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2006年3月21日 (火)

今日の野次暴論(WBCを終えて)

今日の野次暴論はWBCにおける日本の振る舞いについてです。

WBC決勝戦は10-6で日本がキューバに勝ち、WBC初代優勝国として、
その歴史に永遠に名を刻む事になりました。日本の勝利に酔いしれ、今夜は
祝い酒という人もいる事と思います。
だが、ちょっと待ってください。
今回の優勝が日本に本当に相応しい事であったのでしょうか。
優勝の栄冠を得るにふさわしい、世界に誇れる振る舞い方を日本は、
我々日本人は出来ていたのでしょうか。
我々は、ともすれば勝利の熱狂に浮かれ気味な頭を冷やして考える必要
があるようです。

日本チームの中心選手たちから度々聞こえてくる「日の丸の旗の下に」。
また「相手が三十年は日本に手は出せないなという感じで勝ちたい」などの
ナショナリスティックな発言の数々。そして韓国に敗れた事を「最大の屈辱」と
評する差別的言動。
このような発言や言動を、小泉政権発足以来の日本社会の右傾化傾向と
照らし合わせてみるとどうでしょうか。国粋主義という名の妖怪の影が再び
確実に日本を覆いつつあると感じるのは私だけではないのではないでしょうか。

今日の試合後、日本の選手もしくは関係者はマウンド上に日章旗を置いて
いました。
先日の日韓戦で勝利した韓国選手が大極旗をマウンドに立てた映像は、
世界中の人たちに大きな、そして爽やかな感動を与えてくれましたが、今日の
我々の同胞の行いはそれと比べてどうだったでしょうか。
米国領土は我が領土と言わんばかりの日本人の態度に、かつて日本の
侵略に追われて米国に逃げ延びたアジアの人たちは、日本人が我々を殺し
にここまでやってきたと、恐怖に肌の粟立つ思いをしたのではないでしょうか。
また米国の人たちは、先の戦争中、日の丸を掲げてハワイやグアム、フィリピン
で無辜の市民に対して無差別大量虐殺を繰り返した悪逆非道な日本兵の姿と
日本選手を重ね合わせ、怒りと悲しみにその身を震わせたのではないでしょうか。
米国人の審判員ボブ・デーヴィットソン氏に対する日本人の誹謗中傷も、世界
のルールに従おうとせず、過去の歴史の反省と謝罪も頑なに拒絶する傲慢な
日本の今の姿と重なって見えてはこないでしょうか。
スポーツという娯楽を利用して、無意識のうちに肥大化する国粋主義という名の妖怪。
我々は常に警戒し、自戒していかなければなりません。

最後に、日本人には古来より「謙譲の美徳」がありました。しかし小泉政権下で
の「改革」は我々日本人のこうした世界に誇る品性まで変えていきつつあるようです。
わずか一つの勝ちに驕り高ぶり、韓国に二度までも完敗、大敗を喫しながらも、
ルールを盾に取って、心ある人たちの声を封殺して決勝の場に強引に割って
入った日本チーム。
本来の日本人の品性なら、ここで「韓国さん、私たちより強いあなたたちが決勝
に出るのが当然なのですよ」と、勝ちを譲ってあげて、快く決勝の桧舞台に送り
出してあげて当然なのですが、小泉改革下での弱肉強食のグローバリズムに
毒された心には、このような謙譲の精神は涸れ果ててしまっているようです。
関係者の記者会見でも、「韓国野球こそ真の世界一」という、世界野球界共通
の認識にして当然の言葉を、ついぞ聞く事は出来ませんでした。
大変残念な事であり、また日本人の品性がここまで堕ちていては、来るべき
「東アジア共同体」でも、日本はその席を捜すことができないかもしれないと
憂慮に耐えません。
東アジア共同体こそ、自分の事より他人の事を最優先で考えるという、
我々日本人の最大の美徳を遺憾なく発揮できる最適の場なのにです。
歪んだ強欲な自国益ではなく、まずアジアの人たちの幸せを何よりも考えて
行動する他国益優先の思考、これがこれからの日本にとっていかに大事な事
なのか、今回の日本の振る舞いを反面教師として、我々は襟をただし、常に
反省と謝罪の心を持ち続けなければならないと痛感した、今回のWBCでした。
今日はこんなところです。

