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2016年4月 1日 (金)

ヤマト帰還後の地球防衛第二段階・迎撃砲艦と火星基地再建

本題に入る前に・・・
「宇宙戦艦ヤマト2199」の続編、「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」の公式製作発表が3月31日に行われました。
待望の続編がいよいよ現実の話になったわけです。
しかし「2202」となると、前作から約二年後の話。
コスモリバースシステムによる地球復活や防衛艦隊の再建等は、ご都合主義に陥らずにどうするつもりなんだろーか?
前にも書きましたが、短期間で40隻近い波動機関装備の戦艦を完成させるなんて、どう考えても無理があり過ぎ。
波動砲もどうするつもりなんですかね?
せりにゃんこと芹沢軍務局長が何故か出世して軍参謀総長に就いていて、例のドヤ顔ドヤ声で、「イスカンダルとの和親条約で禁じられておるのはヤマトの波動砲復元だけである!」とでっかい声で吼えまくり、拡散波動砲の実戦配備を強行しちゃったりするのかね?
コスモ神重徳かコスモ辻政信か、はたまたコスモ牟田口廉也か。
空間防衛総隊司令から艦隊総司令に転じた土方さんがそれに強く反対して解任された後、辺境の警備戦隊司令に島流しされた後、色々あってヤマトの新艦長に就いたりするんだろうか?
これから情報も小出しで流れてくるでしょうから、その都度要チェックですな。

さて「2202」とは違って現実的?にヤマト帰還後の地球防衛を考える(妄想する)第三段として延べさせていただくのは、「迎撃砲艦と火星基地再建」のお話。
前回「ヤマト帰還後の地球防衛の第一段階・大口径陽電子衝撃砲と反物質弾頭型誘導弾」では、「ヤマト」帰還後の地球防衛力再建の第一段階として、大口径陽電子衝撃砲と反物質弾頭型空間超重魚雷の投射能力を設けた複数の月面要塞を、「ヤマト」帰還後の最初の一年間で構築する事が必要と述べておきました。
これによって、遊星爆弾や惑星間弾道弾数発程度の攻撃に対する同時対処能力を持つことになるのです。
その次の段階として成すべき事は、防衛ラインを延伸して迎撃縦深性を高めることです。
具体的には月-火星間の任意の宙域に、陽電子衝撃砲を搭載した迎撃砲艦を配備して、敵戦略兵器の軌道を早期に逸らします。
建造する砲艦は可及的速やかなる配備が必要なので、新設計は行わず従来の航宙艦の設計を流用する形で行います。
設計流用の候補は「金剛型」宇宙戦艦と「村雨」型宇宙巡洋艦になりますが、想定される残存建造所の数や速やかなる建造の必要性を勘案して、「村雨」型が対象になります。
「村雨型」宇宙巡洋艦をベースとした迎撃砲艦の要点は下記の如し。

搭載する陽電子衝撃砲は「金剛型」と同じ36センチ砲で、艦首固定式とするのも同様である。
迎撃砲艦の配備宙域は当面の間、月-火星間であり火星基地の再建後は小惑星帯にも配備する。
よって砲艦の戦闘航海範囲は小惑星帯まで、即戦闘を想定しない場合の最大進出範囲(片道)は土星圏までとする。
これは近い将来想定される希少資源採掘の為の外惑星再進出が、地球製波動機関の製作に必要不可欠なコスモナイト90を産出する土星の衛星エンケラドゥスまでであるからである。
冥王星宙域の戦闘航海が可能な「村雨型」の推進剤の搭載量は、それを小惑星帯までに絞り込む事によって相当の縮減が可能になる。
地球と各天体の平均距離を元に考えれば、搭載推進剤量は計算上約90%の縮減が可能である。
迎撃砲艦はこの縮減スペースに、36センチ陽電子衝撃砲本体及び砲の迅速な起動・射撃用の補助コスモタービン機関とこれに必要な燃料及び発電装置を搭載する。
これによって、一度の会敵で二発の連射を可能とする。
迎撃砲艦の任務はあくまで敵戦略兵器の地球圏落着を阻止する事にあり、敵艦艇との積極的な交戦は考慮しない。
よって36センチ陽電子衝撃砲以外の兵装は、対空迎撃ミサイルとパルスレーザーのみとする。
艦の防御性能は可能な範囲でこれを強化する(バイタルパートへの対陽電子ビーム用装甲増設)。
機動性に関しては砲撃時の迅速なる照準固定の為の姿勢制御ノズル増設を実施するが、敵艦艇との積極的交戦を考慮しない事から加減速性能及び最大速力は若干低下しても止むを得ないものとする。
艦の居住性については従来通りとする。

