« 北新井駅(信越本線) | トップページ | 南高田駅(えちごトキめき鉄道) »

2015年10月18日 (日)

高田駅(えちごトキめき鉄道)

本日の駅紹介は、信越本線・高田駅。

高田駅の駅名標
Takada0401015

新潟県上越市に所在する有人駅で、現在はえちごトキめき鉄道・妙高はねうまラインに所属しています。
開業は明治19年(1886年)8月15日。
新潟県内初の鉄道が関山-直江津間開通と同時の開業で、関山、新井、直江津の各駅と共に新潟県内最初の鉄道駅であります。

高田駅の開業は明治憲法下での町村制が施行される以前の話なので、高田藩15万石の城下町であった高田地域は多数の自治体に細分化されていて、高田駅の当時の所在は地元民ではない私には判断しかねるのですけれど、ともかく高田地域は明治22年の
町村制施行により中頚城郡高田町になります。
市制を施行したのは明治44年で、新潟県では新潟市、長岡市に続く三番目という流石は譜代藩の後身というべきでしょう。
高田市は戦後に至るまで県内第三の都市として、上越地方の中心的存在でしたが昭和46年に隣接する直江津市と合併して新自治体「上越市」となり今日に至ります。
ウィキペディアを見ると合併当時の両市の人口は直江津約四万五千に対して高田は約七万五千。
直江津駅と高田駅周辺を歩くと、元々の人口規模の差は現在でも明らかで、駅前商店街の規模は後者が圧倒しています。

JR東日本によると、高田駅がJR所属時代の2013年度一日平均乗車人員は2,410人でJR東日本新潟支社管内有人75駅中18位。
越後線・巻駅と同レベルになります。
3位の六日町駅と6位の犀潟駅は北越急行ほくほく線の通過旅客もカウントした大幅水増しなので、実質的に高田駅は16位ということになります。
この利用状況ゆえか、えちごトキめき鉄道に移管される駅の中では起点の直江津駅を除けば唯一自動改札機が設置されていたのが当駅でしたけれど、移管に伴って撤去されてしまい、有人改札に逆戻りしてしまったのです。

高田城をモチーフにした高田駅駅舎
高田城をモチーフにした高田駅駅舎、2010年5月撮影。
建築財産票を見つけられなかったので、完成年月日は不明なのが実に遺憾でした...。
資料を色々当たると、高田駅舎は昭和27年に県内初の鉄筋コンクリート製駅舎として完成とあったので、その駅舎をリニューアルしたのが今日の姿ということなのでしょうか?

雁木通りをモチーフにした高田駅前の様子
雁木通りをモチーフにした高田駅前の様子、2010年5月撮影。
実際の駅の規模は地方中規模都市のそれで特段大きいわけではないのですが、ここを見た限りでは大駅と錯覚しそうな威容です。

一番ホームから見たJR時代の駅舎内の様子
1番ホームから見たJR時代の高田駅駅舎内の様子、2010年5月撮影。
向かって左手に待合室とNEWDAYSがあります。
訪問時には駅至近にコンビニやスーパーはありませんでしたから、駅ナカのNEWDAYSが唯一の買い物スポットでした。
待合室内のベンチは16脚で、訪問したいずれの日もお年寄りで満席といった具合。

えちごトキめき鉄道移管後の高田駅駅舎内の様子
現在の高田駅駅舎内の様子、2015年10月撮影。
えちごトキめき鉄道移管に伴い撤去された自動改札撤去跡には、昔の改札風の木製の柵が設置されています。
それ以外は大きな変化無し。

一番ホームの駅舎と跨線橋周り
高田駅1番ホーム(妙高高原方面乗り場)の駅舎と跨線橋周り、2012年6月撮影。
以前の跨線橋はホーム直江津方の端に設置されていましたが、駅設備のバリアフリー化事業に伴って改札口近くにエレベーター併設の新跨線橋が2010年に作られました。
それに伴い古びて味のある旧跨線橋は解体されています。

