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2018年12月の記事

2018年12月24日 (月)

新潟県民放子供向け番組放送の推移第二回(昭和41年7月及び10月)

新潟県民放子供向け番組放送の推移その二は、昭和41年7月、10月と三カ月おきに番組プログラムを紹介していきます。

昭和41年4月はこちらへ← →昭和42年前半はこちらへ

新潟日報縮刷版によると、昭和41年7月最終週の新潟放送(BSN)各曜日放送ラインナップは下記の如し。

日曜日(7/31)
10:30-11:00「狼少年ケン」 11:00-30「トムとジェリー」 17:00-30「マグマ大使」(フジ遅れネット約二週間) 18:00-30「レインボー戦隊ロビン」(NET遅れネット二ヶ月強) 19:00-30「ウルトラマン」(TBS同時ネット) 19:30-20:00「オバケのQ太郎」(TBS同時ネット) 23:00-15「仙人部落」(7/2放送開始)

「マグマ大使」は「ワンダースリー」の後番組として、フジテレビ系同時ネットから約二週間遅れで7/17から放送を開始しています。
「ウルトラマン」は「ウルトラQ」に引き続きTBS系の同時ネットです。
オールカラーの巨大ヒーロー特撮物の先駆者である「マグマ大使」と「ウルトラマン」は、新潟においては日曜日に揃って放送という豪華ラインナップであります。
これは他県いや東京にお住まいの方でも垂涎のプログラムと申せましょう。 
ただ私は「マグマ大使」は見たことがありません、スイマセン親方・・・。
「マグマ大使」の初回放送は新潟日報テレビ欄の番組紹介でも写真付きで取り上げられており、「ウルトラQ」「ウルトラマン」も紹介頻度はまだ高い状態。
7月から12月放送分を見ると、「ウルトラQ」は最終回の「206便消滅す」が、「ウルトラマン」は「ウルトラマン前夜祭」「ウルトラ作戦第一号」「侵略者を撃て」「科特隊出撃せよ」「怪獣無法地帯」「謎の恐竜基地」「宇宙から来た暴れん坊」「ミイラの叫び」「真珠貝防衛指令」「科特隊宇宙へ」「遊星から来た兄弟」「故郷は地球」が記事になっています。
「前夜祭」「侵略者」「無法」「暴れん坊」「ミイラ」「宇宙へ」は写真付きです。
ちなみに「ウルトラQ」の「206便」は゛できばえはシリーズ中最もすぐれているので゛と激賞されていて、一般人の目にはあの作品が傑作に映るのか!?と驚きましたわ。
アニメの「レインボー戦隊ロビン」は7/3から放送開始で、NET系同時ネットから二ヶ月強の遅れであります。
こちらも私は見たことがありません、申し訳ないです親方・・・。
カラー化直前の時期に放送されたモノクロ作品は、どうしても再放送の機会に恵まれず不運な感が強いのです。

月曜日(7/25)
18:00-30「丸出だめ夫」(日本テレビ同時ネット)

月曜から土曜まで朝の帯番組として流していた「エイトマン」は7/1で放送終了しています。

火曜日(7/26)
18:00-30「ハリスの旋風」(フジ遅れネット約一ヶ月) 19:00-30「宇宙少年ソラン」(TBS同時ネット)

「ハリスの旋風」は「宇宙エース」の後番組として6/7から放送を開始。
フジテレビ系同時ネットから約一ヶ月の遅れです。
「ハリスの旋風」も私は見たことがないです、遺憾です親方・・・。
なお火曜日には「奥様は魔女」が5/3から21:30-22:00の枠で放送を開始しています。
当時の子供が見るにはかなり遅い時間帯ですけれど、何度も再放送されたこの番組を私は幼児の頃から大好きでしたw
サマンサの母エンドラの根性曲がりっぷりがもう辛抱たまらんとですよ。
彼女からみれば劣等種族のニンゲンのダーリンの名前なんて絶対に正しく呼称してやらないぞという老魔女の意気地と気合をビンビンに感じるのですわ。

水曜日(7/27)
18:00-30「ジャングル大帝」(フジ、同時ネット)

