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2010年11月 6日 (土)

前川駅(信越本線)

本日の駅紹介は信越本線・前川駅。

2018年12月22日記 画像の入れ替えと駅前周辺の整備状況について加筆しました。

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前川駅の駅名標

前川駅は新潟県長岡市に所在する無人駅で、平成の大合併以前は旧長岡市の西端に位置しておりました。
開業は昭和39年(1964年)8月15日で、前年9月に設けられた信号場からの昇格になります。
信越本線の前身である北越鉄道は元々この地に停車場を開設する考えだったそうですが、地元の反対で駅開設は流れてしまい結局宮内駅が明治31年(1898年)に開業し、上越線との接続で運転上の要衝として存在感を示し続けたのに対し、この地に新駅
が開業したのは宮内駅に遅れる事実に66年!・・・。
鉄道忌避が珍しく無い時代の判断だったとは言え、地域の発展にとっては結果的にかなり損な事だったかも知れません。

当駅の南方1km弱に長岡運転免許センターがあり、当駅は一応その最寄り駅という触れ込みになっておりますけれど(駅から徒歩15分)、実際にはデータイム毎時一本に満たない過疎ダイヤで利便性が高いとはとても言えず、公共交通機関利用者は長岡駅前
発の越後交通の路線バスで訪れているようです。
なお路線バスは前川駅前を経由するので、当駅-長岡駅間の移動に使えます。
また来迎寺方面へは運転免許センター入口バス停から急行片貝経由小千谷行に乗れば移動できます。
「浦」バス停は信濃川を渡った先のバス停で、免許センター入口バス停はその一つ手前になっていて、浦バス停との距離は橋を挟んで1.5kmほどです。

さて前川駅周辺は半農半住といった佇まいで、駅舎側が昔からの集落のようです。
長岡市近郊であるにも関わらず、2006年時点では本格的な宅地開発はこれからという感じでしたけれど、その後開発が進展して新興住宅地化が進行しているところです。
平成20年度長岡市統計年鑑によると、前川駅の平成19年度乗車人員数は10,600人、一日平均では約30人と極めて少なかったのですが、宅地化が進行した今日、どのような数字になっているのか興味の湧くところなのです。

前川駅駅舎その1
前川駅駅舎その2前川駅周辺その1
駅前ロータリーが整備される以前の前川駅駅舎と駅前の様子、2006年11月撮影。
建築財産票が見当たらなかった為、竣工日時は残念ながら不明です。
下の画像の駅舎右手に見えるのは線路横断地下道の入口です。
駅構内には跨線橋・地下道共にありませんので、ホーム間の行き来はこの地下道を使わねばならず、駅撮りには少々面倒なところであります。

駅前ロータリー整備後の前川駅その1
駅前ロータリー整備後の前川駅その2
駅前ロータリー整備完了後の前川駅の様子、2018年7月撮影。
この撮影の前月にロータリーの整備が完了しています。
以前は何となくうらぶれた印象の駅前でしたが、これで印象がまるで違ってきました。
ここを見た瞬間の驚きといったら、12年前とはエラい違いでにわかには信じがたい明るく開けた光景だったのですよ。
一方、駅舎自体は駅名板が新しくなったのと飲料の自販機が設置された以外は変化無し。
駅前をここまで整備したついでに、駅舎にも手を入れればよかったのにと無責任な部外者は思うところです。

駅前ロータリー整備以前の前川駅前
ロータリー整備以前の駅前を駅舎側から見る、2006年11月撮影。
駅から直進してすぐに墓地があります・・・
私は信心深い方ではないので平気ですが、特に夜は抵抗を感じる方もおられるかと。

駅前ロータリー整備後の前川駅その3
駅舎から見たロータリー整備後の駅前の様子、2018年7月撮影。
車の駐車スペースは8台分です。

駅前ロータリー整備後の前川駅前通り
ロータリー整備完了後の前川駅前通り、2018年7月撮影。
画像左手が駅です。
道路の白線がまだ真新しく、道路もロータリー整備に合わせて手を入れたと思われます。
12年前はこの道に歩道なんてあったかなぁ?
この駅には2012年と14年にも来ていますが、いずれも訪問は午後で駅舎撮影には完全な逆光になるのでこちら側には足を向けなかったのですよ。
だからその間、この辺りがどうだったのかはわかりません。

前川駅駅舎内部その1
前川駅駅舎内部その2
駅舎内部の様子、上は2006年11月、下は2018年7月撮影。
乗車証明書発行機が置いてあるのは変わらぬ光景です。
かつての小さなベンチはJR東日本定番の一人掛けベンチに変わり、ホーム出入り口の直上に電光掲示板が設置されたのが12年間における唯一の大きな変化でしょう。
こちら側のホームは柏崎方面乗り場なのですが、需要的には自動券売機を置く必要は相変わらず認められないのでしょうな。
E129系電車投入後は日中の列車がワンマン化されていて、こちら側に券売機を置く意味はますます無くなってもいるでしょう。

