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2009年8月15日 (土)

初勝利!しかし・・・

夏の甲子園第91回大会第6日目、我が県代表・日本文理高校(夏五回目の
出場)は、第三試合で香川県代表・藤井学園寒川高校と対戦し、4-3で勝利
を飾りました!
センバツでは2006年に2勝を挙げ県民を大いに沸かせた文理ですが、
夏はこれまで四戦全敗・・・。
三年前の出場ではやはり香川代表の香川西高と対戦し、「野球偏差値」の差
をまざまざと見せつけられた苦い記憶が未だに残っておりました・・・。

この夏の文理は、県下に敵無しの猛爆打線が売りで、県大会では常に二桁得点
で圧勝爆勝。
ただ打つだけではなく、足を絡めた攻撃パターンをも兼ね備えて死角無しなのが、
三年前との違いです。
・・・しかし、昔に比べればその差は縮まっているとはいえ、依然として全国レベル
とは開きのある新潟県の高校野球。
県下で無敵を誇る打線も、甲子園では並みのレベルとかなり割り引いて考えて
おいた方が、精神衛生上正しい物の捉え方でしょう。
相手の投手はコントロールが良く変化球にキレがあるという話ですし、臭いタマ
をぶんぶん振り回して凡打の山・・・という展開を予想しておったところです。
(なんちゅーネガティブな思考・・・、でもね、これまでの文理野球を見るに、
策を講じないで真正面からド真面目に突っ込んでいってドツボに嵌るのは
客観的に見て充分予想されるトコロなのね・・・、三年前のセンバツ2勝は好投手
横山君がいればこその結果だったし・・・)

さて試合開始。
一回の裏、寒川は一死一塁で盗塁を仕掛けてきます、これはうまく殺しました
が、直後に四球、すると再び盗塁を仕掛け成功。
得点は許しませんでしたが、果敢に走ってくる寒川の積極性と、三年前に香川西
が失敗続きでもなお執拗にバントを試みて、試合中盤に得点に繋げた展開が
オーバーラップし、嫌~な予感・・・。
三回表、文理は先頭打者が死球で出塁。ここで手堅く送ろうと試みますがバント
失敗、次打者はゲッツー。物凄く嫌な予感・・・。
三回裏、寒川は先頭打者が安打で出塁すると手堅くバント成功。
流石に野球王国、隙がありません。
直後二塁への牽制がそれて走者三塁へ、すかさずレフト前タイムリーで先制。
ミスで進塁を許してタイムリーだもんね、絵に描いたような悪い流れorz。

五回表、文理は二死から内野安打プラス相手の悪送球で二死二塁のチャンス。
ここは相手のミスにつけこみたいところですが次打者は凡退。
三回の失点以降、文理のエース・伊藤君の調子が上がってきただけにここで
ぜひとも追いついておきたいところでしたが・・・。

じりじりした展開の中、六回表に文理は無死から畳み掛けるような連続安打で
同点に!
完全に相手投手を捉えた当たりが続き、無死一塁で打順は文理の誇るクリーン
ナップ!
いやがおうにも期待が高まります!・・・が、チーム最強の打棒を誇る三番
武石君はショートゴロゲッツーorz、結局追加得点ならず。
六回裏、寒川は一死から文句の付けようのない見事な当たりの二塁打二本
を含む三連続安打で2点追加で、寒川3-文理1。
追いついたら突き放される、これまで嫌というほど読まされてきた敗北の詩集
がいつもの懺悔の言葉を紡ぎ出し始めたようです、是非に及ばず・・・。

直後の七回表、文理は無死から右中間への本塁打で一点を返します。
しかしこれはラッキーパンチと言うべきものでしょう。
後続打者は打球に勢いはあるものの討ち取られ、二死走者無し。
・・・とここで寒川は投手交代!
勢いのある打球が飛び始めてはいますがすでに二死、ここで変える必要は・・・?
結局、寒川のこの投手交代が両者の明暗を分ける事になります・・・。

八回表、文理は先頭打者が安打で出塁。次打者は三回にバント失敗、六回に
文理初得点の切っ先となった右中間への二塁打。相手投手は交代したばかり
なので初対戦。
バントか強攻か判断に迷うところではありますが、結果はまたもやのバント失敗。
私は正直、この失敗でもう一巻のお終いと腹をくくったものですが、野球は筋書
きの無いドラマだって言うのは本当だね~!
続く二番はヒットエンドランから右中間を破るタイムリー二塁打!
文理、まさかの同点に追いつきます!
続く文理最強打者の武石君は前打席での痛いゲッツーを取り返すセンター前
タイムリー!
文理、まさかまさかの逆転で一点勝ち越し!
六回、相手打線に捕まった文理の伊藤君は七、八回にもヒットを許しますが、
後続を断ち無失点で凌ぎきり、9回裏は圧巻の三者連続三振!
かくして日本文理、4-3で夏の甲子園記念の一勝目を飾りました。

・・・しかし正直なところ、まだ勝利の実感が湧かないんですなぁ・・・。
ミスは相手より明らかに多かったし、たまたま例年以上のパワフルな打撃が
出来たので力技で勝ちをもぎ取ったような。
根本的な部分で、これまでの県勢の弱点を克服出来ていない気がするんです
よね・・・。
長打無しでもしっかり送ってしっかり走ってしぶとく得点して勝ったのなら大喜び
するところなんですけどね・・・、甲子園で勝ってもあまり感慨が湧かないって
初めてだなぁ。

・・・とまぁ、私の個人的な野球観云々は横に置いて、日本文理高校夏の初
勝利、改めましておめでとうございます!
次は大会第10日目(8月19日)、ベスト8をかけて石川県代表・日本航空石川
と対戦です。
日航石は本日第二試合で延長12回を勝ち抜いた、粘りのあるしぶといチーム。
石川県勢はセンバツをかけての秋甲信越大会で県勢最大の壁として立ちはだ
かっており、次の試合で勝ち抜く事はベスト8進出と来春センバツへの展望と
いう二重の大きな意味があります。
今度はバントもきっちり決めて、心配性で敗北思想に染まりきったおぢさんも
溜飲を下げる勝ち方を大いに期待する次第です!

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