木曜日(7/28)
18:00-30「スーパージェッター」

4/14で一旦放送を打ち切った「スーパージェッター」が同じ枠で7/28から放送を再開しました。
再開第一回は「二人の亡命者」(第32話)で、以前と同様にランダム放送のようです。

金曜日(7/29)
18:00-30「遊星仮面」(フジ遅れネット一週間)

「遊星少年パピィ」の後番組として6/10から放送を開始したのが「遊星仮面」です。
フジテレビ系同時ネットから一週遅れでのオンエアであります。
なお17時台に流していた「おそ松くん」は6/24で放送を終えています。
同時ネットでは昭和42年3月まで放送しているので、新潟では打ち切りということです。
越後では人気が無かったんですかねぇ。

土曜日(7/30)
19:00-30「鉄腕アトム」(フジ同時ネット)

追記すると、後年BSNが夏休み期間中の午前中に「夏休み子供劇場」として流していた子供向けプログラムは、この頃にはまだ存在していませんでした。

続いて昭和41年10月最終週の番組ラインナップは下記の通り。

日曜日(10/30)
17:00-30「マグマ大使」(フジ遅れネット約二週間) 18:00-30「レインボー戦隊ロビン」(NET遅れネット二ヶ月強) 19:00-30「ウルトラマン」(TBS同時ネット) 19:30-20:00「オバケのQ太郎」(TBS同時ネット)

午前中に放送していた「狼少年ケン」と「トムとジェリー」は9月末で放送終了しています。
「狼少年ケン」の後番組に「ジャングル・ジム」という番組を流していて、ひょっとしてアメリカのアニメかな?とぐぐってみたら、ジャングルモノの映画の再編集ドラマだそうです。

この月は木曜日以外、三ヶ月前と変化無しです。

月曜日(10/31)
18:00-30「丸出だめ夫」(日本テレビ同時ネット)

火曜日(10/25)
18:00-30「ハリスの旋風」(フジ遅れネット約一ヶ月)  19:00-30「宇宙少年ソラン」(TBS同時ネット)

水曜日(10/26)
18:00-30「ジャングル大帝」(フジ同時ネット)

木曜日(10/27)
18:00-30「スーパージェッター」 19:00-30「がんばれ!マリンキッド」(フジ同時ネット)

10/6から放送開始の「がんばれ!マリンキッド」は後の「海底少年マリン」のパイロット版のような作品で、ウィキペディアによると現在はフィルムの所在も不明との事。
そんなマイナーかつレアな番組が、もっとメジャーな作品を差し置いて我が新潟で同時ネット視聴できたというのは、幸運な話と言えるとかどうか判断に苦しむところであります。
「おそ松くん」が打ち切られてこの番組を流すっていうのもなんだかなぁ。
まぁこの枠はフジのものなので、ナニが流されようと田舎は文句を言えないのです。

金曜日(10/28)
18:00-30「遊星仮面」(フジ遅れネット一週間)

土曜日(10/29)
19:00-30「鉄腕アトム」(フジ同時ネット)

この後、11月からは土曜の昼12時台に「かわいい魔女ジェニー」(原文ママ)が放送を開始(11/26から)。
その他、私の目を惹く番組としては木曜22:30から「特別機動捜査隊」、金曜21:30から「ザ・ガードマン」があります。
海外ドラマでは前回に引き続き、「コンバット」(水曜20:00)と「逃亡者」(土曜22:00、12月で終了)、「サンセット77」(日曜22:00)、「0011ナポレオン・ソロ」(日曜23:15)が放送中。
そして12月には大晦日に「鉄腕アトム」がついに放送終了して、昭和42年の元日を「ウルトラマン」の第25話「怪彗星ツイフォン」で子供たちは迎えることになるのです。

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2018年12月23日 (日)

新潟県民放子供向け番組放送の推移第一回(昭和41年4月)

