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2018年1月の記事

2018年1月28日 (日)

何故次はダブルゼータじゃないのかな

BS11で毎週土曜夜に放送していた「機動戦士Zガンダム」が昨晩をもってとうとう終了。
最終回辺りはレンタルで見てセリフも諳んじていましたけれど、全編通じて見たのは本放送のリアルタイム視聴以来の事で、まだおぼこな少年時代を懐かしみつつ毎週楽しみにしておったところです。
やっばりテレビ放送で見るのは、円盤でひとり見るよりも臨場感が違うんですよね。
大勢の名も知らぬ人たちと時間を共有している感覚はやはり良いものです。
時々5ちゃんの実況に参加したりしていたし。

本放送の時は作品に関する予備知識がほぼ無い状態で見ていたので、カタルシスに欠ける重苦しい展開、テンションの低さ、錯綜する人間関係などなど、初代ガンダムの持つある種の明快さ(主人公たちの成長と共に戦場も次々と移り、クライマックスに向けてどんどん話が収束していく)を見ていた身としてはイマイチ乗り切れないというのが当時の正直な感想で、「ガンダム」のブランド無しであったら視聴を見切っていたかもしれないところでした。
オタクな悪友たちの感想も一様に「なんだかよくわからない」というもので、「あぁゼータをそう感じているのはオレだけじゃないんだ、オレの頭が悪いわけじゃないんだ」と妙な安心感を覚えていたものです。
当時の土曜夕方はオタクの義務感でまず「Zガンダム」を見てモヤモヤした気分を、「電撃戦隊チェンジマン」のチェンジマーメイド&フェニックスの過剰な演技を見てエロスの本能爆発で萌え萌えして解消していたのが実際のところだったのです(勿論、変身後が目当てなのは言うまでも無いことです)。

リアルタイム視聴時は人間関係の整理や連邦軍・ティターンズ・エウーゴの立ち位置の把握もよく出来ていない状態で見ていたからか、ストーリーに関する記憶も断片的で(チェンジマンははっきり覚えているのに)、それゆえにラスト二話で登場人物が次々と死んでいき、主人公が精神破綻するという結末が突出して異様に印象に残っていた「機動戦士Zガンダム」。
しかし32年ぶりに全編見直すと、案外とわかりやすくて意外だったのが意外なところ。
ネットで予備知識を仕入れてある程度の理解に達していたせいもありますけれど、とりたてて話や人間関係が複雑という印象も無く、この辺はやはり少年とオッサンの理解力の差なのでしょうね。
歳を取るのは悪いことばかりじゃないなぁと、しみじみ感じながら見ていましたわw
まぁしかし、昔は難解に思えた部分が解消されたとはいえ、話の展開にイマイチ面白味が無く先の展望が開けず、最終盤で唐突かつ劇的に収束してブツ切りのような終劇だなぁという感想は昔と変わらず。
続編のダブルゼータに関する予備知識が無い人は、「ナニこれで終わり?カミーユはあのまま?ハマーンはホントに撤退したの?」でしょうな。
ラスト二話以外で活劇として面白かったのは前半のジャブロー襲撃とアムロの脱走そしてシャアとの再会、カミーユとの共闘あたりだけで、他はカミーユ周辺のゴタゴタに終始した感強し。
陰の主役であるクワトロ・バジーナ大尉ことシャア・アズナブルは初見の印象よりも出番は少なく活躍も無く、シロッコ曰く「ニュータイプの出来損ない」と暴言を吐かれるのも致し方無し。
初期は人間臭い面を見せてそれなりに目立っていたので、カミーユを主役として引き立たせる意図があったのでしょうが中盤以降の扱われ方はちょっと気の毒です。
いや私はそれでも野心ギラギラの「シャア・アズナブル」よりも人格が成熟して落ち着き払った「クワトロ・バジーナ」の方が好きなんですけどね。
一方主役のカミーユは「Z」ラストでは精神崩壊というよりは、記憶を失って子供に帰ったよう。
これまでの辛い記憶を全て消して人格を再構築し、ニュータイプ能力の喪失と引き換えにファ・ユイリィと共に平凡な新たな人生を歩むのであれば、ある意味幸福なラストと言えましょう。
しかしダブルゼータ序盤での、ベッドに横たわり目はうつろに開き完全に無力化し変わり果てた彼の姿を知ってしまっているので、あのラストは戦士の退場としてやはり悲劇的で哀しさが募るのであります。

「Z」をやったからには、当然後番組としては直接の続編である「ダブルゼータ」・・・と、誰もが確信するところでしょう。
しかし来週からは「機動戦士ガンダム00」という話。
色々オトナの事情があるのでしょうけど、極めて残念です。
ダブルゼータはZ最終回直後から話が始まるので、放送はZと不可分でしょう。
つまり放送のタイミングとしては今しかないということ。
それをしないということは、今後Zガンダムの再放送でもしない限り、ダブルゼータはやらないのでしょうな。
私のガンダム遍歴は「逆襲のシャア」で終わっているので、それ以降のガンダムに関しては興味ナシ。
まして宇宙世紀シリーズでもない00を視聴する気は全くありません。
土曜日の楽しみはこれで「ブラタモリ」だけとなりました(歎息)。

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