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2011年5月15日 (日)

西新発田駅(白新線)

本日の駅紹介は白新線・西新発田駅。

新潟県新発田市に所在する無人駅で、開業は昭和32年(1957年)4月1日。
現在の当駅は周辺が商業地区になり駅も移転されて列車交換可能になっておりますが、かつての当駅はそれはもうローカル色満点の凄いもので・・・。
私の祖父母や親戚の家が羽越線沿線にある事から、白新線は幼い頃からよく通っておりますけれど、その当時の西新発田駅といえば周辺の宅地化未だで近くの自動車教習所以外は一面田圃の海といったところでした。
茶色のホームは一本で短く、ホーム上の待合室は木造で山間のローカル線のそれと何ら変わらないものでした。
また当時(国鉄末期に導入された都市型ダイヤ以前)の白新線は、普通列車に関しては現在(データイム毎時1本)以下の過疎ダイヤでしたが、当駅はその少ない普通列車も一部通過するような有様で、県北部有数の都市・新発田市内に立地しながら(それも市街地
からそう離れてもいない)その寂れ方は子供心にも胸に染み入るものがあったと記憶しております・・・。

どのような経緯でこんな駅が造られたのか、以前から興味があったのですけれど、具体的な記述のある資料には未だ行き着かず残念!
「新発田市史」を見ても、”簡易駅として開業”の他は何も無し。
あの教習所絡みで、教習生通学の為であったのか?
はたまた都市計画に関連して宅地化・商業地区化の先行の意図があったのか?

そんなかつての姿を強烈に覚えておりますがゆえに、現在の西新発田駅周辺の賑やかさは、これがあの寂寥感溢れる「停留場」と同一のものとは俄かに信じがたいものが今もってあります。
まさに成り上がり度は燕三条駅に並び立つ勢い。
JR九州なら買い物客相手に特急停めちゃいそうですなこれは。
まぁ、前述したように駅自体は今から11年前に移転しておりますから、厳密に言えばかつての駅とは別物の「新駅」と呼んで差し支えないものなのではありますけれど。


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西新発田駅舎(北口)の様子、2007年2月撮影。
最初から無人駅として作られており、上屋と待合室(画像右側)のみの機能です。
建築財産票によると待合室の竣工は平成12年6月13日。
当駅は時折ホーム上で改札が行なわれており、乗降の多さを見てもいっその事自動改札を導入した方が・・・と強く感じるところ。
私見では西隣の佐々木駅よりもひょっとして乗降は多いのでは?と思わせますし。
自改と係員の詰所のスペースはなんとかなるでしょう。

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西新発田駅構内の待合室と跨線橋周りの様子、2003年11月撮影。

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1番ホーム新発田駅方から西新発田駅構内を見る、2003年11月撮影。
列車交換時以外は原則このホームの発着になります。
当駅に交換設備が整備された事で、白新線の単線区間の全ての駅で列車交換が可能になり、ダイヤ設定もより柔軟性が増した・・・はずなのですが、豊栄-新発田間普通列車は未だデータイム毎時1本のまま。
豊栄止まりの区間列車を一部延長して、せめてデータイム1本/30分にしてもバチは当たるまいにと無責任な利用者は思うところでありますけれど、会社としては新潟-新発田間直通客は「便利で快適な特急いなほ号」をご利用ください!」
なスタンスなのでしょうし。
中間の黒山、佐々木、そして当駅利用客はほったらかしですかなこれは。

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1番ホームの佐々木駅方から見た西新発田駅構内、2011年4月撮影。
今年は雪が多かったので、後背の山々もまだまだ白く輝いています。

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跨線橋上から新発田駅方を見る、2011年4月撮影。
画像左側の開発ぶりに比べ、右側は未開発エリアで昔そのままの風景です。

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同じく佐々木駅方を見る、2011年4月撮影。
「新駅」はとかくスペース切り詰めコストカットが常ではありますが、西新発田駅の場合は白新線の通勤通学需要の高さゆえかホーム長は充分に採られております。
しかし造りが合理的になった半面、鉄路の旅情を醸し出すものは何もない無味乾燥にもなってしまっていますなぁ・・・

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駅周辺開発以前の佐々木駅方の様子、2003年11月撮影。
西新発田駅移転新装3年後の様子で、駅前広場や周辺道路は概ね完成していたものの、区画整理は終わったところで大半の建物はまだ未着工でした。

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周辺が開発途上だった頃の西新発田駅を出発する、E127系電車新潟行、2003年11月撮影。

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2番線で特急退避中の115系電車湘南色の村上行、2013年3月撮影。

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西新発田駅を通過する485系電車R編成の酒田行特急「いなほ」、2013年3月撮影。

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西新発田駅1番ホームの待合室内の様子、2007年2月撮影。
2番ホームのそれも同じ作りになっていて、両方共に室内に券売機有り。

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西新発田駅南口とその後背の様子、2007年2月撮影。
前述のように、こちらは昔そのまま。
これが本来の西新発田駅の姿と言えましょうか。

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駅前通りから見た西新発田駅の様子、2007年2月撮影。
駅前広場はロータリーになっていて、新発田駅まで行ける新発田市コミュニティバスのバス停有り。
なおトイレは画像左側に駅舎とは別棟で設置。

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西新発田駅前通りの様子、2007年2月撮影。
昔はなーんも無かったところが今はこれこの通り、時代は変わった・・・(遠い目)。
新発田駅周辺商圏の寂れ方とは全てにおいて対照的。
現在、新発田市域商業拠点は当駅周辺とここから1.5km離れた国道周辺が中心になっております。

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駅前通り新発田方から西新発田駅方面を振り返って見る、2007年2月撮影。

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