この3年程の間に、白石雅彦氏の手による「ウルトラQの誕生」「ウルトラマンの飛翔」「ウルトラセブンの帰還」という、TBS日曜七時の所謂「タケダアワー」の空想特撮シリーズ三部作についての労作が出されたのは皆様ご存知かと思います。
いずれの本も実に興味深い内容で、特に「ウルトラQの誕生」については脚本の準備稿と決定稿の相違など(例えば「ガラダマの谷」と「ガラダマ」の違いとか)恥ずかしながら初めて知った逸話も多くて、私的にはまさに瞠目の内容でした。
これら諸作の中で、白石氏があとがきで触れているのが氏の故郷である秋田県における空想特撮シリーズの放送状況です。
秋田県ではTBS系の民放が無いそうで、シリーズの放送は全国同時ネットよりもだいぶ遅れての事だったとの事。
それを読んで私がふと思ったのが、
「我が新潟における空想特撮シリーズ、いや特撮モノ全般の放送状況はどんな流れだったのだろうか?」
新潟には「新潟放送」(BSN)という老舗のTBS系民放があり、空想特撮シリーズや「帰ってきたウルトラマン」以降のウルトラシリーズについて同時ネットで視聴できたのは私の経験として承知しています。
ではTBS以外のキー局で放送された作品についてはどうだったのか?
このように一旦考え出すとその疑問を解き明かしたくてもう辛抱タマラン状態に陥ってしまいまして、昔の新聞の縮刷版のテレビ欄を追跡調査し、昔の新潟県の特撮、否アニメも含めた子供向け番組全般についての放送状況を備忘録も兼ねてこれから掲載していきたく存じます。

さて、新潟日報縮刷版を手に取って閲覧できる最初の号は「昭和41年4月」であります。
なお新潟においては昭和43年までは民放はBSN一局のみで、昭和44年1月から第二の民放である「新潟総合テレビ」(NST)が放送を開始しています。
では昭和41年4月最終週のBSN放送の子供向け番組プログラムは下記の通りです。

4/24(日)
10:30-11:00「狼少年ケン」 11:00-30「トムとジェリー」 17:00-30「ワンダースリー」(フジ遅れネット二週間) 19:00-30「ウルトラQ」(TBS同時ネット) 19:30-2000「オバケのQ太郎」(TBS同時ネット)

「ウルトラQ」は前述のように、新潟では幸いなことに同時ネットでリアルタイム視聴が出来ていました。
注目すべきは「ワンダースリー」がフジテレビ系同時ネットから約二週間の遅れで、「ウルトラQ」の二時間前に放送されていることです。
皆様ご存知のように、手塚治虫原作のアニメ「ワンダースリー」はフジテレビ日曜夜七時の放送で、昭和41年1月放送開始の「ウルトラQ」が裏番組になるまでは人気を博した作品です。
しかし「ウルトラQ」が放送を開始するとたちまち劣勢に追い込まれ、視聴率は急落してついには放送曜日の変更を余儀なくされてしまった曰くつきの作品でもあります。
全国ネットではこのような悲運に見舞われた「ワンダースリー」ですが、我が新潟では同時ネットから二週間遅れての放送ではあるものの、「ウルトラQ」と同じ日曜の放送で時間帯の棲み分けが出来ていました。
ただ私は「ワンダースリー」って一度も見たこと無いです、スイマセン親方・・・。
なお「ウルトラQ」は田舎の視点でもかなりのインパクトがあった番組のようで、テレビ欄の番組紹介でもかなり取り上げられています。
4月から6月放送分では「東京氷河期」と「悪魔ッ子」以外の各話の紹介記事が載っていて、「ガラモンの逆襲」「2020年の挑戦」「変身」は写真付きになっています。
「ウルトラQ」については新潟日報に「うなぎのぼりの制作費」という記事が載っていて、それによると当時も1本当たりの制作費が最も高額だったのは日本テレビの一時間モノ「明治天皇」(BSNで火曜夜10時枠)で約700万円、それに次ぐのが「ウルトラQ」の約600万円。
「ウルトラQ」は30分番組ですから単純換算すれば一時間で1,200万円という超高額になります。
ただし視聴率は「明治天皇」が10%前後と不振を極めていたのに対して、「ウルトラQ」は30%は当たり前なので、費用対効果なら「ウルトラQ」が断然上でしょう。
まぁ「ウルトラQ」の場合はメイン視聴者層が子供なので、視聴率が幾ら良くてもスポンサーの販促にどれだけ貢献していたかは色々と議論のあるところでしょうけれど。

