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2011年1月 9日 (日)

田上駅(信越本線)

本日の駅紹介は信越本線・田上駅。

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新潟県南蒲原郡田上町に所在する無人駅で、昭和24年(1949年)5月28日の開業、その前身は昭和18年9月に開設された「田上信号場」です。
同信号場は国鉄発足直前時期の地元の駅への格上げ請願によって、近隣の保内古津両駅と共に正式な駅として開業し今日に至ります。
以前紹介した長鳥東光寺と比較して駅周辺の人口が大である事に加えて、当駅の場合は駅東南1km強にある「湯田上温泉」の存在も無視出来なかったのではないかと推測致しますが、実際のところは如何に!?

田上駅は南蒲原郡田上町の所在ですが(駅開業当時は田上村で、その後1973年8月に町制を施行)、かつては市制施行前の三条、加茂、見附を、今世紀初めでもなお中之島町、栄町、下田村を擁していた南蒲原郡も、その後の「平成の大合併」の結果、所属する自治体はこの田上町だけになってしまいました。
田上町もかつては三条市との合併が考えられましたが、現在は北隣の旧小須戸町が新潟市と合併した結果、町は政令指定都市の新潟市と境を接するようになった為、こちらとの合併をと言う意見も高まっているとの事で・・・。
以前加茂駅のエントリーでも触れましたが、田上町の南隣の加茂市(加茂市の南隣が三条市)が現市長領導による独立独歩の方針の為に話がややこしくなっているようです・・・。
傍から見れば加茂も田上も三条市と合併した方が自然な形かなぁと思うのですけれど、こればかりは「中のエラい人たち」のご意向次第ですからねぇ・・・。

さて田上駅は「田上」と町名を冠してはいるものの、町役場が羽生田地区にある事に象徴されるように玄関駅は南隣の羽生田駅です。
有人駅の羽生田駅と無人駅の田上駅という現在の境遇でもそれは明らか。
元々当地域に鉄道の停車場を設置するに当たって検討されたのは、当駅と羽生田駅の中間地点の本田上地区だったのですが、地元の反対により羽生田駅が現在の位置で1903年に開業しております。
なお羽生田地区は元々は村で、停車場開業の約2年前に田上村と合併しております。

JR東日本のサイトで一日平均乗車人員表を調べると、田上駅は2003年度までは有人駅だった事がはっきりしており、2003年度の一日平均乗車人員は407人で、当時のJR東日本新潟県内有人86駅中58位(ちなみに羽生田駅は678人)。
当時の当駅のこの数字は以前紹介した安田駅五日町駅よりも多く、岩室駅同様無人化は少々性急に過ぎる気もするのですが・・・。
岩室駅の場合は地元自治体が新潟市と合併して消滅したのが大きな要因と思われまだ納得出来ないわけではないですが、当駅の場合は自治体の有り様に何ら変化は無いわけで・・・。
田上駅にはかつて売店が入っていて、窓口業務はその店に委託していたように不確かながら記憶しているのですけれど、その店が駅から撤退=駅無人化だったのでしょうか?
何分うろ覚えなもので・・・情報をお持ちの方、ぜひご一報宜しくお願い致します。

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田上駅駅舎の様子、2007年3月撮影。
建築財産票によれば平成12年2月29日の竣工で、せっかくの窓口も有効に活用されたのはせいぜい4年程だった事になります。
建物は奇をてらわないオーソドックスな作りで、駅舎正面の茶系二色の落ち着いた色使いは流石温泉地のお膝元と言えましょう。

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この画を撮影した2007年3月時点では、画像右手の待合室は0730~1730の間のみ開放されていて、待合室内ではそば店が営業しておりました。
無人駅舎内で飲食店が営業しているのは、私が取材した限り新潟県内では「道の駅」併設のほくほく線・まつだい駅を除けば当駅のみで大変珍しい事です。
待合室外には画像でご覧のように券売機一台とsuicaの無人改札機。
トイレは駅舎ホーム側と、駅前広場のはずれに一箇所ずつという具合。

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田上駅駅舎のホーム側を見る、2004年10月早朝撮影。
この時点ではくだんのそば店は入っておらず、待合室は吹き抜けです。
2005年8月訪問撮影時も同じ状態でした。

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上りホーム(長岡方面乗り場)の羽生田駅方から見た田上駅構内、2005年8月撮影。
駅は複線の直線上にあります。

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同じく矢代田駅方から見た田上駅構内、2005年8月撮影。

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跨線橋上から羽生田方面を見る、2005年8月撮影。

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同じく矢代田方面を見る、2007年3月撮影。
住宅は左側(国道403号側)に集中しており、右側は南蒲原の田圃の海が広がります。

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下りホーム(新潟方面乗り場)の羽生田駅方から見た田上駅構内、2007年3月撮影。
跨線橋の向きから考えて、構内撮影は羽生田方からの方が望ましいと思われます。

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同じく矢代田駅方から見た田上駅構内、2005年8月撮影。

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田上駅を出発する新潟行115系電車、2007年3月撮影。

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田上駅に到着した長岡行115系電車、2014年7月撮影。

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田上駅に到着する新潟行1湘南色15系電車、2014年7月撮影。

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田上駅を通過する上り金沢行485系電車T編成の特急「北越」、2014年7月撮影。

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田上駅を通過する四連時代の上り新井行485系電車快速「くびき野」、2005年8月撮影。

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信越線にもすっかり馴染んだEF510形電気機関車牽引の上り貨物列車、2014年7月撮影。

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早朝に単機で行き来していたEF64型電気機関車、2004年10月撮影。

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下りホーム待合室の様子、2004年10月撮影。
二番ホームには近隣ホテルなどの立て看板があって、ややひなびた温泉の情緒を何気に盛り上げさせてくれて個人的にナイスなところ。

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羽生田駅方踏切から見た田上駅構内、2005年8月撮影。
ご覧のように何の変哲も無い直線上の駅です。

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田上駅前広場の様子、2007年3月撮影。
この日はタクシーが三台待機中でした、湯田上温泉へのお客がメインターゲットでしょうか。
駅前には昔ながらの雑貨店が一軒と、矢代田方面に少し歩くとコンビニのセーブオンがありました。

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駅前の国道409号線羽生田方を見る、2007年3月撮影。
この先が湯田上温泉になります。
取材当時はこの国道に加茂-湯っ多里館間のバス路線が設定されており、一日9.5便が運行されておりました。

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