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2010年12月15日 (水)

くびき駅(北越急行ほくほく線)

本日の駅紹介は、北越急行ほくほく線・くびき駅。

新潟県上越市に所在する無人駅で、開業はほくほく線開業と同日の1997年(平成9年)3月22日。
開業当時は中頚城郡頸城村の所在で、かつて旧頸城村を通っていたナローゲージの頸城鉄道が昭和43~46年に廃止されて以降、村内鉄道駅は信越本線・黒井駅しか無かった(しかも村の中心地区から直線距離で5km以上離れている)人口一万人弱の頸城村に
とって、ようやく「村の玄関駅」と言えそうな当駅の誕生でした。
但し、当駅も村の中心地区から直線距離約3kmなのですが・・・。
頸城鉄道線は村の中心地区に「百間町」駅があったのですけれど。
頸城村は平成17年元日をもって、周辺町村と共に上越市と合併して今日に至ります。

さてくびき駅は頸城平野の東端に位置する高架駅で、一面の田園の中に悠然と屹立するその姿は魁偉と言うべきか異形と言うべきか。
ホーム二本の高架駅という都会的且つ洗練されたイメージと、駅周辺のあまりに日本の田舎然な風景があまりにミスマッチで、そのギャップになかなか心惹かれるものがあります。
上り列車で犀潟駅を発ち、北陸道を越えて田圃の広大な海の中を
分け進むとやがて徐々に大きくなってくる当駅の姿はぜひとも一見を!の異様にして魅惑的な光景なのであります。
なお、「上越市統計年鑑」によると、平成19年度の当駅一日当たり乗車人員は約86人です。
上越市内のほくほく線駅は当駅の他に大池いこいの森うらがわら虫川大杉ほくほく大島の各駅がありますが、当駅の乗車人員は大池いこいの森の約4.7倍、ほくほく大島の約1.1倍、うらがわらの約0.64倍、虫川大杉の約0.62倍。
旧村の中心地区からやや遠い事が当駅のイマイチ振るわない理由でしょうか?

くびき駅は前述のように、対向式ホーム2本の列車交換可能駅。
当駅はほくほく線の前身である国鉄北越北線計画時から列車交換駅に指定されており、駅構内の有効長は大きいものの、ホームはほくほく線普通列車定番の二連対応です。

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1番ホームの大池いこいの森駅方から見たくびき駅構内、2006年11月撮影。

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犀潟方面はご覧のように広々とした田園地帯です、2006年11月撮影。

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隣の大池いこいの森駅方は丘陵地帯に所在しています、2006年11月撮影。

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ホーム間を連絡する実用本位の地下道、2012年6月撮影。

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ホームから見たくびき駅裏手の様子、2006年11月撮影。

くびき駅では通常、普通列車は1番ホームに発着し、特急「はくたか」退避時のみ2番ホームを使用します。
私が当駅を訪れた2006年11月時点では、下り1本、上り4本が2番ホームに停車しておりました。

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2006年11月当時の2番ホーム発車時刻表。

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くびき駅に停車中のHK100形電車「ゆめぞら号」の直江津行、2012年6月撮影。

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くびき駅に到着するHK100形電車一般型の直江津行、2012年6月撮影。

ほくほく線内駅で通過列車を安全に撮影出来る駅は十日町、まつだい、虫川大杉、そして当駅になりますが、最もダイナミックな画を撮れそうなのはこのくびき駅でしょうか?
田圃の海に一直線に伸びる高架上を疾走する「はくたか」の姿は実に新幹線的であり迫力を感じさせます。

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くびき駅を通過する在りし日の特急「はくたか」の勇姿、2012年6月撮影。

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くびき駅駅舎は地上にあって、待合室は広く未来的なイメージで纏められています。
前述のように周辺のロケーションが実に「古き良き田舎」なので、それとのギャップがまた何とも言えない味わいなのであります。
ここまで意匠を徹底貫徹されるとかえって小気味良くて個人的には二重丸を付けたい(笑)。
なお待合室内には自動券売機と飲料自販機が二台設置されておりました。
白いソファ状のベンチと木製の丸テーブルが印象的。
トイレは駅舎とは別棟になります。
またAM0:30~5:00は施錠されておりますので、駅寝は出来ません。
ちなみに当駅初電は06:12発快速越後湯沢行、終電は23:32発直江津行なので、待合室開放時間は長めだと思うべきなのでしょう。

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駅前広場から見たくびき駅駅舎外観、2006年11月撮影。

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くびき駅駅舎裏手の様子、2006年11月撮影。

くびき駅駅舎は楕円形の建物で、特に裏手の画像を見たらこれが鉄道駅舎とはにわかに信じ難い、まるでまるで新手の美術館のような前衛的デザインです。
「目」のようなモノは「ともだち民主党」を連想させますな。
「ともだちランド」の別館じゃないのか?と怪しむ向きもあろうかと存じます(バカw)。

駅前にはバス停があり、2006年11月訪問時には鉄道関連では高田駅や柿崎駅との間に土休日運休の頸城バスのバス路線が設定されておりました。
頸城自動車は土日全便運休路線が多く、地方路線バスの需要の少なさ、特に学校や病院が休みでは公共交通機関利用の地域間交通流動が如何に少ないかを如実に表しておりましたな。

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駅前広場横の駐車場は広く、駐車スペースに事欠くことは無さそう、2006年11月撮影。
訪問したのは土曜昼でしたが、駐車場で休憩するトラックや営業車が多いのが目に付きます。
この辺は他に駐車休憩出来る場所が無さそうですし、まぁ仕方が無いと言えばそうなのですが・・・。
余談ですが画像左上に注目! 
鳥や飛行機ではないようです、合成でもないですよ・・・

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駅前すぐに県道が通っておりますけれど、見通したところでは
コンビニもスーパーも無く、農業集落の好典型のような様子です。
2006年11月撮影。

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