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2016年8月 7日 (日)

北五泉駅(磐越西線)

本日の駅紹介は磐越西線・北五泉駅。

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新潟県五泉市に所在する有人駅で、開業は昭和27年(1952年)2月20日。
磐越西線新津口の区間運転用気動車(所謂「ガスカー」)用の停留所として、東新津駅と同時に開業しました。
磐越西線・新津-馬下間は明治43年(1910年)に開業しておりますけれど、この区間内に設けられた停車場は五泉駅のみ。
その状態が40年以上も続いたのは、今日の目から見ると極めて奇異に映るところです。
現在では新津-五泉間においては沿線も宅地化が進展していますが、戦前は駅を開設する程の需要を貨物を含めて見込めなかったのでしょうね。
そんな状況を最初に破ったのが東新津駅とこの北五泉駅であり、これを契機に新関駅猿和田駅が続けざまに開業して現在に至ったのです。
当駅の場合は、付近に五泉高校が所在しているのが駅設置に当たっての大きなポイントではなかったかと思います。

JR東日本によると、北五泉駅の2014年度一日平均乗車人員は680人。
同社新潟県内有人67駅中48位です。
数字としては旧塩沢町の玄関駅である塩沢駅と、旧柿崎駅の玄関駅で特急停車駅でもある柿崎駅の間にあって中々立派なのですけれど、土休日はひっそりとしてとてもそんなに利用されているとは思えないのです。
それもそのはずで、北五泉駅の一日平均乗車人員の約87%は定期客。
この比率が当駅よりも高いJR新潟県内有人駅は弥彦線・燕駅と越後線・寺泊駅、出雲崎駅の三駅だけです。
ちなみに当駅の場合、私は駅員の姿を見たことがありません。
五泉市がJRから委託されているそうなので、役所と同じく土休日は休みなのでしょうか?

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北五泉駅駅舎の様子、上は2006年11月、下は2010年6月撮影。
建築財産票によると平成6年(1994年)11月24日の竣工です。
「五泉市総合案内センター」が併設されています。
2010年6月時点では駅前にタクシーが一台待機中。
上の画像の左側は有料駐車場になっていて、フリーの駐車スペースは六台程度でした。

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北五泉駅舎内待合室の様子、2010年6月撮影。
・・・というよりも、ここは「五泉市総合案内センター」の空間なのでしょう。
ベンチもJR定番のモノではないですしね。

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同じく駅舎内の様子、2010年6月撮影。
簡易suikaの改札機と券売機が一台設置されています。

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ホームに面した待合室内の様子、2010年6月撮影。
こちらはJR正規のベンチです。

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ホームの待合室出入り口付近の様子、2010年6月撮影。

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線路沿いの道路から見上げた北五泉駅駅舎、2010年6月撮影。
白い壁の部分が駅舎部分と考えればよいのでしょう。

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五泉駅方から見た北五泉駅構内の様子、2010年6月撮影。

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ホーム端から五泉駅方を見る、2010年6月撮影。
画像右手の建物は、連絡地下道の出入り口です。

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新関駅方から見た北五泉駅構内の様子、2010年6月撮影。
前述の通り、当駅は気動車に総括制御が取り入れられる以前の短編成「ガスカー」用の停留所として開業しているので、元々のホーム長は東新津駅同様に旅客車2両程度であったと思われます。
昭和60年3月改正ダイヤでは、東新津駅は全て通過だった客車列車の大半は当駅に停車しており、当時の客車列車が四~六両程度であったことを考えると当駅のホーム延長は国鉄時代に既に実施されていたのかもしれませんね。
なお現在の有効長は六~七両です。

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ホーム端から新関駅方を見る、2010年6月撮影。
駅の表口は五泉市郊外の宅地になっていますが、裏手はこのように田圃の中に民家が点在する昔ながらの風景が健在です。
昔は表口もこんな感じだったのでしょうな。

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新関駅方の踏切から見た北五泉駅、2010年6月撮影。
福島県境の阿賀の山々が迫ります。

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北五泉駅を出発するキハ40系気動車二連の会津若松行、2010年6月撮影。

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北五泉駅に停車中のキハ40系四連の馬下行、2004年12月撮影。
冬晴れの午後三時半ですが、陽はもうこんなに傾いています。


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北五泉駅を出発するキハ110+キハE120気動車の五泉行、2014年8月撮影。

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北五泉駅前の様子、2006年11月撮影。
駅前には定食喫茶が一軒。
駅前通りを数百m進むと、新津-五泉間の路線バスが走る県道に出ます。
当駅前には五泉市のコミュニティバスが乗り入れていて、当駅と五泉市中心部、そして蒲原鉄道がかつて走っていた旧村松町に移動できます。
コミュニティバスというと、土休日は運休というのがありがちなパターンですが、五泉市の場合は土休日も平日とほとんど変わらない本数が確保されているので、来訪者にとって実に有難いのです。

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