一番ホーム春日山方から見た高田駅構内
1番ホームの春日山駅方から見た高田駅構内、2012年6月竣工。
189系「妙高」の指定席車乗車案内板に注目。

一番ホーム春日山方先端から先を見る
同じく春日山駅方を望む、2012年6月。

一番ホーム南高田方から見た高田駅構内
1番ホームの南高田駅方から見た高田駅構内、2012年6月撮影。
画像右手に貨物ホーム跡が見えます。
当駅の貨物取り扱いは国鉄末期の昭和59年に廃止されました。

一番ホーム南高田方から先を見る
同じ位置から南高田駅方を望む、2012年6月撮影。

高田駅の新跨線橋上から長野方を望む
新跨線橋上から長野方を望む、2014年6月撮影。

高田駅の新跨線橋上から直江津方を望む
同じく直江津方を望む、2014年6月撮影。

高田駅の旧跨線橋上から直江津方を望む
旧跨線橋上から直江津方を望む、2010年5月撮影。
駅構内の広さを把握するのには、こちらの方が良かったですな。

二番ホーム長野方から見た高田駅構内
2番ホーム(直江津方面乗り場)の長野方から見た高田駅構内、2010年5月撮影。
画面奥に旧跨線橋がチラリと映っています。

高田駅三番ホームの様子その一
高田駅三番ホームの様子その二
高田駅3番ホームの様子、2010年5月撮影。
高田駅では定期列車は1、2番線を使用していて、三番線は当駅折り返し用になっておりますけれど使用されるのは稀です。
かつて当駅発着だった特急「みのり」はこのホームで折り返していたのでしょう。

高田駅島式ホームの新跨線橋近くの様子
高田駅島式ホームの新跨線橋近くの様子、2012年6月撮影。
ベンチは三番線に背を向けているあたり、三番ホームの使用頻度を当局がどのように考えているのか推察できそうです。

高田駅島式ホーム直江津方の様子
高田駅島式ホーム直江津方の様子、2012年6月撮影。
今は更地になっているホーム先端に旧跨線橋は置かれてありました。

特急「しらゆき」の乗車口案内板
特急「しらゆき」の乗車口案内板、2015年10月撮影。
皮肉にも、えちごトキめき鉄道移管に伴って高田駅発着の特急列車が12年と三ヶ月ぶりに復活することになりました。

春日山方踏切から見た旧跨線橋時代の高田駅構内
春日山駅方踏切から見た旧跨線橋時代の高田駅構内、2010年5月撮影。
ホームと旧跨線橋の位置関係がよくわかります。

春日山方踏切から見た新跨線橋完成後の高田駅構内
同じ位置から新跨線橋完成後の高田駅構内を見る、2013年5月撮影。

長野方踏切から見た高田駅構内の様子
南高田駅方の踏切から見た高田駅構内の様子、2010年5月撮影。

高田駅を出発する485系電車T編成の快速「くびき野」
高田駅2番線から出発する485系電車T編成の新潟行快速「くびき野」、2014年6月撮影。
上越地区から帰宅する際は、繁忙期以外はガラガラの「くびき野」指定席でマッタリと殿様気分が私のささやかな楽しみでしたけれど、これも思い出の彼方。
現在の特急「しらゆき」は特に帰路、時間帯が偏っていて不便なのよね。
その点高速バスだと新潟まで2000円で特急料金よりも安いし本数も多いから、「くびき野」が走っていた時には全くノーマークだったのが俄かに帰宅の有力選択肢になっているのです。

高田駅に到着した国鉄特急色の189系電車「妙高」
高田駅に到着した国鉄特急色の189系電車直江津行「妙高」、2014年6月撮影。
最後に「妙高」を撮ったのがこの日で、この後赴いた関山二本木新井脇野田各駅でもやはり国鉄特急色の「妙高」でした。

