潟では僅か三ヶ月で打ち切りの憂き目です。
後番組は「意地悪ばぁさん」・・・私はこの番組、オープニングの「イ・ジ・ワ・ル・ばぁさん!ヒッヒッヒッ!」のフレーズだけ異様に覚えています。
「サスケ」は「キャプテンスカーレット」の後番組として9/3放送開始です。
私はこの作品は主題歌も含め全く覚えておらず、おそらく未見なのでしょう。
調べてみたら昭和50年代に入っても再放送をしていたというのに。
また永らく夜のお楽しみであっただろう「奥様は魔女」も9/3で終了でガッカリですわ。
(後番組はやはりアメリカのコメディドラマ「いたずら天使」)

水曜日(10/30)
特撮アニメ等無し。
週の真ん中が子供たちにとっての暗黒日です、まぁ夕方の「わんぱくフリッパー」を楽しみにしている層もいるでしょうけれど・・・。

木曜日(10/31)
17:00-30「ジョー90」 17:30-18:00「妖怪人間ベム」(フジ、10日遅れ) 18:00-30「ウルトラマン」(TBS同時ネット再放送)

10/10スタートの「ジョー90」は海外モノ、「妖怪人間ベム」は10/17放送開始です。
「妖怪人間ベム」は新潟では度々再放送されていて、私もよく見ていました。
オープニングで変身後のベムが視聴者の方を向いて咆哮する場面は凄まじいショック場面ですが、それを克服して本編を見るとホント、物悲しいんですよね・・・
あれだけ人間たちに忌避されながら、それでもなお人間になれる日が来るのを信じて人間のために善行を積む妖怪人間たち。
そして結局それは果たされること無く、命がけで守り抜いた人間たちに火を付けられて生死不明という救いの無い終わり方。
幼心に色々考えさせられましたわ。
韓国に発注したゆえの無国籍風な雰囲気も魅力です。
韓国もああいう感じで独自のアニメ造りに邁進すればよかったのにねぇ、日本のパクリなんてせずに・・・。

金曜日(10/25)
夕方五時半枠の「アニマル1」は10/3と10/10のみ木曜夕方五時半枠で放送して終了、夕方6時枠の「ロボタン」は10/4で終了。
「アニマル1」の後番組は「金曜ポスト」(どんな番組なのかわかりません・・・)、「ロボタン」の後番組は「赤かて!白かて!」。
「赤かて!白かて!」は聞いたことがない番組なのでググってみたら、家族対抗形式の視聴者参加番組だそうです。
まぁこういう番組を面白がって見る層は多いのでこれはこれで良しなのでしょうけれど、私のような特撮好きな幼児からすれば、この時期新潟では未放映の「マイティジャック」「戦え!マイティジャック」を流してくれよぅと苦情の凸電を入れたくなるというものです。

土曜日(10/26)
18:00-30「巨人の星」(よみうり、一週遅れ)
土曜日は一般向けアクションドラマ「キイハンター」が絶賛放送中。
私が当時の幼児ならば、親に頼み込んで見せてもらう事請け合いの番組であります。

さて私の個人的な動機で始めたこの連載、これまでは新潟放送(BSN)一局のみでしたが、年が明けて昭和44年1月からは新潟第二の民放「新潟総合テレビ」(NST)がいよいよ開局放送開始であります。
これで新潟の子供向け番組プログラムも充実してくる・・・かな!?
詳細は次回にて。

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