4/25(月)
07:10-20「エイトマン」 18:00-30「丸出だめ夫」(日本テレビ同時ネット)

朝七時台の「エイトマン」は月曜から土曜の帯番組です。
「丸出だめ夫」は4/11からの放送ですが、日本テレビ系全国ネット放送開始は3/7。
したがって新潟では第六回からの放送開始になります。
この時間帯はそれ以前には「宇宙エース」を放送していました。
ただ私は「宇宙エース」も「丸出だめ夫」も一度も見たことないです、スイマセン親方・・・。

4/26(火)
07:10-20「エイトマン」 18:00-30「宇宙エース」(フジ遅れネット) 19:00-30「宇宙少年ソラン」(TBS同時ネット)

「宇宙エース」は4/12からこの時間帯に移動して、フジテレビ系の同時ネットから約一ヶ月遅れで放送を継続しています。
「宇宙少年ソラン」はTBS系なので新潟では同時ネットで視聴できました。
ただ私は「宇宙少年ソラン」を一度も見たことがありません、申し訳ないです親方・・・。

4/27(水)
07:10-20「エイトマン」 18:00-30「ジャングル大帝」(フジ、同時ネット)
 
手塚先生不朽の名作のひとつである「ジャングル大帝」は、新潟ではフジテレビ系の同時ネットでリアルタイム視聴ができていました。
TBS以外の番組で同時ネットの番組は、当時の新潟では少数派だったのです。
「ジャングル大帝」については幼少の頃に見た記憶があります。
勿論この当時、私はこの世にいなかったので当然再放送なのですけれど。
モノクロのアニメはほぼまったく記憶にないのに、この作品は僅かに覚えがある。
やはりカラー作品だと再放送の機会が爆発的に増えるということなのでしょうな。

4/28(木)
07:10-20「エイトマン」 
4/14までの18:00-30枠は「スーパージェッター」を放送していました。
TBS放送の「スーパージェッター」はこの年の1月に放送を終了しているので、新潟のこの枠での放送は再放送と思われます。
なお4/7放送は第13話「未来予言機」、4/14放送は第18話「恐怖の子守唄」なので、放送順はランダムであったことが伺えます。

4/29(金)
07:10-20「エイトマン」 17:15-45「おそ松くん」(フジ遅れネット) 18:00-30「遊星少年パピィ」(フジ遅れネット)

近年、腐女子や貴腐人の方々のココロを鷲掴みにして萌えさせた「おそ松さん」のオリジナル版が夕方に放送されています。
サブタイトルが不明なので全国ネットからの遅れ具合はわかりませんでした。
ただ私は「おそ松くん」も「遊星少年パピィ」(いずれもフジテレビ系)も全く見たことがありません、実に遺憾です親方・・・。
イヤミのあの「シェー!」のポーズを取った覚えって全然無いですしね。
アレをやれって振られても全く対応できないし、知らないから。
昭和の歴代仮面ライダーの変身ポーズは1号からBLACKまですぐ出来るというのに。
(RXは難しくて覚えるのを諦めました、怒らないでください親方・・・)
「遊星少年パピィ」も同時ネットでは無いのは確実ですが、こちらもどれぐらいの遅れが生じていたのか不明です。

4/30(土)
07:10-20「エイトマン」 19:00-30「鉄腕アトム」(フジ、同時ネット)

日本アニメ史上不朽の作品「鉄腕アトム」は新潟でフジテレビ系同時ネットでリアルタイム視聴です。
ただ私は「アトム」って好きじゃないのです。
幼少の頃からそうなのですが、たぶんあのどことなく哀愁漂う雰囲気が嫌いだったのだと思います。
その後の新作版も見てないですし。
ああいう作風が好みで無いのは、いい歳をしたオッサンの今でも変わらずです。

追記すると、朝七時の帯枠では「エイトマン」の他に「ポパイ」を流していたのが確認できます。
また有名な海外ドラマでは昭和41年4月末時点で水曜夜八時枠に「コンバット」、土曜夜九時半枠に「ルーシーショー」、それに続く十時枠に「逃亡者」、日曜夜十時枠に「サンセット77」、十一時台に「0011ナポレオン・ソロ」を放送しています。

