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2015年8月29日 (土)

薮神駅(只見線)

本日の駅紹介は只見線・薮神駅。

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新潟県魚沼市に所在する無人駅で、開業は昭和26年(1951年)10月1日で仮乗降場からの昇格です。
昭和17年11月の只見線・小出-大白川間開業時には存在しなかった駅で、魚沼田中駅上条駅と共に仮乗降場から駅に昇格したという経歴があります。
薮神駅の場合、駅昇格時の所在は北魚沼郡藪神村でありましたから、ぜひ村の玄関駅をという村の要求と、過疎路線の収益を少しでも改善したいという国鉄の思惑が一致した結果のようにも思えるのですが、実際は如何に?
なお藪神村は昭和30年(1955年)3月に隣接する広瀬村と合併して広神村になります。
広瀬村は只見線開業時から玄関駅として越後広瀬駅が置かれており、薮神村との格の違いを見せておりますけれど、合併前年の両村に関する統計を見ますとその力にそれほどの違いは無いのです。
人口は広瀬村の七千人強に対して薮神村は五千人。
面積は広瀬村の約41km3に対して薮神村は約63km3。
農業生産額は広瀬村の約1億2千万円に対して薮神村は約1億円という具合。
平成12年3月までは「JA薮神」が「JA広瀬」と並立していたのも、旧薮神村の勢力の大きさゆえだったのかもしれません。
拮抗する旧両村のバランスを考慮してのことなのか、広神村役場は広瀬村役場ではなく新規に作られることになり、それが薮神駅裏手の立地になったのです。
なお広神村は周辺町村と平成16年11月1日に広域合併して、旧小出町を中核とする新自治体「魚沼市」の一部となり現在に至ります。

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薮神駅待合室遠景。平成20年4月撮影。
雪解け直後のまだ荒涼とした風景の中、ちっぽけな待合室がポツンと。

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薮神駅待合室の様子。平成16年7月撮影。
建築財産票を確認できなかったので、竣工年は不明。
古いような新しいような...ちょっと判断に迷う不思議な感じの建物です。

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薮神駅待合室内の様子。平成20年4月撮影。
窓が大きくて採光は上々のようです。
この時はゴミも無く、非常に綺麗でした。
ほうきが二つ置いてあるので、地域の方々がこまめに清掃しているのかもしれません。
そういう例は他にも多々ありますし。
なお只見線の駅の常として、券売機・乗車証明書発行機共にありません。

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小出駅方から見た薮神駅構内の様子。平成16年7月撮影。
ホームは非常に短く、気動車二両分といったところ。
かつて大白川までの区間運転時代はSLもしくはDL牽引の客車列車や混合列車が運行されておりましたけれど、混合列車はホームを大きくはみ出していたでしょうね。

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越後広瀬駅方から見た薮神駅構内の様子、平成20年4月撮影。
ここから小出方への見通しは大変良くて、駅に刻々と接近するキハ40の逞しい姿を思うさま望見できるのであります。

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只見線の主役、キハ40系気動車が盛夏の薮神駅を出発。平成15年8月撮影。

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薮神駅を出発した小出行キハ40系気動車。平成16年7月撮影。

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薮神駅に停車中の小出行キハ40系気動車。平成16年7月撮影。
過疎路線の秘境駅でもない、何の変哲もない地味な小駅にわざわざ降り立つ酔狂なヲタも、そうそうおりますまい。

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越後広瀬駅方踏切から見た薮神駅全景。平成20年4月撮影。

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ホームの端から見た越後広瀬駅方の様子。平成20年4月撮影。

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只見線と並走する国道252号線の薮神駅付近の様子、平成20年4月撮影。
国道には小出-穴沢(入広瀬)・大白川間に路線バスが運行されています。
薮神駅最寄は「島」バス停です。
至近にはセブンイレブンがあります。

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薮神駅への入り口は少々わかりにくいのです。
とりあえずこの建物を目印にしていただきたい。
「広神商工会館」の右の小道が薮神駅へ至るルートです。
平成20年4月撮影。

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