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2008年12月21日 (日)

加治駅(羽越本線)

本日の駅紹介は羽越本線・加治駅。

2017年2月12日記、大幅リニューアルを実施しました。

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新潟県新発田市に所在する無人駅で、開業は1914年(大正3年)6月12日。
羽越本線(当時は村上線と呼称)・新発田-中条間開通と同時の開業でした。
開業当時は北蒲原郡加治村の玄関駅であり、加治村はその後周辺村と合併して加治川村となり、2005年5月1日に新発田市に編入され、今日に至ります。
加治川村は旧加治村を中核として誕生したようで、その意味において当駅が旧加治川村の玄関駅と言えるのですけれど(朝の新潟方面快速が、村上-新発田間で特急停車駅以外では唯一当駅に停車するのはその名残りと申せましょうか)、旧加治川村役場は当駅と東隣の金塚駅との中間にあります。
人口集積においても重心となるべき地域が無く、加治川村発足以前の旧村にそれぞれ分散しているようにも見てとれますから、なかなか微妙なところではありますね・・・。

加治駅は2004年10月まで委託の有人駅で、当駅が通年で有人体制であった最後の年、2003年度の一日平均乗車人員はJR東日本によると318人。
当時の同社新潟支社県内有人86駅中62駅です。
この数字は羽越本線新潟県内区間の特急停車駅である府屋駅の約五割増で、比較的著名な弥彦線・弥彦駅やかつての急行列車の停車駅であった上越線・越後川口駅よりも多いのです。
額面的にはなかなかに侮れない利用状況だったのですけれど、土休日に何度か行ってみた限り、日中の一列車当たりの乗降は両手で数えられるレベル。
学生の通学需要に相当偏った利用実態のようですな。

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加治駅駅舎の様子、2004年10月撮影。
建築財産票によると、昭和58年12月の竣工。

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加治駅駅舎内部の様子、2013年3月撮影。
上の画像左側奥(自動券売機の向かい側)が旧窓口です。
トイレは下の画像左側奥にあり、当時は非水洗式でした。
当駅はホーム上に待合室はおろかベンチも無い代わりなのか、駅舎内のベンチが多いのが特徴。

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駅舎から跨線橋への通路、2013年3月撮影。

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加治駅跨線橋内部の様子、2013年3月撮影。
通路幅はローカル無人駅のそれよりもやや大きい感じ。
この構造の跨線橋だと窓は高所でさらに固定式だったりするのですけれど、当駅の場合は程好い高さに開閉可能な窓があります。
コレを見て俯瞰マニア歓喜の一瞬であります。

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跨線橋上から金塚駅方を見る、2013年3月撮影。
当駅の跨線橋は金塚方に偏って設置されています。
画像左側の本線の横に横取り線が見えます。

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同じく新発田駅方を見る、2013年3月撮影。
画像左手の駅構外にある上屋は駐輪場です。

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新発田駅方から見た加治駅構内の様子、2013年3月撮影。
当駅のホームは幅広の島式ホームですが、非常にのっぺりした印象で正直あまり画にはなりませんです・・・。

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ホーム端から新発田駅方を見る、2013年3月撮影。

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加治駅構内中枢部の様子、2013年3月撮影。
上屋は跨線橋出入り口に架かる部分だけです。
前述したようにホーム上にはベンチが皆無なので、ここで列車撮影をする時はそれなりの忍耐を必要とします。
駅舎との間をいちいち往復するのはメンド臭いけれど、かといってここで待つのも疲れるのですよ。
お目当ての列車が来るまで立っているのは流石に疲れるので、仕方なく画像手前下の石に座ったりするのです。

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新潟方面乗り場から新発田駅方を見通す、2013年3月撮影。
不自然な空き地の広がり具合から見て、画像左側の線路がかつての貨物側線ではないかと思うのですが。
なお、当駅の貨物取扱は昭和47年9月に廃止されました。
羽越本線全線電化完成に伴う合理化施策の犠牲になったのです。

