« 新潟交通電車線跡探訪その六・越後大野駅跡 | トップページ | 新潟交通電車線跡探訪その八・新大野駅跡 »

2008年1月24日 (木)

新潟交通電車線跡探訪その七・黒埼中学前駅跡

新潟交通電車線廃線跡探訪・第七回は黒埼中学前駅跡。
黒埼中学前駅は東関屋駅から6.5km、越後大野駅から0.5kmの地点にある無人駅で、現役当時は西蒲原郡黒埼町(現・新潟市西区)に所在していました。

旧黒埼町は面積が狭い事もあって学校数は少なく、小学校は4校、中学校は1校のみ。
その1校というのが黒埼中学校で、当駅は黒埼中学(当駅から0.3km弱)への広域通学の利便性向上の為に1982年(昭和57年)1月1日に開業しました。
実際には白根方面次駅の新大野駅(当駅から0.5km)からでも中学への距離は当駅からのそれとたいして違いはなく(新大野駅から黒埼中学まで0.5km弱)、その点ではあまり意味のない駅設置だなぁと思うのですが・・・。
それよりはむしろ、旧黒埼町中心街へのアクセスとしての意味合いが大きいように感じます。
旧黒埼町内の警察署や銀行、郵便局は当駅が最寄りだったのです。
昔読んだ本には黒埼町の要望、出資による駅設置とも、当時既に経営状況のよろしくなかった電車線の増収策の一環とも書かれていましたけれど、真相は果たして!?

黒埼中学前駅跡を初探索した2004年5月の時点では、待合室こそ撤去されていたものの、ホームもレールも架線柱も全て健在。

kurochuold01
越後大野駅方から見た黒埼中学前駅遠景。

kurochuold02
新大野駅方から見た黒埼中学前駅。

kurochuold03
周辺は宅地で、その只中にある停留所が黒埼中学前駅でした。

kurochuold04
電鉄線廃止から五年経っていますが、駅名標の枠もまだ残存しています。
撤去された待合室の基礎部分もはっきりわかります。

しかし2007年10月の再訪時には、ホームもレールも完全に撤去されてしまっていて、不自然な土盛りと周辺の変わらぬ家並みから、ようやくここが駅跡だと推定できる状況でした。

kurochu01

ホーム・レール共に完全撤去されているからには、廃線跡地の転用に何らかの結論が出たのでしょうか? 
廃線跡に沿った道路が学童の主要な通学路になっているようですし、道路拡幅と学童保護の為の歩行者専用道の設置あたりが妥当だと思われますけどね。

|

« 新潟交通電車線跡探訪その六・越後大野駅跡 | トップページ | 新潟交通電車線跡探訪その八・新大野駅跡 »

R008 新潟交通電車線廃線跡」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 新潟交通電車線跡探訪その六・越後大野駅跡 | トップページ | 新潟交通電車線跡探訪その八・新大野駅跡 »