前川駅駅舎のホーム側の様子その1
前川駅駅舎のホーム側の様子その2
駅舎のホーム側の様子、2018年7月撮影。
画像右側のトイレは男女兼用で水洗ですがトイレットペーパーはありません。

トイレ使用禁止の張り紙
2006年11月取材時に駅舎内部の掲示板に貼ってあったもの。
「井戸の具合が悪く水を汲み上げる事が出来ない」ので使用不可との事。
この時トイレは施錠されていた為、内部を見る事は出来ませんでしたが、アレって簡易水洗なのだろーか? そういう雰囲気は感じられませんでしたが・・・。
それとも「汲み上げる」水は手洗い用?
現状はどうなのか知りたいところなのであります。

1番ホームの長岡方から見た前川駅構内
1番ホーム(柏崎方面乗り場)の長岡方から見た前川駅構内の様子、2018年7月撮影。
複線の直線上に上下のホームが配置された、あまり面白味の無い構内です。
ホームの基礎部分はよく言えば合理的、悪く言えばドライな造りで、重厚な造りの他の歴史ある駅とは明らかに違います。

1番ホームの駅舎前から長岡方を望む
1番ホームの駅舎前から長岡方を望む、2018年7月撮影。
電化複線が宮内駅に向かって気持ちよく伸びています。
地方重要幹線の貫禄充分な風景ですけれど、この直線をカッ飛ばしていく優等列車は一日5往復の特急「しらゆき」のみというのが、信越本線長岡口の現実です。
上越新幹線開業前の信越本線全盛期には、特急11往復と急行6往復が当駅を通過していたのも昔むかしのお話。

1番ホームの柏崎方から見た前川駅構内
1番ホームの柏崎方から見た前川駅構内全景、2017年5月撮影。

2番ホームの長岡方から見た駅構内
2番ホーム(長岡方面乗り場)の長岡方から見た駅構内、2018年7月構内。

2番ホームの出入り口と待合室
2番ホームの出入り口とその向こうに置かれている待合室、2018年7月撮影。

2番ホームの待合室その1
2番ホームの待合室を駅舎側から見る、2006年11月撮影。
こちらの竣工は昭和54年3月です。

2番ホームの待合室その2
2番ホーム上の待合室内部の様子、2018年7月撮影。
狭苦しく閉塞感を強く感じさせる駅舎内部よりも、こちらの方が断然居心地は良いのです。
上の画を撮影した2006年当時は駅舎同様にこちらにも乗車証明書発行機が設置されていましたが、周辺の宅地化が進行して長岡方面への定期外客の利用がある程度見込めるようになったのか、12年後には自動券売機が設置されています。

2番ホームの柏崎方から見た前川駅構内
2番ホームの柏崎方から見た前川駅構内、2018年7月撮影。
平板な印象の当駅構内にあって唯一のアクセントになっているのが、画像左側の緑色の構造物です。
上屋兼遮風板のような造りですが、何故こんな大きさなのか?
中途半端過ぎて設置する意味が無いような気も。
しかしもしかしたら私なぞは想像すら出来ないような真の由縁と目的があるのかも。

前川駅を出発する115系電車
2番ホームを出発する下り115系電車長岡行、2014年5月撮影。

前川駅に停車中のE129系電車
1番ホームに停車中のE129系電車直江津行、2018年7月撮影。

前川駅を通過する485系電車特急「北越」
上り線を通過する485系T編成の特急「北越」金沢行、2014年5月撮影。

前川駅を通過する快速「越乃Shu*Kura」
上り線を通過する上り臨時快速「越乃Shu*Kura」、2014年5月撮影。



連絡地下道出入り口
駅構外の連絡地下道出入り口、2018年7月撮影。

連絡地下道内部
連絡地下道内部の様子、2018年7月撮影。
落書きなどは無く、ゴミも産卵していないので周辺の治安は良好なのかも。
越後線の某駅とは見習ってほしいものです。

2番ホーム側の駅前
2番ホーム側の駅前の様子、2018年7月撮影。
画像左手が前川駅です。

長岡方の踏切から見た前川駅構内
長岡方の踏切から見た前川駅構内、2018年7月撮影。

柏崎方の踏切から見た前川駅構内
柏崎方の踏切から見た前川駅構内、2018年7月撮影。
直線区間に林立する架線柱の数に注目。
普段はあまり感じないことですが、こうして見ると電化ってインフラにはおカネがかかるものなんですわ矢張り。

駅前を通る県道と「前川駅前」バス停
駅前を通る県道と、当駅最寄のバス停「前川駅前」、2018年7月撮影。
この界隈は信越本線よりも越後交通運行の路線バスの方が運行頻度が高くて便利です。
私もこの日は長岡-前川間を往復バス利用でした。

「前川駅前」バス停に近づく「小千谷車庫」行路線バス
「前川駅前」バス停に近づく「小千谷車庫」行路線バス、2018年7月撮影。

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