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2010年11月28日 (日)

西中通駅(越後線)

本日の駅紹介は越後線・西中通駅。

2017年3月20日記、画像貼り替えと加筆修正を実施しました。


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新潟県柏崎市に所在する無人駅で、越後線の前身である越後鉄道の駅として、1912年(大正元年)11月11日に開業しました。
ウィキペディアによれば、開業当時の駅名は「荒浜」だったとの事(現・荒浜駅は「新荒浜」)で、三年後の大正4年に現駅名に改称しております。
西中通駅の当時の所在は刈羽郡西中通村でしたので、開業時に何故「荒浜」と命名されたのかは疑問に感じるところです。
荒浜村は当駅から北方2km強の日本海沿い(現在の国道352号線沿い)に中心集落のある村で、当駅がその村名をあえて名乗る意味は一体何なのか?
考えられるとすれば、荒浜漁港の存在ぐらいでしょうか。
漁港から運ばれて来た漁獲物を当駅から貨物で出荷していたというのなら、貨物営業での大得意様の顔を立てる為に「荒浜」の名を当駅に冠したとか?
うーむ、これはそのいわれが益々興味深い。

ともあれ当駅の「荒浜」時代は三年で終わり、現在の荒浜駅が荒浜村の玄関駅としての役割を受け持つようになります。
とは言え荒浜駅もその立地自体は刈羽村なのが少々ややこしいところ。
そして戦後の昭和29年には西中通村、荒浜村は相次いで柏崎市に編入されて今日に至っています。

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西中通駅駅舎の様子、2013年6月撮影。
建築財産票によると昭和59年3月30日の完成。
最初から無人前提の待合室のみの機能で簡素な作りです。
前回訪問の2006年11月と異なっているのは、以前の立体文字の駅名表示がJR東日本標準型の駅名板に変わっていたことぐらい。
画像右側に上屋付きの駐輪場を有していて、その色合いから駅舎よりも目立って見えます

駐輪場に印象負けしそうな駅舎というのもそうはありませんな。

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西中通駅前の様子、2013年6月撮影。
上の画像の駐輪場の手前が駐車空間になっています。
駅周辺は住宅街で、駅はその中に埋もれているような地味なものです。

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西中通駅付近の国道116号線の様子、2013年10月撮影。
駅から国道までは直線距離で300m程ですが、道は直進していないので実際の距離はその倍は見ておいた方がいいでしょう。
画像奥にローソンの看板が見えますが、この時点で駅周辺の食料調達ポイントはそこだけです。
画像左側の見えるバス停は「山本」で、越後交通運行の路線バス長岡柏崎線のバス停です。
この路線はここから荒浜方面に2つ先のバス停から、曽地経由と西山経由に分かれています。
刈羽西山礼拝各駅付近の場合、利用できる路線バスは西山経由便のみになるので本数も少なくなってしまいますけれど、当駅付近の場合は二つの路線の合流部なので本数も比較的多く、柏崎駅との行き来には過疎ダイヤの越後線よりも便利です。
なお東柏崎駅へは曽地経由便が便利で、「諏訪町三丁目」バス停発着になります。
西山経由便だと東柏崎駅から約1km南の「日吉町」バス停発着になるので要注意。

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西中通駅駅舎出入り口の様子、2013年6月撮影。
通路の右側がトイレで、この時点では男女共用。
この時は確認しませんでしたが、2006年11月訪問時は非水洗型でした。
通路の左側が待合室です。

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西中通駅待合室内部の様子、上の画像は2006年11月、下の画像は2013年6月撮影。
上の画では退色した朱色の長物ベンチだったのが、6年半後ではJR東日本定番のベンチに換装されていました。
2013年6月時点では自動券売機、乗車証明書自動発行機共に未配置です。
全面ワンマン区間ではない越後線の南部区間の出雲崎-柏崎間の中間8駅で、自動券売機を設置しているのは東柏崎駅と刈羽駅、礼拝駅の3駅のみです。
その3駅以外は、定期客以外の利用は僅少と会社に割り切られているのでしょうかね。

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棒ホームの東柏崎駅方から見た西中通駅構内、2013年6月撮影。

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ホーム端から東柏崎駅方を見通す、2013年6月撮影。

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ホーム側の駅舎と上屋廻りの様子、2013年10月撮影。
自動券売機が未設置で、当局からその程度と見切られているような西中通駅ですが、上屋は比較的長いのです。

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棒ホームの荒浜駅方から見た西中通駅構内、2013年6月撮影。
この時点では現在のホーム有効長を示す黄色の太線は引かれていません。
つらつら見るに、太線を引くのも利用の多い駅から優先してやっているようでした。
この時期、自動券売機を置いてある駅のホームには概ね引いてありましたから。

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ホーム端から荒浜駅方を見る、2013年6月撮影。
画像左側の空間は、かつての列車交換設備と対面式ホーム跡と思われます。
架線柱の建てられ方から見て、遅くとも越後線電化工事開始時に撤去されて更地になったのでしょう。

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荒浜駅方の踏切から見た西中通駅構内の様子、2013年6月撮影。

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西中通駅を出発する115系電車吉田行、2013年6月撮影。

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