このようなコンセプトで建造される迎撃砲艦は、月-火星間の四象限に二隻ずつ、計8隻を迎撃哨戒任務に展開させることとします。
四周期で配備、訓練、整備休養を行う為、保有数は合計32隻。
迎撃哨戒任務に就く高錬度艦の迎撃確率を仮に八割と考え、月面要塞群の撃破確率と合わせると一象限からの戦略攻撃10発弱程度に対処可能と考えられます。
深宇宙早期警戒システムが構築されれば敵戦略兵器の数や地球圏落着時期を特定出来、それに合わせてこちらの迎撃体制も柔軟性をもって対応可能になるので、迎撃確率は更に高まるでしょう。
複数の象限から大量の戦略兵器を同時飽和的に撃ち込まれても、こちらも低錬度艦も含めて24隻を集中展開させて迎え撃った場合は、迎撃確率六割としても月面要塞群と合わせて30発弱程度の攻撃に充分対処可能になります。

この迎撃体制を「ヤマト」帰還後、出来れば二年で構築しつつ、更なる防衛ラインの拡大の為に火星基地の復旧に着手します。
ただし火星周辺は、「カ号作戦」による敵味方双方の膨大なデブリが存在するので、「ヤマト」のような重防御高機動力を併せ持つ艦が単独で進入するならともかく、防御力にも機動性にも欠ける輸送船多数が赴くにはデブリ衝突の危険が大きいと考えられます。
従って資源回収も兼ねたデブリ除去(掃宙)作業が必要不可欠であり、第一段階では残存大型輸送船を改造した掃宙母艦と新造の掃宙艇、必要ならば護衛艦艇(突撃駆逐艦及び護衛空母)を付けての掃宙作業を実施します。
最低限の安全航路を確保したならば速やかに基地復旧に着手すると共に、火星の二つの衛星フォボスとダイモスも迎撃要塞及び航宙艦艇用基地として整備します。
この体制構築は、「ヤマト」帰還後四年以内とします。
迎撃砲艦の保有数は実戦用64隻プラス砲撃練習用数隻です。
これにより火星公転軌道の外側四象限に迎撃砲艦を複数常時哨戒配備し、火星圏の迎撃網を構築することによって敵戦略兵器の地球圏落着を、仮に太陽系外縁の複数の天体からの大量の戦略兵器同時飽和攻撃を受けたとしても、月-火星間の砲艦や月面要塞群と合わせて一度だけなら全対処可能な迎撃能力を確保するのです。

もっとも短期的に想定される脅威=ガミラス反乱軍の推定規模や能力的に、かつての冥王星基地規模の根拠地を複数構築される事は心配する必要が無いと思われます。
冥王星基地よりも小ぶりの基地設営が精々といったところと考えられるので、実際はこの迎撃体制確立で地球圏に対する敵戦略攻撃の阻止はまず万全と思われます。
ただし、敵が戦略攻撃実施以前に戦闘艦艇をもって迎撃砲艦や迎撃拠点に攻撃を仕掛けて来た場合、迎撃能力の低下は免れません。
それを可能な限り阻止する為には、こちらも必要最低限の対艦戦闘用の航宙艦艇整備がまた不可欠となるのです。

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