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2007年2月18日 (日)

北越急行ほくほく線・大池いこいの森駅

本日の駅紹介は北越急行ほくほく線・大池いこいの森駅。

2016年6月19日、記事をリニューアルしました。

新潟県上越市に所在する無人駅で、開業は平成9年(1997年)3月22日。
開業当時の所在は中頸城郡頸城村で、同村は平成17年(2005年)元日付けで新潟県第三の都市・上越市に編入されて今日に至ります。

ここ大池いこいの森駅は、新潟県の景観100選に挙げられている「大池いこいの森」(大池・小池の二つの池をメインとした公園&キャンプ場)への玄関となる観光駅で、公園入り口のビジターセンターまで徒歩15分になっております。
ほくほく線の駅の中では美佐島駅と共に、通学や通院、用務といった日常生活や社会活動の為の利用を考慮していない立地であります。
それは実際の利用実態にも数字として表れていて、上越市統計年鑑によると平成19年度(2007年)の大池いこいの森駅年間乗車人員は6,583人。
単純計算すると一日平均約18人です。
近隣の諸駅はいずれも一日平均100人前後なので、当駅の利用の少なさは否が応でも目立ちます。

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大池いこいの森駅駅舎の様子、2006年9月撮影。
周辺の諸駅同様に、積雪対策で屋根の大きく切り立ったデザイン。
壁の茶系の配色はバンガローを想起させていて、大池いこいの森のキャンプ場のイメージとリンクしているようですな。
なおトイレは駅舎とは別棟にあり、この時点ではトイレの裏手がレンタサイクルの車庫になっていました。
このレンタサイクルは当駅と大池いこいの森ビジターセンター間までの利用に限定されていて、貸し出し時間は午前9時から午後5時までの間で、2時間以内に返却しなければなりません。
7~9月は毎日貸し出し、4~6月・10~11月は月曜及び祝日の翌日以外の日に貸し出しを行っていました。
台数は見たところ8台というところでしょうか、自転車の質はまずまずだと思います(少なくともボロの廃物再利用ではありません)。

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大池いこいの森駅待合室内部の様子、2013年10月撮影。
待合室の壁面はエメラルドグリーンで清涼感を持たせています。
飲料自販機が一台設置されていますが、当駅付近は文字通り何もないので非常に助かるのです。
夏場は視覚的・心理的にも涼やかに感じられて快適に過ごせそうなのですが・・・。
天井も高く、開放感たっぷり。
しかし梁には蜘蛛の巣が張り虫の死骸が引っ掛かっている有様。
ローカル線の改築駅舎では度々こうした天井の高さを見ますが、デザインやパッと見の美観だけしか考えず、何十年も使う上での清掃や保守の事をなおざりにしているように思います。
なお当駅には自動券売機は設置されておりません。
それだけ利用の少ない表れなのでしょう。

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待合室から階段を上がった、高架ホーム横の待合室、2006年9月撮影。
ほくほく定番の空間です。

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うらがわら駅方から見た大池いこいの森駅ホームの様子、2006年9月撮影。
二両分の有効長と一両分の上屋付きという、ほくほく線標準形です。

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ホーム端からうらがわら駅方を見る、2013年10月撮影。

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くびき駅方から見た大池いこいの森駅ホーム、2013年10月撮影。
高所恐怖症な私は、この貧弱そうな高架で大丈夫か!?とつい思ってしまいます。
勿論大丈夫に決まっているのですけれど、壁やガードが無い高架や鉄橋にはどうしても恐怖心を覚えてしまうのですよ。

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ホーム端からくびき駅方を見る、2006年9月撮影。
もう少し進めば頸城平野の広大な田圃の海に行き着きます。

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ホーム上から見た大池いこいの森駅付近の様子、2013年10月撮影。
駅周辺は見事なまでに人家無し、一面田圃の海、壮観です・・・!。
人気はありませんが決して打ち捨てられた土地ではなく、農耕地域として生き生きとしているこうしたロケーションの駅は新潟県内では珍しく、貴重です。

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大池いこいの森駅を出発したHK100形電車「ゆめぞら」号の越後湯沢行、2013年10月撮影。
当駅はほくほく線内で唯一、通過する普通列車がある駅です。

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大池いこいの森駅前の様子、2006年9月撮影。
駅前広場は路線バスが余裕で折り返せる広さで、車十数台分の駐車場もあります。
ここまで車で来て、のんびり歩きながら、またレンタサイクルで大池いこいの森まで行くのも悪くないかも。
この時はいこいの森でイベントがあり、駅前からシャトルバスが出ていました。
それなりに人を乗せたシャトルバスが行ってしまうと、ただ鳥の囀りと虫の鳴く音だけが支配するありのままの自然な空間に。

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駅前広場を出てほくほく線の高架をくぐって一枚、2006年9月撮影。
駅周辺を歩いて見ましたが、車に出会う事もなく、現地の農家の方々が農作業に勤しまれているのを散見するのみ。道すがらで歩行者の影を見る事すらありません。
まだいささか夏の名残りを感じる秋晴れの中、ぽわ~んとひとり佇む私の長い影・・・長閑です、時計の止まった光景です。
ただ、こうした良い意味での「生活感の無さ」が駅待合室のあの状態に関係していると思いますねぇ。
ほくほく線の各駅は大なり小なり、地域の方々が駅を守ろうと頑張っておられる姿勢を感じますが、当駅の場合、駅を守っていこうにもそのバックボーンが存在しないといっても過言ではなく、それならば当地の観光協会あたりが貴重な観光資産の玄関口としての当駅を守っていくのが本筋でしょう。
しかし、広域合併によってその辺の意識が希薄になっているのかなぁなんて心配を少々・・・。
頸城村時代なら地元の観光資産絡みという事で、もう少し大池いこいの森駅にも気を配っていたのかもしれませんが、広域合併後の上越市となると、旧町村の観光資源から派生する問題などは他人事のように捉えていてはいませんか?なんて生意気な事を言っちゃったりして(汗)。

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