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2006年8月23日 (水)

ゴッドシグマのエンディングテーマにピーが入りそうなのぉ

去る8月17日、宇宙好きの私にとって聞き逃せないニュースがっ!
それはチェコのプラハで開催中の国際天文学連合(IAU)総会で
16日、新たな惑星の定義の原案が示されたというもの。
→http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060817-00000000-san-soci

この惑星新定義原案がそのまま通れば、太陽系惑星の数は現在の9個
から12個へ(太陽系最大の小惑星ケレス・冥王星の衛星カロン・
海王星以遠天体の2003UB313が新たに惑星の仲間入り)拡大し、
太陽系辺境のカイパー・ベルト天体にも惑星候補が幾つか・・・だそう
ですが、コレは私のような天文の素人にとってもはなはだ???な事でして・・・。

私的には、「惑星」の定義として重要なのは「球形を成し且つ一定以上の
直径=a」と「一定範囲の軌道離心率(公転軌道の描く楕円の大小の目安と
なる数字、数字が大きければ近日点と遠日点の差がそれだけ大きい事・・・
軌道がいびつ)=b」と密かに思っておる次第ですが、今回の惑星候補の
それはというと・・・
ケレス→a=959.2km b=0.08
カロン→a=1186km b=不明(二重惑星系と言われる片割れの
冥王星のそれは0.2488
2003UB313→a=2400km? b=0.4416

一応の目安としての月の赤道直径は3474.8kmですので、今回の
3候補のそれは月の約3~7割。
軌道離心率は地球のそれが0.0167である事を踏まえて見てみると、
ケレス、カロンはギリギリ許容範囲かなぁ(水星のそれは0.2056と
いう事を考えると、離心率だけをとって見れば、ケレス・カロン(冥王星も)
が惑星として認められないなら水星はどーなんだい?と暴論がw)と思います
が・・・。
私的にはケレス・・・a=x b=△? カロン・・・a=X 
b=X? 2003UB313・・・a=X b=Xという事でしょうか。

月よりずっと小さな星が「惑星」で、いびつな軌道の星も「惑星」・・・
正直、冥王星だってちょっと調べれば、惑星と呼ぶにはちょっと抵抗あるか
なぁ~(以前のエントリーで書いた感傷的な面はありますが)と思って
いるのに、それをさらに上回る不自然さ全開の今回の3候補を、「これからは
惑星と呼べ!」と言われても、違和感バリバリなのが実際のところ。
聞きかじったところでは、これまでに発見した惑星が冥王星のみのヤンキーさん
たちが、これから新発見されていくであろうカイパー・ベルト天体の大型種を
惑星認定される素地を作っておきたいからとかなんとか・・・。
宇宙開発、とりわけ深宇宙探査において一人勝ちの合衆国国民の発見した
惑星が冥王星一個っきりっていうのが気に喰わないからとかどーのこーのと・・・。
なんでも一等賞でないと気がすまないあの国のお国柄からすれば、そんな目論見
もアリなのかなぁ?

・・・とまぁ、こんな事を考えてエントリーしようかと準備を始めた矢先、
新たな展開がっ・・・惑星の数を増やすどころか、逆に冥王星を切って8個に
するという案が有力になったというニュース
→http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060823-00000004-yom-soci
ヤンキーさんたちにはとんだ藪蛇の顛末になりそうです(苦笑)。
しかし、もし冥王星を惑星から格下げすると、これからの無人探査機による
深宇宙探査にとって深刻な打撃になるのでは・・・?とちょっと心配。
惑星あるいは惑星候補を探査するのと、太陽系辺境の小惑星群探査とでは、
議会や世論の理解がまるで違ってくるでしょうし。
「惑星」という金看板を失ってしまっては、予算要求のインパクトも激落、
学術的な点から言えば非常に重要かつエキサイティングなイベントであっても、
「ない袖は振れない」と一蹴されちゃいそう・・・。
冥王星探査も、現在飛行中のニュー・ホライズンが最初で最後になるかも
しれないなぁ、星々の神秘に思いを馳せる私にはなんとも寂しい未来予測です。

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