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2012年1月22日 (日)

越後水沢駅(飯山線)

本日の駅紹介は飯山線・越後水沢駅。

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新潟県十日町市に所在する無人駅で、昭和4年(1929年)9月1日に飯山鉄道の駅として開業しました。
その後、飯山鉄道は昭和19年6月に国有化されて、当駅は国鉄飯山線の駅となって今日に至ります。
開業当時の所在は中魚沼郡水沢村で、同村は昭和37年4月に十日町市に編入されて今日に至ります。

土市駅のエントリーで述べたように、当駅は飯山鉄道の当初の予定では設置せず、当時の水沢村内には土市駅のみを設ける事になっていました。
それに対して村側は土市駅設置は止めてその予定地の両側に駅を一箇所ずつ設置する事を要求します。
結局、会社側が譲歩した形になって水沢村内には土市駅と越後水沢駅が設けられましたけれど、昔日の利用実態を見るに会社側の当初予定が妥当であったのではないかと思うところです。

十日町市史によると、越後水沢駅の昭和40年度の一日平均乗車人員は188人で、隣の土市駅の6割弱の旅客利用実態でした。
同年度の一日平均手小荷物扱い個数は土市駅31個に対して越後水沢駅10個、貨物扱いは土市駅のみとなっていて、両駅の格の違いは歴然としています。
このような利用状況を反映してか、当駅は飯山線内の越後田中魚沼中条両駅と共に昭和45年12月に無人化されております。
ちなみに土市駅の貨物取り扱いもこの時期に廃止されています。

しかしその後、両駅の乗車人員は右肩下がりを続けてその差を縮め続け、平成4年度の一日平均乗車人員は土市駅32人に対して越後水沢駅25人と、かつての格の違いなど最早忘却の彼方と言うべき、両駅共に地方ローカル線の何の変哲も無い一停留所と成り果ててしまいました・・・。
十日町駅の一日平均乗車人数の推移から察するに、現在はこの数字から更に下がっているでしょう。
45年間で乗車人員1/10に激落なのは、ほぼ間違いないところでは。

当地域は確かに過疎地域には違いありませんが、それでも周囲に人家は多数あって集落を維持し続けており、人気もあります。
しかし鉄道の利用状況はこれです。
当駅のような地味な無人駅を見聞するにつけ、地方において如何に鉄道離れが深刻かを考えさせられます・・・。

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越後水沢駅駅舎の様子、2011年5月撮影。
飯山線内改築駅舎お馴染みのスタイル。
建築財産票によると竣工は平成10年9月。

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越後水沢駅駅舎内部の様子、2011年5月撮影。
こちらもお馴染みのスタイルで、一人掛けx3人分のベンチ一脚と「善意の傘」。
勿論トイレはありません。
当駅界隈はトイレを借りられる店もありませんから、駅めぐりで当駅に立ち寄る場合は特に「大」への事前の対処が不可欠です。

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ホーム側から見た越後水沢駅駅舎、2011年5月撮影。
このデザインの改築駅舎は正面の窓のアレンジで個性の主張を試みているようです。

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駅舎側から見たホームの様子、2011年5月撮影。
越後水沢駅も土市駅同様にかつては列車交換可能な島式ホームでした。
しかし土市駅と違って貨物取り扱いが無かった為に、駅構内は実にこじんまりとしております。

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駅舎方(越後田沢方)から見た越後水沢駅のホームの様子、2011年5月撮影。
2005年6月に訪れた時には上屋の手前に駅名票が置かれていましたが、今回訪問時には撤去されていて鉄道の駅としては少々残念なところ。

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2005年6月当時のホームの様子。
駅名票が置かれ、ベンチは古びて枯れ果てた風情。

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土市駅方から見た越後水沢駅の上屋付き待合所の様子、2011年5月撮影。
土市駅のそれと比べて古びた錆びの浮いた上屋が、当駅と土市駅のそもそもの「格の違い」を表す唯一のものと言えそうです。
しかし何故かベンチはこちらの方が多い・・・どういう基準で置いているんだろう?

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土市駅方から見た越後水沢駅構内、2011年5月撮影。

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ホーム端から土市駅方を見る、2011年5月撮影。
線路が緩やかに曲がっているのが、かつて当駅が島式ホームであった事の名残です。

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駅舎ホーム側出入り口から越後田沢駅方を見る、2011年5月撮影。

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撤去された線路跡の様子、2011年5月撮影。
撤去跡が綺麗に整地整備されているのは、非常に好印象です。

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越後水沢駅に停車中のキハ110系気動車戸狩野沢温泉行、2005年6月撮影。

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越後水沢駅前の様子、2011年5月撮影。
路線バスも走る国道117号線から当駅へ行き着くのは、土地勘の無いストレンジャーには少々難しいものがあります。
国道上には「水沢駅前」バス停がありますが、駅へのルートを示す案内は路上には無く、また国道から飯山線の線路へ向かう小道は入組んでいて実に厄介。
私は当駅を2005年と昨年の二度訪れましたが、その二回共に国道から駅まで一発で辿り着く事が出来ませんでした・・・。
駅に向かって進んでいるつもりが、いつの間にか踏切に出てしまったりして。
国道から駅までは直線距離でせいぜい300mぐらいしかないのに、10分以上かかってしまいましたがなorz。

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越後田沢方の踏切から見た越後水沢駅構内の様子、2011年5月撮影。

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土市方の踏切から見た越後水沢駅構内の様子、2011年5月撮影。

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飯山線と並行する国道117号線「水沢駅前」バス停の様子。
周辺にはコンビニ・スーパー共にありません。

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