調査の初回で驚いたのは、まず想像していたよりも子供向け番組の放送が多かったことです。
既述のように当時の人気番組は概ねフォロー出来ています。
当然の事ながら遅れネットが多いものの、民放一局のみでここまでやれているとは思いませんでした。
またその反動からなのか、昭和30年代に放送されていた番組の再放送が僅少であるという点も驚きでした。
この時点で「昔の番組」の再放送は「エイトマン」と「狼少年ケン」ぐらいですからね。
アニメだと「鉄人28号」、実写特撮だと「月光仮面」「まぼろし探偵」「少年ジェット」「七色仮面」「ナショナルキッド」といったあたりが朝か夕方四時五時台に再放送されているのではと想像していたのですけれど、様相は全く異なっていました。
なお、それら「古い作品」は新潟においてはこれ以降も全く再放送していないのを確認しています。
なにしろ昭和43年末まではBSN一局のみで民放の番組を一手に引き受けていたので、新作を追っかけるだけで放送枠は手一杯の状況だったのです。
そして第二の民放NSTが開局した昭和44年は既にカラー放送が普及し始めていて、モノクロの古い番組はなかなか放送し辛いのは想像に難くなく、また新番組がどんどん増えていってそれらを消化するのにこれまた手一杯だったのです。

→昭和41年7月、10月はこちらへ

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2018年12月22日 (土)

18年ぶりのミスアメリカマスク自作

去る11月中旬、実に18年ぶりの「ミスアメリカ」自作マスクが完工しました。
(知らない方の為に申し添えますと、スーパー戦隊シリーズ第三弾「バトルフィーバーJ」のヒロインです)

2000年秋に二個目のマスクが完成してから、アレを圧倒的に凌ぐ出来のマスクを作ってみせようと色々やっていたのですけれど、どれもこれもしっくり来なくて完成に至らず、一時は造形から全く遠ざかっていたのです。
しかしまぁ、一度始めた事を途中で投げ出してそのまま歳を取るのも男の沽券に関わるわなぁと思い直して、今年春から製作に再着手して、外での塗装作業が不可能になるギリギリの時期に間に合わせでなんとか完成させた次第なのです。
ハッキリ言って時間が無く表面処理が甘くて塗装にも失敗してしまったのですが、「いつまで経っても完成しない」よりはとりあえず出来ただけでヨシと、自身を慰める日々なのであります。
太平洋側みたいに冬でも晴天で風も強くなくスプレー塗装可能な気温なら焦る必要もないのですが、なにしろこちらは11月下旬からは強い季節風と叩きつける冷たい雨そして雪の世界で、外でのスプレー塗装が可能になるのは早くても三月中旬以降なのですよ。

2018年完成の自作ミスアメリカマスクその1
2018年完成の自作ミスアメリカマスクその2

今回は顎のラインをシャープにすることと、鼻を高くすること、口唇を大きくしてよりアルカイックスマイルに見せるように工夫すること、被った際の視界の確保を最優先することを念頭に入れて造形しました。

1999年完成のマスクと2018年完成のマスク

画像左は1999年秋に完成した自作のミスアメリカマスク第1号(便宜上mk.1と呼称します)、右は今回完成の新マスク(便宜上mk.3と呼称します)。
大きさ的には両者はほぼ同じですが、mk.3は顎のラインをシャープにする為に顎下の長さを大きく取って、その分造形を立体的に出来るように配慮しました。
またmk.1はマスク上部のピンク色を自分で調合してプロスプレーで塗装していましたが、今回は市販のピンク色のカラーにしました。
プロスプレーは手入れが面倒で辟易としてしまったのですわ。