え~、売国キャスターの電波な御説を拝聴したところで、ようやく本題に入ります。
我らが日本チーム、キューバを倒して世界一の栄冠! おめでとうございます!!
初回、いきなりの大量得点に小躍りした私でしたが、
7回と9回、特に7回の2点は、こちらのミスに端を発した失点で、もう手に汗
握って、なんとか追撃かわしてくれと天に祈る気分でした。
こちらは相手投手の独り相撲(四&死球)、あちらはこちらのミスにつけこんで
の得点。
ガチンコな打ち合いとして見ると、2点程度の差なんだよね~。
キューバ選手の捉えた打球はやっぱり迫力あったよ・・・。
これが二次リーグ戦での対戦だったら、相手投手が緊張でリズムを崩す事も
なかっただろうし、相当競った試合になっていたのではと感じました。

昨年、開催が決まった時には、「シーズンイン直前だし、選手もあまり気乗り
しなくてパッとしないんじゃないかなぁ・・・」と斜に構えていた私。
しかしやはり自国の野球文化を背負って戦う国際試合は燃えましたなぁ~。
しかしシーズン前からこれだけ燃える試合を見せつけられると、シーズンは
すごく退屈で物足りなさが残りそう・・・。
サッカーでW杯に熱狂しても、国内リーグに関心がない人たちの気持ちが
少しは理解できたような。
W杯予選や本選でのギリギリの息詰まる勝負を見た後にJリーグを観戦して
も、物足りなさは否めないでしょうからね・・・。
マスゴミでは「野球人気再燃」って言ってるけど、実際は、国内リーグ戦には
はなはだ面白くない逆風になりそうで・・・。

私とゆーか新潟県民にとっては野球はもう一つの大一番、我が県の日本
文理高校が春のセンバツ4日目(3/26)の第一試合、群馬県の高崎商業
と対戦します。こちらは県民悲願のセンバツ初勝利を賭けての戦いです!
シビれる好ゲームを期待してます、頑張って!

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コメント

おひさです。
女子プロの中継の右上の音無し画像みていたもので、つい書きたくなりました。
私は暇なんで試合みてたのですが、管理人さんはニュースでしか試合見てなかったような、韓国はアップアップでしたよ。試合で120%の実力を出し切った感じでした。日本の王監督が予選リーグで選手や選手を出してくれた球団に気を使って、思い通りの采配をふるえなかったのと好対照でした。
ボブはボークのボブと呼ばれていたったのもしってます。米国戦2番手の清水でしたっけ、強速球でアメリカ一の年俸のAロットでしたっけ、三振に切って取った直後にボブのボークの注意。動揺して四球とホームランで2点でしたよね。実際はこっちの方がでかいんですが、報道はされません。
韓国発言もそうです。
コメントはフィルターの通っていないものを見てからつけたほうがいいですよ。
フィルターを通したものばかり見ていると、洗脳されちゃいますよ。占領軍の日本非武装計画にはかなり影響されてしまっているご様子ですが。

投稿: ヨ-コ | 2006年4月 3日 (月) 16時04分

>フィルターを通したものばかり見ていると、洗脳されちゃいますよ。
占領軍の日本非武装計画にはかなり影響されてしまっているご様子ですが。

あなたが以前のコメントでこう書いていらっしゃいますが・・・
>日本がどこから攻め込まれるというのでしょう?
唯一は例の国ですが、それなら自衛隊の方が強いです。サッカーのランキングより、自衛隊の方が国際的に実力上でしょう。
戦争する相手がいなくなって、アメリカでさえテロが戦争なんだってこじつけてる時代で、今の自衛隊の単独の力以上に軍事力を強化は意味ないんじゃないですか?
その上、強化した軍事力はアメリカのためだけに使われ、日本のためには使われるわけないんですから。

あなたは日本に軍事的脅威を与える国は存在しないとお考えのようですが、私からすれば、あなたの方こそ、「占領軍の日本非武装計画にはかなり影響されてしまっているご様子」に見えるのですが? 
売国一途のサヨク政治家や文化人と、思考のパターンが酷似しているといったら言い過ぎでしょうか。

また、あなたのおっしゃる「フィルター」って
なんですか?
多分、web上で入手するソースやらなにやらは、
ネット右翼や嫌韓厨のフィルターがかかっていて
信用できないとおっしゃるのでしょうかね。
私は学生時代の段階で「お前のような奴がいる
から戦争が起きるんだ!」と、チュチェ思想の
熱烈な信奉者や日本の共産化を夢見る(共産主義
国家の軍隊は解放者なんだそうで)同窓のお歴々に言われていた人間ですので、いまさらフィルターも洗脳もクソもありません。

投稿: みさっち | 2006年4月 3日 (月) 22時33分

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