高田駅で交換する189系電車「妙高」と115系電車
高田駅で交換する直江津行189系電車「妙高」と115系電車長野行、2013年5月撮影。

高田駅で交換する115系電車
高田駅で交換する115系電車の長野行と直江津行、2012年6月撮影。
この光景も過去帳入りになりました。

高田駅を出発する「くびき野」送り込みの485系電車
高田駅を出発する「くびき野」送り込みの485系電車T編成普通列車新井行、2014年6月撮影。
指定席とグリーンは締め切り扱いでした。

高田駅に入線する快速「越乃Shu*Kura」
使用頻度の少ない高田駅三番線に発着する、快速「越乃Shu*Kura」の入線の様子。
2014年6月撮影
酒には強いものの日本酒は苦手な私は悪酔いしそうですが、車中で地酒を振舞われるという金土休日運転の気動車列車です。
しかし私はこの手の列車には全く興味ナシ。
磐越西線の「ばんえつ物語号」や羽越線の「きらきらうえつ」もそうなのですけれど、列車に乗る事そのものがコンセプトのような、日常活動に立脚していない列車には魅力を感じないのです。
北陸新幹線開業のダイヤ改正で、この列車は上越妙高駅発着に変更になったので、当駅3番線が運用されることもまた稀になったのでしょうね。

ほくほく線からの直通列車と交換するE653系電車特急「しらゆき」
ほくほく線からの直通列車と交換するE653系電車新潟行特急「しらゆき」、2015年10月撮影。
秋の快晴の逆光気味がツライです...

高田駅を出発するE653系電車特急「しらゆき」
高田駅を出発するE653系電車特急新潟行「しらゆき」、2015年10月撮影。
午前中の撮影は、ホーム新井方にポジションを取る方が良いです。

高田駅に到着したE653系電車特急「しらゆき」
高田駅1番線に到着した午後の上越妙高行E653系電車特急「しらゆき」、2015年10月撮影。

高田駅で交換するET127系電車
高田駅で交換する、えちごトキめき鉄道・妙高はねうまラインの主力車両ET127系電車の普通列車、2015年10月撮影。
この三月まで私の住まいの駅では当たり前の存在だったこの電車。
走っていた頃は空気みたいな存在でしたけれど、半月強経ってこの上越の地で再会すると懐かしさがこみ上げてまいりました。
ちなみに二連の場合は乗り降りに便利なように跨線橋近くに停車するので、撮影の際はホーム直江津方先端部に位置するのがベストかと思います。
そうなると順光で撮影出来る時間は限られてしまうのですが。

高田駅前通りの様子
高田駅前通りの様子、2010年5月撮影。
前述したように当時駅至近にはスーパーもコンビニも無く、唯一集客力のあったデパート「大和」もこの撮影日の前月に閉店してしまいました。

高田城三重櫓
高田駅から2kmほど東にある観光スポット「高田公園」。
かつての高田城跡に作られた公園で、日本三大夜桜に数えられる桜の名所でもあります。
花見の時期には新潟-高田間に特急車両使用の臨時快速列車が運行されております。
画像は復元された高田城三重櫓、2010年5月撮影。

高田城三重櫓上から見た風景
高田城三重櫓上から見た風景、2010年5月撮影。
実はもっと雄大な景観を期待していたので、この見通しの悪さは少々残念。

高田公園内の堀とその先の山々
高田公園内の堀とその先の山々、2010年5月撮影
三重櫓上よりはこちらの風景の方が、私的には良いですな。

旧帝国陸軍第13師団師団長官舎その一
旧帝国陸軍第13師団師団長官舎その二
旧帝国陸軍第13師団師団長官舎その三
高田公園から少々遠回りして駅に戻る道すがらにある、
旧帝国陸軍第13師団師団長官舎、2010年5月撮影。
見学は無料で、訪問時の開館時間は午前9時から午後4時半。
明治時代のモダンな建築を仔細に観察できます。
師団関連の資料を充実させて有料にすればいいのにと、部外者は思うところであります。

|

« 北新井駅(信越本線) | トップページ | 南高田駅(えちごトキめき鉄道) »

R016 北陸新幹線・えちごトキめき鉄道の駅」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 北新井駅(信越本線) | トップページ | 南高田駅(えちごトキめき鉄道) »