2000年完成のマスクと2018年完成のマスク
画像左は2000年秋に完成した自作のミスアメリカマスク第2号(便宜上mk.2と呼称します)。
mk.2はmk.1やmk.3よりも少し大きめで、マスク上部のピンク色はmk.1と同じ要領です。
肉眼で見ると薄いピンクなのですが、こうして画像にすると色合いが薄過ぎて桃色に見えない・・・。
画像で見せる場合は、肉眼よりも濃い色調の方が良いのだなぁと再認識したところです。
このmk.2、実は視界が最悪で、被ると視界がほぼ無い状態。
mk.1共々、後に改造して視界を少しでも広げようと試みたのですが、もともと本物のマスクのように小さな穴を沢山開けていたので、穴の拡幅には限界があるのです。
その反省もあって、今回のmk.3では覗き穴の数を少なくしてその代わりに被った場合の視界を考えた造りに変えてあります。

自作のミスアメリカマスク三個
自作のミスアメリカマスク揃い踏みの図。
左から1999年製のmk.1、2018年製のmk.3、2000年製のmk.2。

さて、こうしてどうにかマスクが完成したからには、後はあのレオタードを着てコスプレ撮影・・・なんですが、それはまだ未着手。
mk.3にmk.1やmk.2のウイッグを付けると、髪のボリュームがひどく足りない気がするのです、特に後頭部が・・・。
古いウィッグを改造してヘアピースのようにして、後頭部のボリュームを少しでも増やせないかと目下検討しているところです。
また「着る」事自体が面倒臭くなっちゃったんですよね・・・。
人前で最後に着てから14年、最後に自撮りしてからもう五年も経ってますからなぁ。
昔ならマスクが完成したら即着て画像撮りまくりだったんですけど、今は完成させてもうそれで満足しちゃってる状態。
プラモデルを造り終えたのと同じ感覚なのです。
コスプレイベントにでも出る機会があれば、また昔の感覚を思い出せるのでしょうが、そんな話は今まで無かったし今後もまず無いでしょう。
うーむ、着る気力をどうやって奮い起こすか、まさかマスク製作よりもそっちの方が難問だとは思いもせなんだ平成最後の師走なのであります。

自作のミスアメリカのベルト
当初はマスクが完成したら、すぐ着て撮影しようと思っていたので、マスク完成に合わせてミスアメリカのベルトも自作で新調したのですが、コレを私のレオタードのウエスト64のお腰に装着する日が果たしてあるのやら。

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2018年12月21日 (金)

中条駅の新駅舎

去る7月21日(土)、羽越本線・中条駅の新たな橋上駅舎が供用を開始しました。
羽越本線の新潟県内区間初の橋上駅舎で、また新潟県内でもJR発足後の新幹線関連及び在来線新潟都市圏以外の駅としては橋上化の最初のケースでもあります。
新駅舎は6月に当駅に降り立った時点でほぼ完成していて、建物の外観については観察し把握しておりましたが、いよいよその内部も見学できることとなりました。
そこで今回は装いを新たにした中条駅の姿について、かいつまんで点描して参りたく存じます。

仮駅舎時代の中条駅についてはこちらへ

中条駅橋上駅舎東口全景
新装成った中条駅駅舎(東口)の全容、2018年9月撮影。
なお、画像撮影日は全て同日です。
新駅舎右側にあった仮駅舎は、この時点で完全に撤去解体されていました。
橋上駅舎の常として、実態よりもずっと大きく見える建物です。

新駅舎東口出入り口の様子
新駅舎の出入り口はこんな感じ。
出入り口上部のデザインは、胎内出身で鎌倉時代初期に幕府に対して反乱を起こし勇戦した女武将「板額御前」をモチーフにしているのだとか。
旧駅舎時代は駅前歩道の貨物ターミナル側に彼女の像が設置されていました。
構外トイレは画の右側にありますが、男子用は小便器が一個しかないので要注意。

かつての仮駅舎側から見た駅前歩道
かつての仮駅舎側から見た駅前歩道の様子。
当駅は改築以前からロータリーが完備されていますけれど、路線バスもコミュニティバスも乗り入れていません。
そもそも胎内市ではコミュニティバスは無く、デマンドタクシーが交通弱者の足になっているのです。

中条駅橋上駅舎西口全景
橋上駅舎化に伴って新設された西口とロータリーの様子。
この時点では西口にタクシーは待機していませんでした。
残工事がまだまだ残っていて、完工はもう少し先の模様。