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村上方面乗り場から新発田駅方を見通す、2013年3月撮影。
ホーム上にこのような木が植えられているのは珍しいですな。
周辺も含め、これといった特徴の無い加治駅にとって唯一目を惹くところかもしれません。
しかし列車撮影の際には、この木が少々邪魔に感じるところでもあります。

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島式ホームの端から金塚駅方を見る、2013年3月撮影。

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金塚駅方の踏切から見た加治駅構内、2013年3月撮影。

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新発田駅方の陸橋上から俯瞰で見た加治駅構内の様子、2013年3月撮影。

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加治駅に停車中の115系電車新潟行、2013年3月撮影。
ホーム上の黄線は6両編成が収まる範囲を示しています。

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加治駅を出発して加速する115系電車新潟行、2013年6月撮影。

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加治駅を出発する115系電車村上行、2013年3月撮影。

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加治駅を出発して加速する湘南色115系電車村上行、2013年3月撮影。

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加治駅に停車中のE127系電車新潟行、2013年3月撮影。
E127系電車のこの界隈での撮影機会は、日中では1往復のみでした。

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加治駅構内に進入するキハ110系気動車坂町行、2013年6月撮影。
この車両もかつてのE127系電車同様に、この界隈での日中の撮影機会は限られていて、当駅を通過する快速「べにばな」を別にすれば、朝イチの新津発酒田行と夕方のこの列車のみです。
しかもこの列車は秋ともなれば日没間近、冬なら完全に日没後の時間帯なのです。

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加治駅を出発するキハ40系気動車酒田行、2013年3月撮影。
この界隈におけるキハ40系気動車の日中における撮影チャンスは、通年だと朝の鼠ヶ関発新津行と、午後のこの列車(新津発酒田行)です。
この列車の後に上下各一本が走っていますが、季節によっては日没後になります。

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加治駅を通過する485系電車R編成の特急「いなほ」新潟行、2013年3月撮影。
近隣の平木田駅やかつての北陸本線・市振駅もそうなのですが、幅広の島式ホームを通過する列車撮影はどうにも疾走感が無いのですよ。
私の撮り方も悪いのでしょうけれど。

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列車を待つ暇を持て余して、よるべなくホーム上をウロついていたら進入してきたEF510形電気機関車牽引の下り貨物列車、2013年3月撮影。

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駅前通り(と呼んでよいのかどうか)から見た加治駅前の様子、2013年3月撮影。
ご覧のように駐車空間は広大で、子女の車での送迎も滞りなく行えます。
近年は田舎でも何かと物騒なので、自宅と駅の間を車で送迎という女子生徒が多いのです。
路線バスについては、約20年前の道路地図では当駅付近にバス路線の設定は無く、バス空白地域になっていました。
現在は新発田市のコミュニティバスが新発田市街から加治川を越えて設定されています。
便数は比較的多いのですが、ほとんどの便は加治駅の手前でより交通不便な南側の地域に向かいます。
まぁ最寄のバス停から当駅まではざっと800m程なので、多少の不便さはあっても鉄道補完ルートとして使えるでしょう。

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加治駅前通りの様子、2013年3月撮影。
駅周辺は集落になっていて、民家もそこそこに立ち並んではいますが、土日の
日中夕方と歩いてみた限りにおいて人気はあまり感じられません。
商店も駅周辺には存在せず、郵便局と駅村上側に建つ農業倉庫が目を引くのみ。
国道8号線は駅から直線距離で200mほどにありますけれど、道は直線ではなくやや入りくんでおりますので、順路を間違えると予想外に歩くことになり、少々焦ります。
国道は通行量は多いものの、商店の類は村上方面に向かって500m以上進んだ地点にあるコンビニ一軒のみです。
新発田方面に1km強進んで旧新発田市域に入ると、スーパーや信金が出店していますから、地域の方々の日常の買い物はそこで済ますのでしょう。
駅裏手は、新発田側が宅地になっているものの駅裏直近は民家が僅かにある程度。
そこを抜ければ日本海へ向かって北蒲原の田圃の海が広がります。

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