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2017年6月 3日 (土)

小国駅(米坂線)

本日の駅紹介は米坂線・小国駅。

小国駅の昔の駅名標

山形県西置賜郡小国町に所在する有人駅で、人口八千人強のこの山間の町の玄関駅です。
開業は昭和10年(1935年)7月31日。
開業当時の所在は西置賜郡小国本村で、同村は戦時下の昭和17年秋に町制を施行して小国町になり、今日に至ります。
当ブログは「新潟県の駅紹介」がメインコンテンツで、厳密に言えば小国駅はそれから外れるのですけれど、当駅はJR東日本新潟支社の管轄で「えちごワンデーきっぷ」のフリー乗降区間に入っている唯一の新潟県外駅であります。
ですので駅とその概要を簡潔にご紹介致したく、筆を進めてまいります。

JR東日本によると、小国駅の1日平均乗車人員は106人で、新潟県内の駅との比較では同じ米坂線内の越後下関駅より少し多く、飯山線の津南駅とほぼ同じレベル。
乗車人員中の定期客が占める割合は70%で、地方ローカル線の駅としてはこの数字はかなり低めと言えます。
越後下関駅のそれが90%に達していて、利用客のほとんどが学生なのとはだいぶ趣が異なるのです。
実際、土日に何度か乗り降りしてみても、近隣の駅では見られない明らかにハイカーとおぼしき乗客が見られて、観光要素の大きな駅であることを実感できます。

小国駅駅舎
小国駅駅舎の様子、2013年9月撮影。
建築財産票を見つけられなかったので竣工年月は不明ですが、おそらく駅開業当時からの建物と思われます。
小高い三角屋根が象徴的な、どこかメルヘンチックな香りもする良い建物。
東北の駅百選に選ばれるのも当然ですなこれは。
そう言えばあのシリーズ、新潟県の駅はほぼスルーなんですよね。
どの地方に入れたらいいのかわからないからと聞いたことがありますが、そんな理由でスルーとは県民として実にけしからん話なのであります。
閑話休題、駅前ロータリーにはタクシーが複数常駐していて、この辺も観光要素の大きい駅であることを表しています。

小国駅前広場のロータリー
小国駅前ロータリーの様子、2013年9月撮影。

米坂線と並走する小国駅前通り
米坂線と並走する小国駅前通りの様子、2013年9月撮影。

小国町営バスターミナル
小国駅から坂町方へ徒歩4分の道沿いにある小国町営バスターミナル、2013年9月撮影。
広大な小国町内各地に運行されていますが、米坂線補完に関しては、羽前松岡、伊佐領、羽前沼沢の各駅へ向かう路線はデマンド化されているので、地域外の人間が利用するのは難しいでしょう。
越後金丸駅方へはバスが運行されていて、廃止された玉川口駅の先、新潟県境の落合まで行けます。
そこから越後金丸駅までは約3km。
ただしこのバス路線(南部線)も通年運行便は僅少です。

小国駅と国道113号線を結ぶ駅前通り
小国駅と国道113号線を結ぶ駅前通りの様子、2013年9月撮影。
画像奥が小国駅です。
道はすっきりとして視界が開けていますが、集客力を持つ店はありません。
なおスーパーが駅から前述のバスターミナルを越えて少し進むとありますので、当駅訪問時の買い物はそこでするのが吉でしょう。

小国駅駅舎内部の様子その1
小国駅駅舎内改札口周りの様子、2013年9月撮影。
米坂線内でみどりの窓口が置かれている駅は、当駅と今泉駅のみ。

小国駅駅舎内部の様子その2
駅舎内のトイレは男女別です、2013年9月撮影。
画像では見切れてしまっていますが、右側にチラリと映っているのはツキノワグマの剥製の前足です。
小柄な体躯の剥製ですが、あんなのに山の中でバッタリ出会ったら恐怖の一言ですな。

小国駅駅舎内部の様子その3
駅舎内の出入り口周りの様子、2013年9月撮影。
当駅の待合空間はコンコース内のベンチ群の他に、画像左側にある待合室もあります。
ベンチの着席定員は双方合計で19人というところ。

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1番ホームの上屋下とその先の跨線橋出入り口の様子、2013年9月撮影。

1番線の米沢方から見た小国駅構内
坂町方面乗り場の1番線の羽前松岡駅方から見た小国駅構内の様子、2013年9月撮影。
駅構内は顕著な千鳥型配置。
当駅は列車交換駅で、2017年3月改正ダイヤでは1日2回の列車交換が行われています。

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1番線中程から羽前松岡駅方を見る、2013年9月撮影。

小国駅跨線橋内部の様子
跨線橋内部の様子、2013年9月撮影。
幅広で急行列車停車駅に相応しい貫禄。
この辺も利用実態の数字が似ている越後下関駅とは根本的に異なるところです。
あちらの跨線橋は小駅のそれそのもので、準急停車駅のレベルにも達していませんからなぁ。
まぁ町と村の玄関駅という差もあるのでしょうけれど。

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跨線橋上から羽前松岡駅方を俯瞰で見る、2013年9月撮影。

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同じく越後金丸駅方を見る、2013年9月撮影。

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島式ホームの2番線越後金丸駅方から見た小国駅構内、2013年9月撮影。
2番線は米沢方面乗り場です。

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島式ホーム3番線上屋近くの様子、2013年9月撮影。
3番線は当駅始発着列車の乗り場です。
上屋の3番線側は仕切られていて壁になっており、開放されていません。

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島式ホーム2番線端から羽前松岡駅方を見る、2013年9月撮影。
ホームの千鳥配置ぶりがよくわかります。

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島式ホーム2番線側の上屋下とその先の跨線橋出入り口の位置関係、2013年9月撮影。
上屋下にはJR東日本定番型のベンチを5脚設置。

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島式ホーム3番線側から構内を見渡す、2005年5月撮影。

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島式ホーム中程から越後金丸駅方を見る、2005年5月撮影。

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島式ホームから見た小国駅駅舎の構内側、2005年5月撮影。

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越後金丸駅方の踏切から見た小国駅構内の様子、2013年9月撮影。
構内で見ると相応に広い空間だと感じるのですが、少し離れて見ると駅の規模が小さいのを実感できます。

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羽前松岡駅方の踏切から見た小国駅構内、2013年9月撮影。
山懐に抱かれた駅であります。

小国駅2番線に停車中の快速べにばな米沢行
2番線に停車中のキハ110系気動車快速「べにばな」米沢行、2013年9月撮影。
かつての気動車急行「あさひ」「べにばな」の末裔ですけれど、米坂線内は各駅停車で快速表示が泣くというものです。

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キハ40系気動車時代の快速「べにばな」が小国駅に停車中、2004年8月撮影。
取材目的で当駅に初めて降り立った時のファーストショットです。

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1番線に停車中のキハE120形気動車坂町行、2013年9月撮影。

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1番線に進入するキハ52+キハ47の坂町行、2005年5月撮影。

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キハ52+キハ47の坂町行が列車交換待機中、2005年5月撮影。

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