駅西口の側線跡の様子
かつての側線群も今はこのような姿に。
無意味に幅広の架線柱が今となっては哀しい・・・。
羽越本線の電化工事着手当時は、貨物も専用線も無くなってしまう未来は到底予見できなかったのです。

ホーム上から見た西口駅前通り
ホーム上から見た西口駅前通りの様子。
元々民家の立ち並ぶ界隈だったので、発展途上な感はありません。
今後、こちら側にコンビニの出店があるのかどうかですな。
当駅至近は買い物には実に不便なところですし、コンビニの一軒ぐらいあってしかるべきだと思うのですが。

橋上駅舎の改札口周りの様子
自動改札機は三台設置されていて、旧駅舎、仮駅舎時代と同じ数です。
改札の向こうの構内側にはトイレがあります。

橋上駅舎の東西連絡通路
橋上駅舎の東西連絡通路はこんな感じ。
通路内にはベンチが設置されていて千客万来。
画像左上の画は胎内市の特産であるチューリップで、街の地域性をアピールしています。

駅舎構内側通路の様子
駅舎構内側通路の様子。
画像左手前のエレベーターの先が待合室です。

構内待合室内部の様子その一
構内待合室内部の様子その二
待合室内部の様子。
内部は相応の広さで居心地はすこぶる良好。
新駅舎供用開始から約二ヶ月経過していますが、室内はまだまだ綺麗。
ベンチは18脚設置されています。
また室内には飲料自販機が置かれているので、ドリンクを啜りながら毎時約1本の列車をのんびり待つのです。

自由通路側から見た駅構内の新発田方
自由通路側から見た構内の新発田方の様子。
上屋の向こうのホームには特段の変化はありません。

構内通路側から見た駅構内の村上方
構内通路側から見た構内の村上方。
この時点では跨線橋の解体工事は未着手でした。
私が当駅を再訪するのは、跨線橋が完全撤去されて構内外の整備が完了してからになるでしょうなぁ。

1番ホーム(新潟方面乗り場)の新発田方から見た構内
1番ホーム(新潟方面乗り場)の新発田方から見た中条駅構内。
この三ヶ月前に来た時と変化はありません。

1番ホーム下の待合室
1番ホームの上屋下には待合室が設置されています。
ホーム上の待合室はここだけで、新潟方面への利用の多さゆえの設置なのでしょうな。

1番ホームの村上方から見た構内
1番ホームの村上方から見た構内。
跨線橋の撤去準備なのか、こちら側の上屋は屋根が外されて立ち入り禁止中です。

使用中止になった旧跨線橋出入り口
橋上駅舎の供用開始に伴って使用中止になった旧跨線橋出入り口。
国鉄時代に作られた跨線橋も今後は順次耐用年数に達して、こうして無くなっていくのでしょう。

2-3番島式ホームの新発田方から見た構内
2-3番島式ホームの新発田方から見た構内。
以前の記事でも書いた気がしますが、側線が無くなってしまった構内は実にこじんまりとしたものに変わってしまいました。

島式ホーム上の上屋の様子
島式ホーム上の上屋の様子。
上屋下にはベンチが設置されていますが、全て画像左側の3番側を向いています。
3番は村上方面乗り場で、定期旅客列車の2番使用は2018年9月時点で皆無です。

島式ホームの村上方から見た構内
島式ホームの村上方から見た構内。
こちらの上屋は1番のそれと異なり、まだ解体には至っていません。
跨線橋が撤去されれば、ここからの見通しも良くなって新たな駅の印象もまた変わることでしょう。

新装なった中条駅に停車中のE653系電車特急「いなほ」酒田行
新装なった中条駅に停車中のE653系電車特急「いなほ」酒田行。
この電車のカラーはやはりこのハマナス色と瑠璃色が良いなぁ。
黄色クリーム系だと特に冬は白い雪や鉛色の空に負けちゃうんですよね。
またこの色は昨今の戦隊ピンクの変身後のコスチュームの色みたいで、そっち系に萌えるヘンタイなおっさんとしてはなかなかに麗しいカラーリングのハマナス色なのであります。

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